世紀の結婚式 [旅の抽斗]
ついに開幕となったラグビー・ワールドカップ・ジャパン
前半はヒヤヒヤものでしたがそこはさすが我らがジャパン
選手交代を挟んで完全に流れを引き戻し勝利へと見事繋ぎました
明日は静岡にて最難敵の対アイルランド戦が行われます
さあ、2015年のあのビッグ・アプセット、世紀の奇跡は再び起こるのでしょうか
今回旅したバスク地方でもラグビーは大変人気の高いスポーツなんですよ
ドノスティア、ビアリッツ、そして今回ご紹介するバイヨンヌ(Bayonne)には
フランスTop14というリーグの下部組織に所属するチームがあります
特にバイヨンヌは高速道路出口に立派なスタジアムと隣接練習場を擁し
ツアーバスが通過した時ちょうどフォワードがラインアウトの練習中でした
さて、前回ご紹介したビアリッツを後にして城壁と川の町バイヨンヌへ入り
昼食時間を利用した短い散策を楽しむことになります
アドゥール川と二ーヴ川の分岐点にある一軒のビストロに決め入店
以前国営衛星放送でやってたフレンチ黒板メニューの注文方法はすっかり飛んでましたが
まあそこは感覚というやつでやり過ごし無事食べたかったものが出てきました
ゆっくりボナペティとはいかず日本式ランチに切り替えてチャッチャと済ませ
残りの時間でチョコレートの町の中心部をサッと歩いてみます
スペインから最初にチョコレートが伝わった町となったバイヨンヌには
沢山のパティスリーが軒を並べて道行く人々を惹きつけています
ところで、日本のトイレ事情に慣れ親しんだ我々には国外は不憫でなりません
特にヨーロッパではエスプレッソ一杯をダシにして古惚けたトイレを拝借するという
必殺技を屈指せねばならず、一杯€1.5というのがせめてもの救いであります
ラグビーワールドカップで来日中のビア樽外国人ファンからトイレが少ないとクレームが付きますが
お国へ戻ればジャパニーズ・トイレの素晴らしさがきっとお分かりいただけることでしょう
エスプレッソとトイレ休憩でほぼギリギリまで使い切った自由時間は終了し
再びバスに乗り込み今ツアー最終目的地サン・ジャン・ド・リュズへ向かいます
現在リゾートと美食のこの町はニヴェール川河口に開けた漁港として栄えるとともに
ルイ14世とマリア・テレーズの挙式が執り行われたことで歴史的に重要な場所でもあるのです
挙式が行なわれた教会や二人がそれぞれ滞在した建物も健在する町中で
もう一つ観光客の目を惹きつけるのが元祖マカロンのお店です
披露宴の引出物として振舞われたというのがそもそもマカロンの始まりとか
要冷蔵と賞味期限が短かったもののこれは買って帰らねばと土産の分も購入
現代マカロンが苦手な私でも美味しく食べられたさすが美食の町バスクの賜物です
バスク柄のタオルやリネンも有名でメイン通りには数多くの洒落た店が軒を並べ
どことなくイタリアのリゾート地ポルト・フィーノを思い出させる雰囲気があります
王家が深く関わった場所はのちに美食とリゾートの町となるのは歴史の因果か
時間と手間をかけてでもバスクまでやって来る意味は当時でも大いにあったのでしょう
夕刻サン・セバスチャンへ戻って一連の西班牙・仏蘭西バスクチョイかじりの旅は終了です
三度ビンチョスを求め最後の夜も旧市街へ繰り出したのは言うまでもありません
今回多くの日本人観光客を見かけたわけもこのツアーを通して分かったような気がします
景色や空気だけではなく、そこにやはり美食という文字が加わわれば千人力
TVからバスチーと流れてくる日本ですからこれからも益々多くの旅人が訪ね歩くことでしょう
ビルバオ発が夕方便だったので最終日はのんびりと支度を済ませることができ
