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町内ドライブ [旅の抽斗]




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期待できない空模様ではありましたが、先週土曜日から今週月曜日にかけ山荘滞在をしてきました
前回訪問の際、山荘入り口に植えてある12本のコニファの内の5本がどうやら枯れてしまいそうだったので
それが気掛かりでもあり覚悟の上の再訪でしたが、予想通り5本全部が召されてしまっていました
冬場に凍土化する軽井沢、昨シーズンは積雪が少なかったのでその期間が長かったのが原因ではとのこと


管理会社の担当者に歯抜ける部分への代替案の提示をお願いして取り敢えず一件落着です
枯れたと言えば玄関脇ウッドデッキ前の芝生も根付かずダメとなり、こちらはゆっくり考察することに
建築中に業者さんが冗談半分で裏庭に蒔いた洋芝の種が見事に育ち、こちらは青々すくすく育っているので
デッキ前に蒔いてみるのも一案なのか、タンポポ同様に逞しい洋芝の存在がクローズアップ現在です



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朝7時頃に自宅を出発して驚くほど空いていた首都高を経由し、10時には山荘に到着していました
土曜日の朝はどうやら穴らしく、翌月曜日に休みが取れるなら今後はこのパターンも悪くはありません
夜から雨の現地予報でしたから昼食を兼ね以前から気になっていた新しい施設を訪ねることにしました
18号バイパスの鳥井原交差点を少し東側へ入った所に今年3月オープンしたスポットです


CCCが運営するKaruizawa Commongrounds という森の中の複合施設
蔦屋中軽井沢店を中心にインターナショナルスクールまで併設されたちょっと玄人向きの場所です
観光気分で立ち寄ってしまうとネガティブな印象を受けてしまいそうなので敢えてこう表現しました
一寸人里離れた場所でリモートワークしたい、とにかく何もしないでボーっと過ごしてみたい
そんな人たちには町の中心から少し離れたこの場所は格好の隠れ蓑になるやもしれません



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これまであまり固有名詞を登場させなかった本ブログではありますが、今回は敢えてそうさせていただきます
というのも、行く末を案じての全く余計なお世話心から自然とこうなったようです
今では平日でも満車御礼のあのハルニレテラスでさえ、開業当初は数年集客に苦心していたくらいですから
軽井沢にあってもハード面でかなりハンディを背負ってしまっている現状を見ると応援したくなるのです



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我が山荘の設計・建築をお願いした地元建設会社がなんか造ってるぞという事もあってか
何とか頑張っていただきたい地元愛からもう一言付け加えさせていただきますと
メインの書店内にはカフェが併設されていたり、無料でデッキチェアの貸し出しもしていたりと
のんびり読書に勤しむの良し、ボケーっと景色を眺めるのも良し、そしてもちろんテレワークもです



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お蕎麦屋さんがあったり、デリカテッセンや有機ワイン屋さんもあったりと
食事目当てなら肩透かしを食らうのでしょうけど、森遊びを楽しむなら決して悪くはないかもしれません
このワイン屋さんでワンコイン500円の泡を試飲し、勝手に「森の立ち飲みワインバー」と名付けてきました
デリカテッセンからのテイクアウトと一緒なら充分贅沢なランチとなることでしょう



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店内唯一の500ml瓶だった国産ロゼの微泡を併設するショップで購入して早速晩御飯でいただきました
夕方になっても雨はどうにか持ち堪えていたので、妻運転で軽井沢町ミニ周遊ドライブに出かけます
山荘から国道146号線を草津方面へ上って行き、峰の茶屋がある4差路交差点を白糸の滝方面に入ります
途中には旧草軽鉄道・中軽井沢駅や万山望などがあり、白糸ハイランドウェイ⁽通行料500円)を経由します


