SSブログ
前の10件 | -

またもや泣き空3連休 [隠れ家の抽斗]



005-1.JPG


肌を刺すような冷雨と風でぶるぶるさせられた金曜日に脱出を図ったものの
ついに山荘までその強さを緩めなかった雨、きっと関東一円同じ雨雲に覆われていたのでしょう
車の温度計はいとも簡単に一桁台となってガレージから部屋へ荷物を運び入れるのもまたまたブルブル
一目散に床暖房のスイッチへ駆け寄りオール・オン、昼間は節約運転ですが一日中点けっぱなしです


006-1.JPG


天気のせいは大アリでいつもの3連休前日に比べ車は少なめ、でも人気店はここぞとばかりジモティで活況
滑り込みセーフで席を予約して横浜中華とはちょっと違う軽井沢チャイニーズで食欲全開となりました
やや満腹状態の就寝だったので翌朝は妻と朝一散歩で一足以上早い周辺の秋を探しに出かけました
山荘のドウダンつつじが既に色付き始め落ち葉の色にもしっかり赤いものが混じっています


004-1.JPG





003-1.JPG


3連休初日の土曜日は在庫切れになってきた日用品の補充と食料品の買出しに朝から出動しますが
駐車場に入り込んだ途端に連休の荒波が襲寄せてきて結局端っこのスペースにようやく駐車のあり様です
野菜・果物と食肉コーナーが特に賑わう店内で当たり前のようにレジには長蛇の行列発生でした
地元民や別荘民に混じり観光客の姿を大勢見かけるようになったスーパーの品揃えは軽井沢スペシャルだとか


小諸や長野市内の系列店にはそんなもの売ってませんよと軽井沢店の様子でOLの友人たちと盛り上がり
シャトーブリオンが当たり前のように陳列棚に並んでる様子は信じられないという感想でした
これと言った観光資源があるわけでもない軽井沢の魅力は自然と独特な空気感そしてなんと言っても食べ物
この日の昼食はピザとパスタ、夕食は兄貴ガッツだぜ卵のあのダイニング居酒屋と駒は豊富な町内です


014-1.JPG


陽が落ちてようやく長雨もあがってちょっと幻想的な夜空となってきました
駐車場の隊列に並ぶことがなくスペースもふんだんにあるこの時間帯のアウトレット(OL) です
両手に大きな紙袋をぶら下げた訪問客を沢山見かけこの地の消費活動に陰り無しと実感でした
間違いなく軽井沢人気に一役買っているOLを夕食前の腹ごなしにと小一時間ほど歩き回ってみました


012-1.JPG





011-1.JPG


モール内はハロウィン一色となってトリック・オァ・トリート
ジャックオーランタンの不気味さがこの日の月夜の中でひときわ目立った存在でした
明けて本日日曜日、朝一散歩の後は山荘の冬支度とばかり電化製品と寝具の冬バージョンへの入れ替えです
次回訪問予定は11月中旬となり紅葉は落葉となり空気はいよいよ長く厳しい冬バージョンへと変わります


nice!(25)  コメント(8) 
共通テーマ:blog

秋映てきた朝晩 [多事の抽斗]



001-1.JPG


日本のプロ野球もいよいよ大詰めを迎え全日程が終了しようとしています
既に優勝チームが決定しているセ・リーグはさて置きパ・リーグは最後まで目が離せません
ご当地横浜スタジアムではジャイアンツを迎えた最終2連戦が行なわれる今週末
CS出場を賭け崖っぷちのジャイアンツ、いったいどのような結末を迎えることでしょうか


秋と言えば忘れてはいけないのがラグビーシーズンの到来
今宵ジャパンは秩父宮にオーストラリアA代表を迎えてのナイター試合、ライブ観戦が楽しみです
今月最終土曜日にはあのNZオールブラックスがやってきてのテストマッチも控えています
競争激しい観戦チケットの応募結果が待ち遠しく2019のあの興奮よもう一度、祈ることにしましょう






術後早や5ヶ月が過ぎ通院間隔は1ヶ月となって病院生活が昔話のような感覚になってきました
往復電車通勤の回数がかなり増えたので定期券をしっかり購入して病気前の生活に近づいて来たようです
左腕や左脚指それと顔面と舌の後遺症には毎日悪戦苦闘してますがだいぶ慣れも入ってきた様子
上を見上げることが困難で暫くの間切れたまま放置していた天井のランプの交換ができるようになりました