アメリカンポップスをこよなく愛するドライバーさんの迎えでホテルを後にします
定時出発率の高さがどれだけ重要かは欧州でも充分実感できます
当たり前のように1時間ほど遅れた便は中継地点のパリを目指し飛び立つのでした
フランスTop14というリーグの下部組織に所属するチームがあります
特にバイヨンヌは高速道路出口に立派なスタジアムと隣接練習場を擁し
ツアーバスが通過した時ちょうどフォワードがラインアウトの練習中でした
さて、前回ご紹介したビアリッツを後にして城壁と川の町バイヨンヌへ入り
昼食時間を利用した短い散策を楽しむことになります
アドゥール川と二ーヴ川の分岐点にある一軒のビストロに決め入店
以前国営衛星放送でやってたフレンチ黒板メニューの注文方法はすっかり飛んでましたが
まあそこは感覚というやつでやり過ごし無事食べたかったものが出てきました
ゆっくりボナペティとはいかず日本式ランチに切り替えてチャッチャと済ませ
残りの時間でチョコレートの町の中心部をサッと歩いてみます
スペインから最初にチョコレートが伝わった町となったバイヨンヌには
沢山のパティスリーが軒を並べて道行く人々を惹きつけています
ところで、日本のトイレ事情に慣れ親しんだ我々には国外は不憫でなりません
特にヨーロッパではエスプレッソ一杯をダシにして古惚けたトイレを拝借するという
必殺技を屈指せねばならず、一杯€1.5というのがせめてもの救いであります
ラグビーワールドカップで来日中のビア樽外国人ファンからトイレが少ないとクレームが付きますが
お国へ戻ればジャパニーズ・トイレの素晴らしさがきっとお分かりいただけることでしょう
エスプレッソとトイレ休憩でほぼギリギリまで使い切った自由時間は終了し
再びバスに乗り込み今ツアー最終目的地サン・ジャン・ド・リュズへ向かいます
現在リゾートと美食のこの町はニヴェール川河口に開けた漁港として栄えるとともに
ルイ14世とマリア・テレーズの挙式が執り行われたことで歴史的に重要な場所でもあるのです
挙式が行なわれた教会や二人がそれぞれ滞在した建物も健在する町中で
もう一つ観光客の目を惹きつけるのが元祖マカロンのお店です
披露宴の引出物として振舞われたというのがそもそもマカロンの始まりとか
要冷蔵と賞味期限が短かったもののこれは買って帰らねばと土産の分も購入
現代マカロンが苦手な私でも美味しく食べられたさすが美食の町バスクの賜物です
バスク柄のタオルやリネンも有名でメイン通りには数多くの洒落た店が軒を並べ
どことなくイタリアのリゾート地ポルト・フィーノを思い出させる雰囲気があります
王家が深く関わった場所はのちに美食とリゾートの町となるのは歴史の因果か
時間と手間をかけてでもバスクまでやって来る意味は当時でも大いにあったのでしょう
夕刻サン・セバスチャンへ戻って一連の西班牙・仏蘭西バスクチョイかじりの旅は終了です
三度ビンチョスを求め最後の夜も旧市街へ繰り出したのは言うまでもありません
今回多くの日本人観光客を見かけたわけもこのツアーを通して分かったような気がします
景色や空気だけではなく、そこにやはり美食という文字が加わわれば千人力
TVからバスチーと流れてくる日本ですからこれからも益々多くの旅人が訪ね歩くことでしょう
ビルバオ発が夕方便だったので最終日はのんびりと支度を済ませることができ
アメリカンポップスをこよなく愛するドライバーさんの迎えでホテルを後にします
定時出発率の高さがどれだけ重要かは欧州でも充分実感できます
当たり前のように1時間ほど遅れた便は中継地点のパリを目指し飛び立つのでした
アイルランドは南アフリカみたいに勝つことは難しそうですね!