道はガタガタですが鳥たちの囀りが鮮明に車内へと入り込み、緑深い酸素充満の美味しい環境です
17時ともなれば白糸の滝の人出も疎らとなり、フォトスポットを独占状態にできてしまいます
既にシャッターが下りた昔ならの土産物屋を後にし、有料道路の終点から旧軽三笠地区の杉並木を通過
旧軽銀座のロータリーをやり過ごし新軽プリンス通りを駅前で18号旧道へと入ってグルっと一周です



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軽井沢と取っ掛かり始めて早や四半世紀以上となりますが、本当に久し振りの白糸の滝見物でした
翌日曜日は終日シトシト雨模様、一般開放一番狙いで改装間もないトンボの湯に浸かってきました
綺麗になったサウナ入浴は一回12分のみ、あとは整いたい若者たちに見事占拠されあえなく内湯へ退散
山荘へ戻ってからは夜の居酒屋さんまでカウチと一体化して贅沢な時を過ごすのでした




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ようやく、です [独り言の抽斗]




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病床でこつこつ企て、退院後ひと月も経たない昨年の6月に発注した次期愛車
ついに上陸して点検・整備を受けながら登録の準備にかかっていると担当者から連絡があり
一年がかりの長~ぃお預けもいよいよ最終章へ突入し、最後のGS車とご対面の時が来たようです
半導体がダブつく様になってもこの有り様、ウクライナ情勢が多大な影響を及ぼしているということです


正式に注文し保証金を支払ってからなんと二度も値上げされ、購入前から価値が暴騰しました
幸い私の購入金額はプロテクトされるということで、追加請求は一切ないということです
型式も22年ではなく23年式になるので再販価格にも良い影響を与えてくれるでしょう
巷の評価・人気も上々とのことで、このままいくと再び良い投資案件となってくれそうです


六曜の大安は納車日に最適と、週末にかかれば予約で一杯になってしまうのは今も同じ様です
仏滅に抗がん剤治療をスタートし、手術まで受けた身としてはここはやはり逆張りで行くか?
そこはやっぱり車ということで、せめて友引の午前中にでもと物色すれば選択肢も拡がるというもの
そして、ひと昔前なら家のガレージで引渡しの運びとなるところですが、それも今は昔


こちらからディーラーへ出向いての納車式が当たり前となり、ひと手間増えてしまいました
レッカー車での納車なら対応できるとのことでしたが、事が大袈裟になるので低調にお断りしました
陸送中の事故等を考えれば至極当たり前な事で、8年前の話を持ち出した私に「喝!」
梅雨時の納車となってしまいますが、天気ばかりは運任せということでいきましょう




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決断の時が来たようです [独り言の抽斗]




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日本年金機構から重要書類在中という書簡が届きました
誕生日が近いので年金受給開始のタイミングを決めてくれと言うものです
そうです、例の繰上げ/繰下げどっちがお得かっていう運命の分かれ道を決めるやつです


参考までに心当たりの方々に意見拝聴をしたり、ネットでそれなりの情報を集めたりしました
そしてどうやら自分なりの結論に行き着いたんです
何歳でこの世からいなくなるか、それは誰も分からない事だから明快な答えはないってことに
だから、予定通り繰下げなしでいただくとにしようと思うのですが...ちょっと待てよと


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年金機構のHP上に必要事項を入力すれば色んなパターンで受給額をシュミレーションできます
老齢基礎年金や老齢厚生年金の各受給開始年齢の設定や、65歳以降の就労状況と月額予定収入などです
複数異なるパターンを作成すると、これらを数字とグラフで比較することもでき
何歳までならどのパターンが一番支給額が高いかということまで示してくれます


今後の就労条件を各プラン一定にし、両老齢年金の受給開始を各々65歳と70歳にしてみると
私の場合、84歳までなら65歳支給開始がお得だという判定がでました
では、仮にそれ以降長生きした場合はというと、70歳支給開始が逆転するという結果です
シュミレーションはなんと100歳までできるようになっており、時流には逆らえません