008-1.JPG


伸縮自在の秘密兵器を使用しますがこれがなかなか扱い難なんです
ランプを外すのはいとも簡単、それを2階の妻が先端のラバーに新しいランプと交換していざ!
ソケットに一発でハメるためには呼吸を止めながらのポール操作が必須となります
手元で手応えを感じたらすかさずポールをクルクルと回してランプをソケットに装着して終了です


ランプ交換をいちいち電気屋さんに頼んでいてはさあ大変とばかりこの秘密兵器を購入
ホテルなんかで使っているプロ仕様でお値段もそれなりでしたが長い目で見ればコスパは充分発揮します
その内手元がおぼつかなくなってきた時は潔く代替わりを申し出ることにいたしましょう
一寸ブランクはできてしまったものの一発必中の腕前はまだまだ健在だったのでホッと一安心でした





台風の大雨に見舞われたお彼岸の先週末、大阪でのおおきに・ありがとう墓参りを決行してきました
お墓に着いた途端の大雨にもめげず掃除と花と線香はびしょ濡れになりながらもしっかりと
さすがに長居はできなかったのでキリのいいところで引き揚げると駅に着く頃には小降りとなってました
私の生還と訪問を特に喜んでくれたであろう両親の涙雨だったのかなとは勝手な解釈でした


術後に直ぐ上の姉がくれたメッセージに2番目の姉と時期を同じにしてした体験のはしりが書かれてました
その詳細を聞くのも目的のひとつと翌日は姉達家族へのお礼訪問となりあっという間の大阪滞在でした
二人の話に関連してそうなちょっと不思議な体験を妻と二人この旅でしたこともあってか
スピリチュアルな世界もまんざら無きにしも非ずかと、益々しっかり生きていこうと決心した旅となりました


nice!(25)  コメント(8) 
共通テーマ:blog

秋はもう [隠れ家の抽斗]



001-1.JPG


途中雨脚が酷くなる中のドライブ、短い週末の山荘滞在にやって来ました
旧軽井沢のとあるホテルで開催されるトークショーを拝聴したいという妻のリクエストです
しとしと雨の町内の温度計は17℃、行き交う車は前回よりもかなり少なくなったようで
来たる連チャン3連休前のある種不気味な静けささえ感じられてきます


とは言うものの道すがらの人気スポットやレストランの駐車場は満車状態となって恐るべし軽井沢
町への入り口にこの2月にオープンしたホテル内のイタリアン・レストランの予約は20時
いつものスーパーで買出しして一旦山荘で荷解きし一服してから再び町へ向かいます
ホテル散策の後大きな吹き抜けのダイニングエリアへいざ、この機にアルコールはついに解禁か!?


004-1.JPG


雨のせいかもしれないけれど朝晩の空気は身体をブルわせるには充分なくらいの冷たさです
就寝はもちろん薄手の羽毛布団に包まっていないと大変なことになってしまいますから要注意
地球温暖化か騒がれる中でも軽井沢の夏はやっぱりひと月足らずでお終いなのです
目を疑いましたがホテルのモミジがスポットライトを浴びてほんのり赤くなっていたようでした


移植した左脚の腓骨の一部はどうやらスクスクと新しいポジションで成長しているらしく
食べる物の制限がどんどんと外れていくようで妻との外食もこうして楽しめるまでになりました
本格的復帰はまだまだ先の話となりますがインプラントが保険治療可能と分かった今
主治医がやけに前向きだったなのがようやく理解できたので手術への期待は膨らむばかりです


009-1.JPG


日付が変わった本日の軽井沢は午後から本格的に降り始め肌寒い一日となりました
妻を待つ間久し振りに旧軽散策で画像入手を企んでいたのにコーヒーショップで足止めです
それにしても雨にもメゲズ傘をさして大勢の観光客が本通りを行き来して
究極は車窓に入り込んでくる通りの終点にあるロータリー周辺に発生していた大雑踏でした


