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本当のハワイ留学生活の話をしよう [留学生日記]

超難関であったアパートの駐車スペースをゲット出来て、私のハワイアンライフは日々進化して
行くのでした。
去る者が居ると自然にその足跡ではありませんが、我が家に何かを残そうとしてくれ、その殆どが
家財道具であったりするわけです。
ですから、殺風景だった我が家にも道具が一つ増え、二つ増えとなり、ついに念願のカラーテレビが
殺伐としていたドロウワーの上にやって来たのです。

ソニー・トリニトロンカラー 19インチ (後方に引き込み式アンテナ二本付)

別の友人の勿忘草です。
受信感度良好で、とてもオンボロには思えないほどのパフォーマンスをしてくれました。
1日の視聴時間と言うのは長くても2時間位で、お気に入りの番組がない限り見ない事も多かった
ように思います。
相対的に番組があまり面白くなかったこともありますが、唯一ハワイならではの日本語プログラム
であるKIKU放送は密かに楽しんでいたかも知れません。

古い番組であって、日本なら到底チャンネルを合わせないような(失礼![ふらふら] )番組でも、ここでは
貴重な?娯楽になっていたのでしょう。

  1. 暴れん坊将軍
  2. 火曜サスペンス劇場
  3. 柳生一族の陰謀

この辺りが割と欠かさずにしっかりと、夕食後や勉強の合間の娯楽として楽しんでいたのです。
勿論ディレーで放送される紅白歌合戦はこの年の大晦日に、それこそしっかりとお世話になりました。
学友たちも同じような行動パターンを持っていたらしく、キャンパスでランチ時の話題にもなったり
することがあって、さらに我々に混じって日本語が達者な日系の友人が混じると、こんな事でそこまで
盛り上がるのかと言う状態にもなります。
それだけ当時の我々は、単純でただただ素朴な留学生だったのかも知れません。
しかし、一人でテレビを見ている姿を改めて思い浮かべると、「淋しい」の一言ですよ。[もうやだ~(悲しい顔)]

その紅白もそこまでやって来た1981年の師走、こちらへ戻って来て早、一年が過ぎようとしています。
思えば初めて一人暮らしで迎えるクリスマスと正月でした。流浪の民にはならなくて済んだけど。
アラモアナショッピングセンターには例のジャイアントサンタクロースが登場して、センターにどっしりと
仁王立ちとなり、町中がデコレーションできらびやかに(?)なってくると、さすがに南国とあれど
今年もお仕舞いか、と言う気分になってきます。

さて、我がハワイ大ラグビー部ですが、クリスマス直前にロスアンゼルスよりUCLAを迎えて一戦
交えることになりました。
この時期にしかもハワイへ来れて、彼らもさぞこの遠征を楽しんだことでしょう。
まだまだ我々を打ち負かすには発展途上ではありましたが、なかなかてこずらしてくれましたよ。

試合の後、舞台をワイキキへ移して、今回UCLAと対戦した他のチームと合同で盛大なクリスマス
パーティーが催されました。
このUCLAチームの面々ですが、大学生の分際で生意気にも彼女同伴でやって来た者も多く
会場内は久し振りで白人の目立つアメリカンな雰囲気になっていました。
ハワイで彼女とクリスマスを過ごし、太平洋のど真ん中で愛を叫べば、自ずと盛り上がること
間違いないでしょう。 [ハートたち(複数ハート)] まったく。

このパーティー、我がチームの打ち上げも兼ねていたので、夜通し始終賑やかにみんな弾けまっくて
一年の労をねぎらいつつ、来る年に控えているメインランド遠征へ向けて、更なるパワーアップを
誓うのでありましt。

みんなぁ、お疲れさん & メレ・カリキマカ [グッド(上向き矢印)][わーい(嬉しい顔)]


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