結論付けますと、いくらお得なプランを選択したとしても途中で逝ってしまえば、ということですね
逆にもし100歳まで全うするとなると、両者の支給額差はなんとウン百万円以上にもなってしまいます
介護する者の身になると選択は誤ってくれるなよ、ということになるのでしょうか
こればかりは神のみぞ知るの領域ですが、元気な状態で受給生活を送るという理想論も映えてきます

今の私にしてみれば84歳というのは実に微妙なボーダーラインです
日本男子の平均寿命は優に上回るから良しとできる傍ら、あと19年しか生きられないのかという焦燥感
大事を乗り越え生き長らえているのだから100歳まで生きてやるぞ、これが今の私の心境でもあります
だとすれば、やはり受給開始を70歳に繰下げるべきではないのか?


回答期限は今月31日

自分の健康状態と相談しながら毎年様子を見て決めることにするかな、という結論に至りそうです
なお、ご紹介した内容は現在も現役かつ所得が継続するという、あくまでも私自身のケースなので
環境が変わるその他のケースの方々には是非HPの機能を試していただければ幸いです


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そして、丸一年が過ぎました2 [独り言の抽斗]




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あの大手術からもう一年が過ぎました
普通に迎える二年ぶりのGWです
去年の手帳には入院生活の様子が事細かに記してあります
4月30日未明に切開した気管壁から大出血し、部屋で日にちまたぎの小手術もやりました
メーデーだから血が騒いだのか、否、立場が逆だからそれはないかな


日勤、準夜勤、夜勤、担当してくれた看護師さんの名前も極力分かる範囲で書き残しています
無理を承知で頼み込みICUを抜け出し一般病棟へ戻っていた私
GW期間中はただでさえ看護師さんの手が不足気味なのに、申し訳ないの一言に尽きます
その時交わした会話の一部がまだ頭の片隅に残っていて懐かしい
久し振りでナースステーションを訪ねてみようかな、コロナも5類になることだし


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あのお方が寛解宣言されたのだったら、私はもう既にそうなんでしょう
油断とかそういうのじゃなくこのまま今の生活を続けていく、それだけなんですよね
家の掃除と会社の神棚のお陰で90度しか上がらないと言われた左腕が、175度まで上がります
左脚拇趾と第二趾の巻き込みと左顔面や舌の麻痺に改善は見れず、どうやらこのままお付き合いです
たかがまだ一年、この先奇跡の扉が開くかもしれないなと、手のひらの上の鍵を時々探す自分です


言葉と匂いを失い看護師さんたちの訪問も激減して、たいそう退屈な思いをした昨年のGW
今年は町内の喧騒を避けつつ山荘で妻と二人のんびりやろうと決めています
行動しないといけない場合は陽がどっぷり暮れてからにしようと打ち合わせ済みです
それでも一度くらいは外食したいよねという事で、いつもの居酒屋さんにねじ込んでもらいました
木々が芽吹くとガラリと風景が変化する軽井沢、これもボケーとやる時の強い味方となります


あれから一年、今度はどんな一年にしょうか
思いを巡らせるにはたっぷりな時間と抜群の環境です
朝から庭いじりをしてらた散歩のワンちゃんたちがジャレついてきたり
日本野鳥の会?の皆さんが双眼鏡片手にうちの前でなにやら覗き込んでいたり
そんな牧歌的朝でGW初日はスタートしました



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軽井沢G7外相会議に寄せて [独り言の抽斗]




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偏西風の蛇行とやらで季節外れの雪が積もったり雹が降ったりと変な天気が続きます
冬の掛布団を片付けたことを一寸後悔するも残った毛布のおかげで寒さ凌ぎはできたようです
大事な会議を直前に控えているにもかかわらずまたもや警備の隙と穴をさらけ出してしまいました
来月に迫った広島サミットへの参加国首脳陣には身の引き締まる思いが過ったのではないでしょうか