コロナどこ吹く風、もはや人々の表情には恐怖のひとかけらも見当たらないようです
4回目摂取の書類が届いていますがさてどうしたものかと現在思案中です
3回目が手術前の接種でしたから今回はしっかり主治医と相談の上決めるべきなのでしょう
秋の到来を待たずして食欲は全開、体力と気力維持増強が引き続きの課題です


nice!(26)  コメント(8) 
共通テーマ:blog

筆者初顔出し!? [健康の抽斗]



003-1.JPG


まだまだ暑い日が続きコロナも全く出口の分からいない状況となる中で
再発の第一関門である術後3か月の検査を無事通過して
悠々自適に山荘ライフを満喫しているところです
と、書き出す予定だった久し振りの更新記事


片道ではありますが電車通勤も板についてきた汗かきかきの毎日出勤
これもリハビリと思えば何のその、涼しい事務所にいた方がましなのだと言い聞かせます
先日検査結果を聞きに外来受診の際、主治医からお願いしていたアレをいただいてきました
ということで、今日は本邦初公開、初顔だしで記事の進行をしてまいります





005-1.JPG


今回の一件のランドマークにしたかったので前からお願いしていた私の頭蓋と腓骨の模型
そして遠巻きながら応援してくれた姉達に会う時、分かりやすく事態を解説するにはこれが一番と
撮影したショットのお裾分けという事で正真正銘私の現在の3D頭蓋モデルを公開します
各種画像をもとに作成されたこの3Dモデル、存命中になかなか見れる代物ではないですね


さて、今回私が罹患した病は上の写真の通り左下顎の骨が癌に侵され溶けてしまうというものです
通常奥歯が乗っかっているレベルからかなり大きく凹んでしまっているのがよく分かります
そこで手術によりがんに侵された部位を中心に安全地帯と思われる部位までを切除しました


009-1.JPG


左側の凸凹した部分は癌に侵された歯肉で底の溝は神経の通り道、これがすっかりやられています
一番奥の歯も申し訳程度に刺さっているだけで昨年9月辺りから使う事はできていなかったようです


010-1.JPG


切除後はご覧の通りでこの欠けた部分に左脚の腓骨皮弁手術を施し再生の礎とします
骨の一部を動・静脈、筋肉、そして皮膚と共に移植する顕微鏡手術です


007-1.JPG


008-1.JPG


左側が外側のくるぶし、右側は膝の外側にあるゴリゴリした部分です
あまり馴染みのない骨ではありますが自重の1/6を支えているそうです
切除した腓骨を欠損した左下顎へ移植すべく手術中に入念な加工が施されます


当初移植した歯肉に相当する部分は白っぽく実に沢山の縫合糸で縫い付けられていましたが
現在大半の糸は溶解して無くなり皮膚もピンクがかったふくらはぎ色となって
大きく凹んで骨の繋がっていないふくらはぎの代償は順調に新しい組織へと生まれ変わりつつあります


006-1.JPG


写真にはありませんが移植した骨は両端にて2本のチタンベルトによって固定されており
接合部分は問題なく順調に再生されてきているという事です
論より証拠で段々と普段通りの食事が可能となりそのおかげで体重が3㎏程戻りました


このまま移植した骨の育成が再生された歯肉を元のレベルへと戻すことができた暁には
失われた歯の再生、つまりはインプラントの施術となるようですが
あくもまでも癌の再発がないという前提条件付きなのでまだまだ気は抜けません


外来診療と検査の間隔が徐々に長くなっていき、なんとアルコール摂取の許可も出ています
本物のビールと解禁祝用のシャンパンを購入し殆ど手つかずのワインたちに合流させたものの
さあ飲むぞという気分には未だなぜだか怖くてなれないチキン状態が続く毎日なのです


一億総歯科検診を目指そうという国の試みは大賛成です
健康診断には含まれない項目ですからあくまでも自主性に任せるしかないのが現状です
毎日歯は磨いても口の中をじっくり観察することはありません
信頼できる歯医者さんだらけとなって皆が安心して受診できる体制が整う事を願うばかりです


nice!(23)  コメント(8) 
共通テーマ:blog

疑似体験 [続・独り言の抽斗]

P1000095-3.JPG


手術後ICUで目を覚まし、せん妄テストに合格(恐らく)した後最初にやったのが現状チェック
まずは視界の範ちゅうにある楽勝の左足から始めて徐々に圏外の頭部まで手で触れるところはすべて
少々時間はかかったものの自分の身体ががんじがらめの状態であることは容易に理解できました
そして今さらの確認でしたが自前の下着はどこかへ行き、代わりにしっかりとオシメが装着されてました