なんとか点差を広げられないように出来れば上出来です(^^)
by ma2ma2 (2019-09-27 22:32)
ブルボン王朝の14世がスペイン近くの町の教会で結婚式を挙げたとは知りませんでした。
マカロン発祥の地とも知りませんでした。
マカロンはまだ食べたコトがないのですけれど、ね。
なんだか食指が動かないだけの理由です。
今日の午後4時までにはヤボ用は済ませてテレビの前に陣取るといたしましょう。
熱戦を期待です。
できることなら勝ってほしいものですよ。
by あるいる (2019-09-28 03:52)
向こうの連中の、おそらく腸と膀胱のサイズの巨大さに参ります。
彼らはなかなかトイレに行かず、一緒に同じだけ飲んでるのに。
J・Boyは完全に、ちびっこ大将モードになります。
旅先ではトイレ地点の確認と、自主的飲食制限です。
巴里のBox型公衆トイレの全面水洗にも驚きました。
あるいはムーランルージュ前の公園トイレの危険さ。
不安経験が蓄積され、老いとともに海外が恐くなっております。
ウォッシュレットのない後進国フランス、でもまた行きたいなぁ。
ん? マカロン? 何ぼでもえ買うたる。
なかなか選びきれない妻たちに早よせぇとせかすパパ。
支払う段になり、驚愕のお値段。
もう少し吟味時間を差し上げれば良かったと後悔しながら、高笑い。
さて、いよいよ決戦。
負けても7点差以内に押さえたい、頑張れディフェンス。
ハイパント攻撃には一抹の不安があるけれど、頑張れ。
ワインを飲むぐらいしか応援の手立てはないけれど、頑張れ、頑張る。
by tommy88 (2019-09-28 15:41)
あらら
勝っちゃったよ
アイルランドがタッチに切って1ポイントを取りに来ました
十分に嬉しい出来事で 奇跡と呼ぶならまた起きた
快進撃と言って良いですね
by tommy88 (2019-09-28 21:51)
ma2ma2 さん
勝っちゃいましたよ。でも奇跡でもなんでもなく選手たちが口を揃
えて言いたげな必然というやつですね。今回のジャパンは4年前よ
りかなり進化していますし、なんと言っても常にホームゲームです
から、このまま勝ち進んでいく確率はかなり高いはずです。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2019-09-29 14:45)
あるいる さん
スペインとフランスの繋がりはかなりの部分でこのバスク地方が介
在しているようです。さほど険しくはないけどピレネー山脈の国境
越えよりも、海岸沿いの方が交流もしやすかったのでしょう。
この原始マカロン、周りの人間に振舞ったところ現代版より美味し
いよと言うことでした。何も足さない、何も引かないシンプルさが
イイのかなと自己採点です。
昨日はTVの前で不動明王化した方々は大正解だったはずです。
ホームの大声援の下日頃の数倍、いや数十倍のアドレナリン放出で
ほぼ完璧だったブレーブ・ブロッサムでした。開催国のメリットを
十二分に生かせてるこの勢いはおそらく止まることを知らないはずです。次サモア戦は最終のスコットランド戦を睨んで大幅なメン
バーチェンジがあるかもしれませんよ。何せ選手層が分厚い今回の
チームですから。10月5日も蒸し蒸し25℃オーバーなら安全牌です
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2019-09-29 14:58)
tommy88 さん
確かにタンク許容量の差は歴然としてますし、アルコール分解能力
だって遠く足元にも及びませんからね。ビールのストックがショー
トしたというニュースは開幕以来聞こえてきませんので、売り手の
読みはここまで正解のようです。しかし、このまま続くであろう
ジャパンの快進撃次第では一層の最古積み増しが必要になるかもし
れません。そうなるとJ-Boy用トイレの増設は不可避です。
現代マカロンの食感がどうも私には合いませんので、パリでの感動
はありません。この元祖マカロンはサンドクッキー感覚ですから
万民受けするはずです。
それにしてもジャパンのスクラムとラインアウト、そしてモール
ディフェンスは完璧でした。一本目のモールで微動だしなかった
のにはさすがのアイルランドFWも焦ったはずです。よってあの時
点で既に勝利を確信したのでした。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2019-09-30 08:07)