それでも先頭グランクラスで軽井沢駅ホームに降り立った外相ご一行は車中からご機嫌旅ムードのご様子
町内全体に規制線が張られていたこともあり稚拙なテロへの対策は万全だったと思われます
それよりもVIPの集合ショットの背景に映る浅間山の頂上から吹き出る煙の方が不気味でなりません
何を隠そう噴火警戒レベル2発令中で、火山性地震の発生や山自体のマグマによる膨張が続いているとのこと


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先月訪ねた時にアウトレット駐車場で見かけた不気味で大きな亀裂が前触れだったのでしょうか
火山噴火と大雨土石流のハザードマップがあり、我が山荘は要注意のイエローゾーンに属しています
不動産取引の際には必ず重要事項として明記・口頭説明がされておりますから承知の上での購入でした
最初の固定資産税計算から1.5倍の評価となった2年目はそんなの関係ないとの証だったのでしょう


日本全国レベルで開催されていたG7各閣僚会議の中、協議内容とロケーションでスポットが当たります
空気と雰囲気が名物であって美味しい野菜は付け足しの土地柄、よってふるさと納税には未参加です
酒処長野それもお隣佐久市を差し置き、お国の超有名酒を大臣たちに振舞った林さん
負けずとも劣らぬ旨いのが揃っているんだから地方創生に一役買って欲しかったな


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自国大統領の本音トークの火消しに汗だくだったでしょうか仏外相、一枚岩ではなさそうなG7です
そんな一大イベントを無事終了させた軽井沢はいよいよ恐怖のGWへと突入していきます
特に行く当てもないGWですが家でボーっとするよりか山荘でのんびり過ごす方がいいだろうと
出動しますが、町内の移動はお天道様が隠れてから行なうのが火傷をせずに済みそうです


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周年・記念 [独り言の抽斗]



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決算の資料チェックが終了してあとは顧問税理士事務所の担当者の仕上げを待つのみとなる頃
GWの足音が鮮明に聞こえはじめ、今年も1/3が終わってしまうのだなといつものように実感します
入院の狭間で行った前期の決算成績を上回る結果となってとりあえず胸は撫で下ろしました
親は無くとも子は育つ、そんな心境の継続でもあったこの2期が終了して新たな期を迎えています


昭和の最後に就任して今年で36年目、役員改選の年でもあるのでこのまま18期目2年のお役目に突入です
物言う株主に引きずり降ろされる心配は皆無である反面、自ら降り時を決めるという難題に直面します
会長という領域には年齢的に下限で触れてはいるものの大会社じゃあるまいし、かなりの抵抗ありです
大事な相談にいつも乗ってくれる友人はこのまま手を抜きながら働き続けろと言うからまたややこしい


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最近とみに楽しさが増してきた週末アルコールタイム、妻と水入らずで今後の人生の楽しみ方を語らいます
この5月20日に結婚40周年を迎えるにあたり、久し振りで海外旅行がしたい気分ではありますが、BUT
本来ならRWCフランス大会がその役目を務めるはずだったのが、予知能力がキャンセルさせていたのでした
今年はもう一年体力と筋力回復に努めながら小旅行を楽しむべきかなというところです


40周年と言えば昨日朝のニュースや情報番組で氾濫していたTDLの話題
これまでTDLとTDS体験は一度ずつのみ、久し振りで行ってみるかと候補にあがっちゃいましたが、BUT
パレードや催し物が全面解禁で周年記念を盛り上げ、長年続く人気の秘訣を立証してみせているようです
そんなTDRではありますが舞浜での拡張はそろそろ限界とのこと、新たな分野への挑戦が始まっています


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5月20日と言えば成田空港が45年前の1978年に開港しました
その前年に羽田空港から夢多き青年は米国に向け飛び立ったのでしたが、帰りは成田空港となっていました
完全に国内専用空港となった羽田は国際空港と呼び続けられて違和感満載でしたが知らぬ間に復活でした
その傍ら伊丹空港は頑なに国際空港を名乗り続けているのが何だか痛々しい気もするのですが
なんのなんの、2年後の万博開催とIR承認を機に復活の狼煙をあげる??