生まれて二度目のオシメ生活、さていつまで続くんだろうかと考えると色んな心配事が湧き出てきます
自歩行トイレは不可なので小の排泄は装着されたチューブで、そして大はオシメの選択肢しかありません
水分は勿論の事、栄養摂取は点滴からのみですから暫く大の心配は無かろうという安易な考えしかなく
1週間はこの状態が続くであろうという予想の下、それくらいの便秘は致し方ないものだと妙なコミット


無理くりの一般病室移動した3日目からは水分と栄養補給は鼻からチューブでに切り替わりました
点滴材同様プラバッグに入った正体不明の液体でパンケーキに似た香りがするのだということでした
朝昼晩同じものが容赦なく鼻からチューブで挿入されるもののたかが液体、腹に溜まる感は全くないのです
ですからこれが腸内で固形化していくなんて誰が想像できたでしょうかと6日目まではまだまだ余裕でした


P1000101-1.JPG


4日目くらいからでしょうか、ガスの放出が時々あったので胃腸は順調に働いてくれていると安心でした
匂いはというと全く感じなかったので後から考えると室内は相当なものだったんだなと苦笑モノです
7日目の朝辺りから下っ腹の張りが強くなりガスの出力はどんどんパワーアップしていくばかりです
毎度便通の確認をする先生や看護師さん達の心配レベルは鰻登りでさすがの私も不安が募ってきます


寝ながら排泄なんてそんな容易いものでないことは経験してみないと分からないとつくづく実感しながら
この日はどうやったら上手く行くのかのシュミレーションに明け暮れたのちその晩覚悟を決めたのでした
就寝前に液状の下剤を多めに服用する許可を貰っていざ鎌倉、決戦のゆくえや如何に?
8日目の昼食注入後にようやく効き目が出てきたのか急に下腹が痛くなってきますが「蓋」は強固なのです


P1000102-2.JPG


結局開栓はベテラン看護師さんの指に委ねられたものの計6回にわたる格闘の末8日分の処理は無事終了
担当の看護師さん達には大変な迷惑をかけてしまいましたが久し振りで味わう爽快感はたまりません
うら若き乙女の眼前にも露わな姿を曝す恥じらいなど何処かへ素っ飛び悟りを啓く機会でもありました
バッチリ掴んだ寝ながら排泄のコツは翌日から早速効果を発揮し自力トイレまで快適な毎日となりました


今回はリハビリパンツも着用したりで介護の世界を垣間見るという貴重な体験となったわけです
病気のためと割り切ることはできたのですがこれが未来永劫天国へ召されるまで続くとなると話は別です
以前から妻とは要介護者になって周りに迷惑をかけながら生きていたくはないなと話してきましたが
今回の入院生活で改めてその思いが強固となり明らかに死生観まで変化していくのでした


nice!(23)  コメント(6) 
共通テーマ:blog

3Dの威力 [続・独り言の抽斗]



001-1.JPG


それにしても毎日容赦なく襲いかかってくる猛暑の嵐は病み上がりには堪えます
日中家にいると熱中症になること間違いなしなので会社に避難した方が安心とばかり
極力出勤するように心掛けており月も変わったと言う事でギアをアップさせて行きたいところです


手術後2ヶ月、退院後1ヶ月が無事経過し現在のところ特に目立った異常はなさそうです
傷口に専用の保護テープを貼り付ける作業が只今朝の日課となっておりこれが結構面倒なのですが
効果の程はなかなかのもので傷口の色が徐々に薄くなっていくのがよく分かります
難を言えばこの暑さでテープかぶれなるものが少々発生しており妙な痒みと闘っています


ところで通常、手術をする前に医師からその説明を受けるのは勿論のことで
その際レントゲンやCT画像をもとにここをこういう風にしてみたいな解説がなされ
医師との間でQ&Aコーナーがあって患者は少しでも不安を取り除こうと努力します
私の場合、今回珍しい体験をし同席した妻も手術内容がかなり理解できたという術前のお話です


