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決算は金曜日 [多事の抽斗]

  3月30日、金曜日、大安吉日、年度末最終営業日、そして我社の決算日

この間の金星・お月さん・木星の直列天体ショーくらい珍しい、いや違う、慌ただしい週末となって
しまいました。大阪ではこういう時確か、『盆と正月、一緒に来たわ!』と、言ってたような・・・・・・。
ついでにこちらでは呼び捨ての『月』も、あちらではご丁寧に『お』と『さん』を付けて呼んでました。
もう一つついでに、皆さんがなめてるあの『アメ』、大阪では『チャン付け』で呼んでいます。どうです、
可愛らしいでしょ? 『飴ちゃん、いる?』ってな感じです。


話が逸れましたが、では、なんでこの『決算日』が慌ただしいのかというと、他の月末とそうは変わら
ないはずなんですが、会社の会計年度が替わるところがミソなんです。

残念ながら現金商売ではない為、どうしても『売掛金』と言うものが常に発生してしまいます。
こういう厄介なものは持たないに越したことはないんですが、どうしても避けては通れないのも事実。
で、今日みたいに本当の月の最終日でない日が金曜日の場合、これがまたその厄介に輪を掛ける
んですわ。

『月末日の解釈』をキチンと契約書か何かに文言として謳ってあればいいのでしょうけど、それが無い
場合、時々こういう解釈がされます。

    月末日が銀行休業日だから、支払いは翌銀行営業日の月始め、4月2日でいいでしょ!

私達の日常生活の中で、銀行口座振替の場合は全てこれで通っていますが、事『商い』となると
やはり、こう何と言いますか、人情、心情、道徳、モラル、・・・・・、言い方は別としても、こう日本人的
思いやりみたいなものがねぇ、って何を同情を求めてるんでしょうか。

普段の月ならまだしも、年度越しとなると何かこう、滅茶苦茶待たされるような気分になるんですね。
幸い近頃じゃあ商いの新しい慣習として、『前倒し支払』が浸透して来てます。
約束した覚えはないのですが、我社も取引業者さんへの支払はこの前倒しでやってますよ。

皆さんもよく耳にされると思います『年末・年度末に資金需要が増加』という言葉、こういうところに
その発端が有るんです。


さ~あて、うちのお客さんはどうかなぁ?

     宵越し、いや、年度越しのツケはモタねぇ [ダッシュ(走り出すさま)]

そう啖呵を切って、どんどん振込んできて下さいよぉ~。 [わーい(嬉しい顔)]


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