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いざ、マレーシア [旅の抽斗]

  アウェイで(実際は第三国でしたが)シリアに痛い星を献上して、もう後のないジャパンU-23。
今夜マレーシア戦に満を持して挑むわけですが、果たして何点取れるやら・・・・・・。
会場は勿論首都クアラ・ルンプール。ロンドン五輪への道は果たして開かれるのでしょうか?

このニュースを見てふと、マレーシアを記事にしていなかったことに気付き、本文をしたためている
次第です。サッカーファンの皆様におかれましては、多少なりとも現地へ行った気にでもなって試合
観戦していただけたら幸いです。

 ペトロナスタワー.jpg
  クアラ・ルンプールの文字通りランドマークタワーであるペトロナスタワー

クアラ・ルンプールまでは成田からおよそ6時間半のフライト。朝出発して夕刻現地到着というのが
一般的なツアーのカタチですが、この旅も個人旅行形式とし現地で各種ツアーに参加といういつもの
スタイルでした。空港ではホテルの送迎サービスのお兄さんが出迎えてくれ、荷物と共に市内へ
向かう電車へとエスコートしてくれます。そして終点の駅でどうやらドライバーらしきおじさんへとバトン
タッチして、ようやくここから専用車でホテルへ行きます。

ホテルへ着く頃辺りはすっかり暗くなり、時差の関係もあって初日はホテルの近くで夕食をとって終
わりというパターンになってしまいます。ですから我々の様に三泊四日の旅ですと二日目、三日目が
重要になって来るんです。
ということで、二日目は早朝からいきなりマレー半島を南下して、海峡の名でも知られる『マラッカ』と
いう世界遺産でもある田舎町へと繰り出しました。

クライストチャーチ マラッカ.jpg マラッカ中心地.jpg

ホテルから車でおよそ片道3時間でマラッカの町に到着します。町の中心には教会があって、その
周りを同じ色で統一された2階建ての建物が取り囲んでいるという感じです。土産物屋の他には
この独特の建築の古民家を改装したギャラリーなどもあって、『世界遺産』の空気をにわか漂わせて
います。その他セントポール教会やサンチャゴ砦など、名所旧跡がコンパクトに収まった町です。

町中にはド派手に化粧された三輪タクが観光の名物になっていまして、ツアーに含まれてましたが
10分程町中を申し訳程度にぐるりと回ってくれます。夜にはその化粧に灯がともって結構凄い事に
なっているらしいです。往復で半日費やしてしまうので、一泊するオプションもあります。
昼食は名物『ニョニャ料理』を地元有名店でいただきます。マレーとチャイニーズがドッキングして生ま
れた独特の味。我々日本人には少し甘ったるく、味のバリエーションに欠ける感じがします。


翌日は朝から市内散策とペトロナスタワー見物と、トラムを屈指してあちこち歩き回ります。

トラムステーション.jpg クアラルンプール中心街.jpg

移動にはタクシーという手も有りますが、そこはやはり基本は徒歩です。そして地場の交通機関を
利用することでその場所の空気により一層浸ることが出来ますね。
しかし残念ながら時期的に夕方からのスコールが多く、雨宿りには苦労しました。というのも最近
日本でもお馴染みとなったゲリラ豪雨だからです。

街中には大きなフードコートなんかもあったりして、各国の料理が手ごろな値段で楽しめますが、
やはりイスラムの国だけあって、アルコール類、とりわけ喉の渇きを癒やしてくれるビールは日本の
およそ3倍にはたまげました。でも、ノーチョイスですからね、これだけは・・・・・・。


帰国を控えた最終日にようやく半日市内観光に出掛けます。というのもフライトが現地時間の夜10時
過ぎなので、この日もたっぷりと観光やショッピングの時間が取れるんです。ですから実質は機中泊
となるので成田到着は翌朝の7時頃となります。厳密にいうと三泊五日ということですね。

マレーシア国王宮.jpg 王家エンブレム.jpg
 王宮前の騎馬近衛兵                          マレーシア国王のエンブレム


国立イスラム教寺院.jpg 世界のイスラム時計.jpg
 国立イスラム教寺院内                        イスラム式時計

滅多と入場する機会のない大規模なイスラム教寺院はさすが立派な佇まいで、女性および肌の
露出の多い男性は紫のフード付きローブを着用しなければ入場できません。そしてもちろん土足
厳禁です。南国の中でも厳粛な空気が漂う感じがしまいた。


マレーシアと一言で言ってもお隣シンガポールとは比べ物にならないほど、デカイ国でもあります。
その国土はマレー半島のみならず、海を越えてボルネオ島にまで及ぶわけですから、一度や二度
訪れただけでは語りつくすことはできません。
マレーシアをリピートする旅人は、初回クアラ・ルンプールを訪ねた後、次におそらくペナン島やラン
カウイ島、そしてそのまた次にコタキナバルやキャメロン高原なんかのリゾートで、たっぷりゆっくりと
過ごすんでしょうね。

もっとも今日クアラ・ルンプールを訪れるジャパニーズな旅人達は、ゼロ泊二日のサポーター強行軍
スケジュールを消化するんでしょうか? 空港から真っ直ぐスタジアムへ行き、試合観戦後は直ぐに
空港へとトンボ帰ってなんて、果たして可能?

  がんばれ、ニッポン!!


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