物事を分かりやすくするためのツールが2DのレントゲンやCT画像ではなくなんと3Dの縮小模型です
私のシャレコウベが下顎の患部の状態まで忠実に再現されそれをもとに医師から説明を受けるのです
ここからこういう風に切除してここはこうなって、という主治医(執刀医)の説明が理解しやすいのです
歯の形や並び癌で侵された顎骨の部分まで忠実に再現されているため術後の姿が容易に想像できます


移植に使用した腓骨も然りでレントゲン画像をもとに左右両足分が忠実に再現されており
それをもとに皮膚や血管の状態と共に使用する脚を最終決定するという算段となっていきます
素人目から見ても明らかに左脚の方が太いのがわかり他に問題もなかったので決定の運びです
レプリカではあるものの自分の身体の一部の骨を手に取って眺めるという体験はなかなかできません


そこで口腔内ケアの際担当の歯科衛生士さんとの雑談で3Dモデルの使用後の処理を聞いてみました
どうやらしかるべき期間を経て廃棄されているとのことなのでそれならお譲り頂けないだろうかと
素朴な疑問をぶつけたところそれいいねと笑顔の賛同を頂戴したのでその内主治医にお願いしてみます
大変かつ希少な体験の証として自宅に永久保存してよろしいと妻の許可も取り付けました


nice!(21)  コメント(8) 
共通テーマ:blog

変化を愉しむ [続・独り言の抽斗]



005-1.JPG


山荘のリビングでまどろんでいると時折珍客が遊びにやって来ます
如何なる昆虫たちとも仲良くなるというのが山荘生活の鉄則であり必須条件の一つでもあります
ダイニングの窓辺りでスズメバチの羽音が聞こえても落ち着いて箒に絡め逃がしてやる勇気が必要です
山荘生活において殺生は原則禁止として綱吉公に倣う生活に浸る努力を惜しみません


ガーデニングという括りの自宅での庭弄りやベランダ弄りが紹介されて幾久しいのですが
地元のラジオ番組内で土弄りの事を「アーシング」と紹介していた吾人がいました
Earthingというスペルになるのでしょうか、確かに土弄りですから間違いはないようです
言ったもん勝ちよとばかり、私だってカルイザワってんだからね


何もしていない時は極力悪い方の脚を上げておくようにしてねと言われて退院したものの
仕事の最中や車に乗っている時などはなかなかそういう訳にはいかず疎かになりがちです
そうすると左脚の甲の辺りが少し浮腫んできてしまい家へ戻るなり慌ててソファで伸ばします
楽しめたもんじゃないこの変化ですが一生のお付き合いとなるのでしょうから仕方ありません


004-1.JPG


1年余り殺風景だった裏庭のオープンデッキをちょっと賑やかにしてみようという小道具たちです
本当は去年の夏前に届くはずだったガーデン家具はコロナのせいで山荘へやって来たのは昨年暮れでした
サビさびの代物は薪を焚いて愉しむ屋外暖房兼ピザも焼ける調理器具
耐候性鋼板、またの名をコールテン鋼と呼ばれる錆を愉しむ今玄人の間で人気急上昇の鉄板素材です


意匠に拘る建築家が建物のアクセントに使用することが流行りらしくその派生商品みたいなものです
鋼の表面に銅、ニッケル、クロムを添加して出来る錆が保護膜となって従来の錆から保護するという仕組み
見た目の好みがあるので使用は思案のしどころではありますが違いがお好きな方にはお勧めかも
写真には入ってませんがデッキの傍の軒下に同素材の組み立て式薪スタンドがスタンバイしてます


夏の町内の大混雑を避けるには定番のBBQにご登場願い山荘でゆったり食の時間を愉しむべきです
従来のBBQセットで専任の焼き方大臣がゲストと伴に食事ができないというデメリット解消のため
円卓の天板がそのまま鉄板に、中心の火種が網焼きに変身するという秘密兵器を間もなく導入します
来月私の慰問[?]にやって来るという義弟家族が最初のゲスト、森遊びの演出道具には充分でしょう


nice!(21)  コメント(8) 
共通テーマ:blog

これだね [旅の抽斗]



003-1.JPG


月火水と三連チャン出勤して木曜日から山荘へやって来ています
二ヵ月半で復活できるとは思ってもみませんでしたが身体が行こうぜと自然に足が向いたようです
不自由のない右脚が妻と半分ずつ交代の運転を可能にしてくれ旅行気分を味わせてくれます
日の出前の出発は都内走行もスムーズで見たことのなかった平日朝の町の風景が新鮮でした


