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ジャッカルだ [旅の抽斗]



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遷都が閣議決定しているインドネシアの首都ジャカルタへ行ってきました
現在のジャワ島から北にあるカリマンタン島中部のパランカラヤが新しい首都の候補地
東南アジア発展途上国内で唯一訪れたことがなかった人口1,000万超の大都市
ネパールとブータンをインドと同地域扱いすればこれで残すはミャンマーとラオスのみです


世界一酷い渋滞とUberを猛追するGo-jekの実態を視察するため
というと聞こえが良すぎますが
今年も残すところあと4か月弱、その内1ヶ月はRWCで身動き取れませんので実質3ヶ月
足らないマイル獲得にはここでタイムリー・3ベース級が必要ということで
コスパ抜群のジャカルタ行きに白羽の矢を中てたというのが裏情報です


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飛行機がオンボロな代わりにチケットが手頃、おまけに物価が激安でホテルがお得
ルピアのゼロが多すぎる(¥1=IDR0.0075)のがちょっと面倒ですが
¥10,000を両替するだけでもとんでもない大金持ちになった気分になれます
100,000ルピア札が流通する最高額紙幣ですからね(ちなみにたった750円ですが)


3泊4日の旅程でしたが最終日は夜中チェックアウトの早朝帰国便なので実質2泊です
それでも観光資源が乏しく劣悪な交通渋滞のジャカルタはこれでも充分楽しめました
のんびりやろうとうことで飲み食いタダのクラブフロアにしたのが大正解で
毎日数回お邪魔したのですっかりスタッフさん達とも仲良しになりました


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実は今回の旅、チェックインからアウトまで今まで経験したことがない驚きとハプニングの連続です
スカルノ・ハッタ国際空港からは予約の車でホテルまで送ってもらうのですが
ホテル敷地内へ入場する際セキュリティーゲートでいったん停止し検問をうけます
車内を覗く程度でにっこりサンキューのあと、かしこまってこれまた敬礼をうけます


咄嗟に返礼してしまった私が次に目にしたものは下車したホテル玄関に設けられた
手荷物検査X-Rayと金属探知ゲート
ベルトがピッと反応するもどうぞお先へとユルユル・チェックは日本人だからか
3年前の悲惨なテロを思い起こせばこうした警備警戒は必然でしかも安心感が生まれます
ホテルから地下街へと通じる通路や地下街の出入り口にもこうしたセキュリティー・ゲートがあるのです


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赤道直下で南半球の首都の気候は9月半ばで横浜よりも涼しく感じられ
如何に今現在我が国が直面する気候が異常なのかを思い知らされます
心地よく冷房が効いた部屋で荷解きをしながら部屋履きスリッパを探している時でした
クローゼットの引出しを開けると小さな緞通らしき物が畳んであったので
はて、何に使うのかといぶかしげに少し持ち上げてみた時でした


折り畳まれたプラスチック袋が顔を覗かせたので摘まんで取り出し中身を見たんです
割と大きめの錠剤がいくつも入ってるのを確認するや一瞬凍りつきました
もしかしたら俺たちこれで日本には帰れなくなってしまうんじゃないかと
となっては大変ですから、すぐさまマネージャーを呼びに行き事の経緯を説明しました


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誰が何のためにこんなものをここに隠し?置いたのか
持ち手の部分だけ摘まんだので私の指紋は僅かでしかもマネージャーのはベタベタ
事の真実は最後まで判明しませんがとにかくマネージャーは平謝りするばかり
結局スリッパも1足足りずに補充する始末でしたから仕方のない事なのかもしれません


完璧ではなかったルームメイキングなのですが広々とした豪華な部屋は申し分なし
小腹も空いていたので片付けを終えてさっそくクラブ・ラウンジへ行ってみました
ジャカルタの近代的夜景を眺めながらイスラム国で飲むアルコールの味を噛みしめ
なんだったんだろうねと、このあとこの短い滞在時間中に体験する不思議な出来事をよそに
先ほどの話題と期待以上のラウンジ・サービスで大いに盛り上がる妻と私でした


今宵、アイルランドが決勝トーナメント進出を決定し残るはあと一席
十中八九開催されるであろうスコットランド戦にすべてがかかるジャパン
勝利を信じ、大感動と興奮を地元横浜にて直接この肌で感じてきます



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ma2ma2

お札の数字の数が凄いですね!
台風東京も過ぎたみたいで、風が弱まってきました。
by ma2ma2 (2019-10-12 22:19) 