で、5月20日と言えば私の誕生日でもありますが、軽く読み流してください
結婚記念日と紐付けされて一生忘れることができないような仕組みになっています
今年もどうやら元気に迎えることができそうで、格別な思いの感慨深い一日になりそうではあります
何せ昨年は一人寂しく病室で迎え、高カロリーのパック流動食が晩餐のメニューでしたからね


トレイに置かれたおめでとうカードとそれを見つけてくれた配膳担当のお兄ちゃんの祝福の一言
そして妻が差し入れてくれた犬が歌う演歌調の歌カードがなんとか花を添えてくれたのでした


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シロ [独り言の抽斗]




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ここ数日の強風には手を焼きましたがようやく収まりつつあるようです
山荘エリアで昨夜停電が発生したとのことで、早速管理会社がチェックしてくれ大事に至りませんでした
それにしてもなかなかすんなり暖かくなってくれないモドカシイ春の天気です
衣替えをしたいのですが本日もそうは問屋が卸しませんでした


先週末、雨の中朝から病院へ診察とPET検査の結果を聞きに行ってきました
結果は異常なしということでどうやら最初の一年の壁を越えられたみたいです
全ての癌を炙り出す能力はないPETですが、先月の人間ドックの結果と相まっての安心領域です
そうなると今後の展開が気になるところで、いよいよ新しい歯の話となっていきます


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移植した腓骨は順調に成長してはいるものの本来あるはずの厚みに達することはありません
では、どうやって歯を再生するのかというとインプラントという事になります
主治医はどうしてもあと30年は生きさせたいようで、それなりの施術法が頭の中にあるようです
ただ、不足している骨層を腸骨の骨髄移植で補うという選択肢はどうやら消えたみたいです


先月半ば山荘訪問した帰りSAで上州豚のスペシャルとんかつを食べてから右顎が痛むと訴える私
骨に異常はないから顎の筋肉痛だと痛む患部を触り当て、以後は自分でマッサージするとイイよとの事
そんな食生活を送る私には今さら時間と痛みを伴う新たな移植手術は必要なしということなのでしょう
半年後位には施術したいなという主治医の言葉は大変嬉しい反面、会話の中から一抹の不安も生まれました


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どうやら紹介元の大学附属病院の元主治医に差し戻して施術するような事を言い出すので
先生にやってもらう事は出来ないのかと即座に質問を投げたら、先方と相談してみますとのことでした
元気にしたらせっせと患者を紹介元へ返し社会復帰を早めるというのが基本方針の病院ですから
私ももはや癌患者扱いにはならないのかと、今後の治療展開から目が離せません


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日蔭坂460 [独り言の抽斗]





毎日利用してるスタジアム側改札口、たまにいつもとガラリと変わった雰囲気が漂うことがあります
早朝からやたら若い男子たちが群れを成し何かを待っているような光景が目に入ります
この男子たちは一体全体何者なのか? 彼らこそがコンサート会場設営を支える戦士たちなのです
しかし待てよ、もうすぐベイスターズの開幕戦が行われるはずなのになんで今なの?