小学生の登校時間と被り黄色や白のヘルメットの後ろ姿は可愛らしさ100倍です
かなりの距離の通学となるためさぞや健脚揃いは間違いなしで付き添いのお母さん達もどこか逞しい
短い期間ではあるもののそれなりに街道の風景に所々変化が見られ町の建設ラッシュは続きます
呼応するかのように緑色のボリュームは今がMaxとばかり町はフレッシュ酸素に満ち溢れています


001-1.JPG


早起きは三文の徳とはよく言ったもので初日は36時間位に感じられ用事の大部分を消化できました
いつものスーパーの買出しが至って快適で姉宛てにPB商品のお礼慰問箱を配送手配終了
翌日10時頃着いたよLineにはちょっとビックリでスムーズな物流は既に復活と確信しました
食べれる食材には限りアリですが見慣れたはずの陳列棚や冷蔵ケースがやけに新鮮そのものです


心配をかけた友人たちへの挨拶回りはちょっとしたサプライズとなったようです
痩せたカムフラージュはできませんがマスク着用効果は隠れた部分の隠蔽に寄与し正直助かります
どんな風になってしまったのか、もっぱらの心配はその辺りだったようで一様に安堵の表情でした
元気に生きていることの有難さと幸せを同時に再認識させてくれる瞬間でもありました


002-1.JPG


山荘を施工してくれた地元建築会社の担当者がお見舞いに訪ねてきてくれました
別荘建築のみならずホテルの建設は加速度的増加の一途で資材不足と重なり大変な状況だとか
建築価格は優に1.5倍になり土地の高騰と併せ軽井沢バブルは浅く賑やかに継続中です
人気エリアの売り物の在庫が底をついたらしく対象物件の高度がどんどん上がっていくようです


いい時に建てられましたよとほんとにその通りですと病の前に終えれたことも個人的には大きかった
移住者の増加も止まることはないというのも簡単に理解できその内その波に自分たちも乗っかるのかな
これまでの滞在とは全く別の意味を持ち始めた山荘ライフの重要性をしみじみと感じる今回の滞在
そろそろ着地点と再出発点の座標を決める時がきたのかなとあれこれ考えを巡らす贅沢な時が流れます


nice!(23)  コメント(10) 
共通テーマ:blog

二週間 [独り言の抽斗]



退院後ようやく二週間が過ぎようとしています
その間にある一定の生活リズムが出来上がり毎日規則正しく消化して行きます
家と病院、家と会社の至って簡素な助手席行動パターンの日々の連続です
そろそろ外の空気を目一杯吸い込んでみたくなる衝動に駆られ始めもしています


出社は月水金の週休4日でしかも仕事は午後2時までと決めてます
退院前の軟菜食摂取を継続しているため食事にはかなり気を使います
さすがに弁当持参というわけにはいかず経口食とバナナを携えての出社で昼を凌ぎ
なんとか一日分の必要カロリー摂取を維持して一日も早い体重増量に努めています


移植している部分を痛めないためにも温度差がある物を口にすることはNGです
すべてが常温となるまでお預けを喰らいフーフーするのもリハビリの一環となっています
口を大きく開けようとすると唇の左側が内側へ引っ張られてしまい思ったほど開かないことに
バナナをかじろうとして初めて気付きガブリとやれる日がまだまだ先なのだと打ちのめされます


栄養と鉄分不足は徐々に解消へ向かってますよと採血のたび主治医からそう伝えられ
癌とは程遠い項目が治療の中心の一部にいることへの妙な安心感さえある週一の外来診療です
前回の診察時に嚙み合わせ矯正用のねじ込みフックが取り外され口腔内の異物が全てなくなりました
これで顔面と喉の両左側に感覚が戻ってくれれば以前の状態へと戻れるのですがそうは行きません


感覚がない場所の髭剃りにもようやく慣れ出社日の朝に傷口ギリギリまで剃刀を使う事も出来ます
傷口保護のための専用テープ貼りは左脚共々毎朝シャワー後の一大作業となってます
梅雨寒で鳴りを潜めていますがこれから気温の上昇と共にテープかぶれとの闘いが待ち受けています
嚙み合わせ矯正のフックに専用超極小輪ゴムを毎食後引っ掛けることに比べれば何のことはありません