あるいる

100,000ルピア札。
初めて見て初めて知りました。
なんだかとても金持ちになったのかなと錯覚させてくれるようなお札です。
スカルノさんはわかりましたが、右にいる眼鏡のお方はどなたなのか、さて。
あとで調べてみるといたしましょう。
整腸剤なのかなんなのか、不思議で怪しげな錠剤を残したのか入れたのか?
チェック・インするまでのセキュリティーのゆるやかさに共通するのでしょうか、ね。
ルームーメイクのいい加減さはお国柄なんでしょうかと、ちょっと笑ってしまいました。
笑うコトではないのですけれど、ね。
今夜のスコットランド戦、無事に支障なく開催できればいいですね。
すばらしいジャッカルを見せてほしいものですよ、姫野さん、です。

by あるいる (2019-10-13 03:51) 

tommy88

タイトル、ジャッカルだ。
行き先、ジャカルタだ。
姫野さんリーチ・マイケルさん、ジャッカルだ。
始めから望んでいた通りの展開です。
相手がプライドをかけて死に物狂いの本気で向かってくること。
そして、それを準備したとおりに迎え撃ち、NHKではなくぶっ壊す。
勝った方が上がる、わかりやすい展開です。
この極限の緊張感が好きです、荒ぶる。
球蹴る我等は銀塊くだく、さて。

by tommy88 (2019-10-13 08:59) 

tommy88

バックスタンドのセンターライン際
ヒントは貰っていたのだけど見つけることはできませんでした。
カメラは女子を中心に写します。
観客席が写るたびに社長を探し、なかなか見つかりません。
探しながら気づいたのは、リフトに乗る社長の足、靴しか知りませんでした。
どうりで見つけられないはずです。
予定どおり良い試合でした。
強かったです、松島なんか殴り返してましたし。
連続オフロードパスにはしびれました。
今日はフッカーのポジションで押してましたから、両肩が痛いです。
疲れました。
まだまだ楽しみましょう!


by tommy88 (2019-10-13 22:06) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

ma2ma2 さん

昔、ジャカルタに赴任していた叔父が、給料日はアタッシュケース
で札束を受け取っていたと話していたのを思い出しました。
想像以上の被害を伝えるニュースに驚きました。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2019-10-14 14:06) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

あるいる さん

インドネシアルピアは空港の銀行では両替をしていなくて、出発ロ
ビーにある民間の両替所で飲み取り扱いがあります。現地の空港で
一番レートが良かった両替所で交換してもらった瞬間、大金持ちと
なったのでした。街中で買い物をする機会があまりなかったので、
ホテルやレストランでのチップ、地下鉄代、入館料だけの使い道で
した。
薬が隠れていたのが部屋に備え付けの礼拝用の敷物で、マネー
ジャーがミスターには必要ありませんねと言って薬と共に持ち帰り
ました。
TVで観戦していても恐らく福岡選手のトライ以降、精神的に非常
に疲れるゲームだったと思います。最後まで守り切ることができた
のはもちろんジャパンの実力ですが、7万人近い味方の応援は途轍
もなく励みになったはずです。それにしてもほぼ満員の横浜国際球
戯場の迫力は想像を絶するものでした。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2019-10-14 14:22) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

tommy88 さん

やはり姫野選手の生ジャッカルは迫力満点でした。
台風の影響は上空の風に残されていて、田村選手のPGが予想外に
伸びなかったので、てっきり当たり損ねたかと思ったほどです。
キックの音は予想外に鈍く聞こえるので、飛距離を予想するのは
困難でした。ただ蹴っている位置は同じキッカーだったので、その
難易度の予測は容易かったです。松島・福岡両選手の前半のトライ
はそのきっかけから目の前で追うことができ、改めて彼らの凄さを
実感できました。そして、W杯出場初トライを達成したPR稲垣選
手までのオフロードの連続ライブは圧巻でしたよ。
両サイドともレフェリーへのストレスは凄く、特にリーチがあれだけ執拗に抗議したのは見たことがありません。後半の乱闘シーンも
目前での展開でしたから迫力は凄かったですね。
競技終了後の様子を暫く見てましたが、福岡選手へのトロフィー
プレゼンターが大坂なおみ選手だったと、今朝見たVTRで知りまし
た。試合後のピッチ内外では実に様々なドラマがあったのですね。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2019-10-14 14:40) 

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