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鉄道の旅‐ニュールンベルグ [旅の抽斗]

毎年クリスマスが近づくこの時期に、何気に思い出してしまうのが1987年と1988年に訪れたドイツ
にあるこの町のことです。
『おもちゃのまち』、『クリスマス市のまち』、そして『焼きソーセージのまち』としても有名な所で、時々
新聞の広告で『ドイツ・クリスマス市の旅』なんてふれこみで、ツアー募集をしていますね。
この町を訪れたのが残念ながらいずれも真夏で、あの独特のクリスマスの雰囲気は味わえて
いません。

  フランクフルトアムマイン.jpg 


早朝のフランクフルト中央駅.jpg

日本なら通勤ラッシュの時間帯なんですが、こちら
フランクフルトはこんな感じです。完全な地方分権で
国が運営されているので、人口集中も無いのでしょ
うね。現在の光景を想像すると、プラットフォームに
は日本と同じように近代的なスタイルの車両が並ん
でいるはずです。

フランクフルト・アム・マイン(フランクフルト中央駅)
からドイツ国鉄(DB)急行列車に揺られること3時間
とちょっとでニュールンベルグ中央駅に到着します。




ニュールンベルグ旧市街地.jpg駅を出て他の観光客の流れに沿って少し歩くと、立派な城壁が
見えて来て、外堀の橋を渡ってこの城壁のメインの門をくぐると、
この町の旧市街地中心へと続いていきます。つまりこの城壁は
この町を外敵から守るためのものだったのですね。

城壁の中の旧市街は独特のパターンと色彩で彩られた建築が
メインの広場を囲むように立ち並び絵葉書の様な光景を創って
います。
写真ではちょっと見にくいのですが、建物の一階にはカフェやギフ
トショップ、そしてスウィーツのお店が軒を並べています。
また、広場には名物の焼きソーセージ屋さんなんかもあったりして
やっぱりビールが飲みたくなってしまうのです。

 

 


旧市街地の建物.jpg

ドイツのおもちゃと言えばどうしても思い浮かべるの
が鉄道模型でおなじみのメルクリンです。ショップを
覗くと所狭しと飾られている、精巧な車両模型の
数々。ファンなら勿論目が釘付けになってしまうの
でしょう。
私はというと、ジオラマ用に販売されていた、
建物の模型を幾つか購入しました。ちょうど上の写
真みたいな建物です。




現在でも定期的にこの町で
国際玩具見本市(Messe)が開催されているそうです。当時この町の
おもちゃ屋さんには圧倒的に木製の玩具や燭台が見られました。ろうそくを灯すとクルクル回って動く
あの燭台はさすがマイスターの手作業技術に支えられた逸品です。壊さないで日本へ持って帰れた
らと思いつつ未だ実現せず。

「世界の車窓」と言う石丸謙二郎さんがナレーションを務める、テレ朝の短編長寿番組がありますが、
この番組が始まったのがちょうど最初にこの町を訪れた同じ年の1987年6月だそうで、それに影響
されたか、フランクフルト~ニュールンベルグ間を当時のS-VHSビデオカメラで収めました。結局、
編集はしていないんでそのままマスターを保管してるのですが、そろそろDVDへ落とした方が良さ
そうです。
テープに自分の鼻歌で例のテーマソングが入っていたのには思わず笑ってしまいます。
今週末には動画編集ソフトを買い求めて、撮り貯めたビデオを暇を見て一本ずつ編集して行くのも
いいかも知れません。そう言えば、当時購入したビデオ編集用の立派な機器が、長い間の眠りに
ついたまま一二度登場したのち陽の目を見ずに、時代はいつしか知らないうちにデジタルへと
変わっていきましたね。
本当に勿体無い事をしてしまいました(反省[もうやだ~(悲しい顔)])。


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