階段の昇降は手術した左脚足首にもう少し角度が付けられれば下りの克服も時間の問題です
ただ、足の血流が健常時の2/3以下となってしまい油断すると浮腫んでしまうのが玉にきずです
左腕が真横から上がり難い後遺症はわざと高い所に腕を伸ばす作業をすることで徐々に快方に向かい
来月からはと目指す電車通勤再開に向けあれやこれやと試みる毎日を送る退院後生活です


nice!(25)  コメント(8) 
共通テーマ:blog

地獄の沙汰も正気次第 [続・独り言の抽斗]



お見舞いでも滅多にご縁のない秘密の部屋と思しきICUで貴重な体験をしました
印象としては機械や機材が所狭しと並びけたたましい電子音が漏れ伝わる喧しくせわしない部屋
担当看護師長の事前レクチャーではとにかくやかましいから我慢してというものでしたが
実際は一人分のスペースがゆったりあり機材と言えば心電図、バイタル、サチュレーション用の例のやつ


気管切開してるので頭の後ろには吸引装置がスタンバイしてそのポンプの音が雨音の様で紛らわしい
頭は動かせず左足は膝までギブスシオーネ、首から2本左足から2本そして排尿の1本とチューブだらけ
おまけに術後の発熱で身体は火照ってなんだか息苦しくもありこれが何日間か続くのはほぼ地獄絵図
気切からは不定期にしかも頻繁に不純物を吸引してもらわないと生命にかかわってくるのでナースコール連発


意識だけは本当にしっかりしている私が本当に戦わなければいけない敵、実は伏兵の存在があったのです
目をつぶるとそこには4Kの総天然色で世にも不思議な光景が眼前に広がっていくことに気が付きます
地球上の風景では絶対有り得ない摩訶不思議な光景がスローモーションで展開していく中
右隣の空きベッドに手術を終えたばかりの患者が運ばれて来ていきなりせん妄防止チェックが入ります


名前は看護師さんが呼んでるのですぐ分かり次の本日の日付でさっそく引っかかってしまいます
それでも何度か繰り返す内に場所や生年月日はクリアするものの日付がどうしても引っ掛かってしまう
脳の手術を終えたばかりの様でなおさらこのテストはきちんとクリアしておかないといけません
正気でしかも覚醒しまくってる私の唯一自由な耳からこうした会話が一字一句鮮明に入ってきます


隣のオッチャンはテスト不合格につきなんと2時間おきに看護師さんから大声の追試を受ける羽目に
その内素っ頓狂な答えを繰り返すオッチャンと同じ順番でしかも大声で質問を繰り返す看護師さん
3回目あたりからいい加減我慢できなくなりますがいかんせん声を発することが出来ないので情けない
ジェスチャーだけでは通じずついに筆談用の紙とペンを要求し現状を訴えるも効果はなしの撃沈


一向に訪れない眠気と隣の今となっては騒音でしかない二人の会話と不思議で気持ち悪くもある幻想風景
だんだん自分が壊れていくのがしっかり実感できこのままでは大変なことになってしまう
そんな恐怖心が止めどなく沸き上がって来て目から大粒の涙さえこぼれ落ちて何とも情けない自分
とにかく気をしっかり保てと言い聞かし声には出ない知ってる歌を歌い続け何とか一夜を明かします


5歳年上のはずのオッチャンはいつのまにか6歳若くなって朝を迎えほどなく主治医がやってきました
祈るしぐさと眼差しでここから今すぐ出してくれオーラを発信しすると首を縦に何度も振ってくれ
病棟スタッフの全面的協力を得て私のICU脱出作戦がその日の午後決行させることになったのでした
大勢の方々に迷惑をかけてしまいましたが癌の上に気がふれたなんて洒落にもなりません


-- おかげさまで本日目出度く退院の運びとなり午後には我が家に戻れます --
今後は外来受診を通じて経過観察を行い再発モニターを行っていきます
失った歯の補填はおよそ2年後、患部の状況を見て最善の方法を取るという事です
口いっぱいに美味しいものを噛みしめることが出来るのはまだまだ先のようです


nice!(25)  コメント(10) 
共通テーマ:blog
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。