答えはホームの壁に掲示されたポスターが教えてくれました
日向坂46 ひな誕祭


なるほど、いつもの通りセンターバックスクリーン横を通る際、開いた扉からフィールドが見えます
早朝にもかかわらず既にバックステージ部分が立ち上がり始めているところでした
警備員さん達の合間を縫ってフォークリフトが慌ただしく荷運びの出入りを繰り返しています
公園内でここぞとばかり整然と咲き乱れ始めたチューリップたちとは好対照の風景が展開します


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あおりを喰ったかどうかは分かりませんが、ベイスターズはなぜかアウェイでタイガースとの開幕戦
タイガースも高校野球で甲子園を追い出され、両者京セラドームでの対戦となりました
結果はご存じの通りで、後遺症なのかジャイアンツとの初戦を落とし4連敗中のベイスターズです
それにしてもセリーグ開幕戦のカード組み合わせがいつものルールと違っているようです


コンサート明けの翌日早朝、いつもと同じ静かなスタート月曜日のスタジアム
はて会場はどうなったかなと、再びバックスクリーン下の開いてる扉から中を覗いてみると
ビックリ仰天! すべて撤収されたフィールドに何とも大勢安全ヘルメットを被った人たちが集合状態
作業終了後に何かの点呼でもしてるのでしょうか、それにしても徹っちゃんお疲れさまでした


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出勤支度をしながら垣間見た朝の情報番組でコンサートの模様が紹介されており
彼女たちが歌い踊るステージの設定が意外と凝っていたのにはビックリして家を出てたので
あれが一夜のうちにこうも綺麗さっぱり片付けられていることが信じられないくらいでした
一体全体何人の人たちが作業に係わり彼女たちの晴れ舞台を陰で支えていたのか


勿論正確な人数ではありませんが、私は彼らを日陰坂460と命名した月曜の出勤途中のお話でした


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待ち遠しい [趣の抽斗]




化学療法時と手術時の退屈な入院生活の中で、結構遊び相手になってくれたノートPC
仕事のために持ち込んだのは言うまでもありませんが、長い一日の穴埋めに活躍してくれました
折角のTVは残念ながらベッド上で横向きにならないと観れない不便な位置取りとなり
点滴やドレイン・チューブに繋がれた不自由な身体には正面で向き合えるテーブル上のPCが友となります


そんな状況下で結構ハマっていたのが9年目に入った現愛車の代替候補探しでした
コンフィギュレーターという自分の一台を創り上げる機能をご存じでしょうか
車体色から始まりお気に入りの車種の内外装に変更やオプションを追加して好みに仕上げるものです
予算と睨めっこしながらああでもないこうでもないとやっていると時間が経つのが早いこと


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ディーラーを覘き願わくば試乗にこぎ着けてから購入を検討するというのが常套でありますが
いかんせんこのコロナ禍と半導体不足で新車がことごとくディーラーから消え去ってしまう異常事態
とは言うもののこれまで購入した車に試乗したことなど一度もない私、でも実物くらいは見てみたい
逸る気持ちにブレーキはかからず、普通に歩き回れるようになると同時に私仕様を発注しました


納車予定が当たり前のように1年後の同月と記された注文書にサインしたのが術後8週目でした
時代に逆行するかの如くこれが最後と迷わずガソリン車を選択しSDG’sからブレる私
E-carを自由に乗り回せるインフラ整備と燃料電池の性能が発展途上であると判断して
もうあと5年は最低待ってみようかと、その時には新車で絶対に乗ることができないとの判断でした



本日午前にPETCT検査を受け、来週末にはその結果を聞きがてらの診察があります
昨年受けた時とは全く違う精神状態で相変わらず一種独特な雰囲気の待合室にいる私でした
ここに来る人達は同類か又はその嫌疑をかけられた予備軍であるはず、仕方ないのかもしれません
万が一にもクロだという結果になったとしてもその対処に向けしっかりと前を向こうよ
先輩風を吹かせたくなってしまった、そんな土曜の朝でした


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実証実験 [趣の抽斗]




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「理論的には可能」なんて言われたら、よっしゃ!と実証してみたくなるのが人の常⁈知らんけどね
先週土曜日夜中に雨の中自宅を出発して一路山荘へと向かい4連休を味わいました
この日の現地の予報は雪だと知っていたので、トランクにはしっかりおニューの板とブーツを搭載
翌日曜日は早朝に山荘を出発し、4年半ぶりでの滑走を目論んでいざ志賀高原・横手山へ


そもそも最初の山荘を建てたのが信州と新潟を滑り倒すのが目的だった四半世紀前
最初の10年でその目標を達成した後はお気に入りの場所でのんびり大人のスキーを楽しむことに
経年と共に次第に滑走回数が減少してスキー熱が冷めかけていたところで山荘の引っ越し
主に旨い酒と肴を愛で、近隣散策で最低限の運動をこなすまったりライフを楽しむ段階へ


どういう訳だか昨年1月帰阪した時にふらりと立ち寄ったお店で買ってしまった板と靴
気持ちはあの25年前にしっかりスリップして2月の連休に試し滑りを画策して準備万端
人生そんなに甘くないよと、出発3日前に下された重い宣告で計画は遭えなく頓挫となり
あとは本ブログに記した通りで、いつ訪れるかも分からない再起に賭けることになったのでした


退院後の自分の姿をしっかり想像できなかったのは難手術のせいだと言い切れるのでしたが
検査通院は継続するもこれといった治療や投薬がない中、どんどん元気になっていく己の姿に
いったい私は今後どうして行けばいいのだろうかという戸惑いは正直隠せませんでした
これまでと同じように、後遺症の不自由さはあるもののその答えは至って単純明快だったのです


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なんと言ってもこれが平常に前向きでいられる術、ただし自己管理は微塵も怠れません
今月初旬に受けた人間ドックは従前同様の所見は指摘されるもシリアスなものは皆無で
来月早々に受けるPET検査の結果が良好であれば、あとは根治へ向けて進むのみとなり
まともな咀嚼が出来ていない期間が早や2年、失われた歯の再生が待ち遠しくて仕方ありません


話を久し振りの志賀高原へ戻すと、己の考えの甘さにすぐに気付かされるのでした
八時半ごろ到着とそんなに後れを取ったわけではないのに目的地の駐車場は既に満杯
それどころか高原中どこにもスペースが見当たらない程の混雑ぶりで一気に気持ちが萎えてしまいました
それでもようやく奥志賀高原に辿り着いて、一番端のスペースに滑り込んだという具合です


4年半のブランクは滑る前の準備で早速現れ、以前の倍の時間をかけることになってしまいます
それと妻のブーツが装着時に破損してしまい急遽レンタルすることになってここでもお疲れさんです
滑走前でホントに良かったねと運を味方に4時間券をゲットしていざ、頂上行きのゴンドラへ
待ってましたのこの瞬間、ど・ピーカンのトップでパノラマ雪の眺望で大深呼吸、ああ幸せ!


戻ってきたどぉ~!



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新しいブーツはすんなりと装着できたので、左下肢の状態は悪くないのがよくわかります
後は滑走中の第1趾と第2趾が果たしてまっすぐに伸び切ってくれるのかどうかにかかってきます
ビンディングへのブーツインはスムーズ、板装着のままストレッチのルーティーンでいざ滑降へ
妻の滑りをチェックしながら後をゆっくりついていく形に始終徹し脚と滑りのチェックです


幸いかな痛みは全くなく指もしっかりと伸びてひと安心でしたが、頂上から最初の初級者コースへ
入るのに避けて通れない中級者コースをいきなり滑べることになったのは勉強不足でした
妻も私もお互い身体に沁みてくる疲労感は思いの外強烈で、およそ4時間は無理だと意見合致です
特に私はしっかりとスキーに乗り切れずしかも後傾気味となってしまう始末でした


理論はしかと証明されたもののあまりの技術低下に意気消沈してしまう場面は多々でしたが
滑れることが分かった以上来シーズへ向け身体、特に下半身の強化が当面の課題となりました
温泉で左下肢の手術跡を見たら骨がない部分がいつも以上に凹んでいましたが痛みは皆無です
これで再びスキー熱がメラメラと沸き上がって心の支えとなってくれること間違いなしです


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