ラストチャンスは...私に [旅の抽斗]
いよいよクルーズ最終日のThe Day 6
朝からデッキへ上がり開放的景色を必死でカメラに収めます
希望的観測がどうしても先に立ってしまうのは無理もない久し振りで見る青空
今夜こそ、愛しの君に逢うのだと心に決めます
この日は当北行きクルーズ最終観光寄港地のHONNINGSVÅGがメインです
エクスカーション(オプショナルツアー)の目玉はノールカップ
ノルウェイ海とバレンツ海の境目にあるマーゲロイ島にある岬です
北緯71度10分21秒、北極点からわずか?2,102.3㎞に位置しています
天気晴朗なれど波高し、ではなくて、天気晴朗で波はなしの抜群の天候となり
ここは我がトロルフィヨルド号にZ旗を掲げオーロラ・ハントへ向かいたいところです
とは言うものの、出現予想時間帯まではまだまだ時間はたっぷりありますから
船内を今一度くまなくツアーして旅の思い出にしっかりと写し込んでいきます
誰が見てもすっかり日が暮れた埠頭の風景ですが、まだ真昼間なんですよね
ノールカップへは最短距離にあるこの港町、メイン通りにはお馴染みで人影はなし
ペットボトルの水が恐ろしく高い船内だったので、散策の度に現地のスーパーで購入でした
それでも500mlで30クローネ、およそ500円になるのでノルウェイの人たちは大変です
メイン通りにはスーパーの他に銀行や洋品店などがあって時折車の往来とともに
一風変わった、しかしこの地ならでわの小道具が登場します
銀行前に駐車?された買い物籠付きのソリです
車以外の選択肢としてはよくぞ選んだと思わず唸ってしまいますね
で、使い方はご覧の通り
港のすぐそばまで険しい岩山が迫っていて平坦部分が少ない町
それでも所狭しと例の北欧らしい窓がある家々は格好の被写体となります
白夜のシーズンともなればノールカップ目当ての観光客がやってくるのでしょうか
この町唯一?のホテルがこの目抜き通りにしっかりと建っておりました
陽がすっかり落ちた午後2時近くになって薄っすらと曇り夜空っぽくなってきましが
なんのなんの、まだまだ時間はたっぷりあるさと船に戻るまでシャッターを切り続けます
このクルーズ最後の寄港地ともいよいよお別れして決戦の最終日夜に備えます
泣いても笑ってもチャンスは今宵一度限り
よくぞここまで引っ張って焦らせてくれたもんです
それではいざ、出航!
北欧らしい窓は木枠なのか金属製なのかが興味のあるところです。
金属らしさを隠しているのなら日本の味気ないサッシの窓も変わってくれることでしょう。
買い物籠つきのソリはさすがに北欧の雪国らしい便利な必需品ですよ。
籠がプラスチックでなくツル植物で編まれたところも北欧デザインを垣間見えますよ。
ペットボトルの水が500円にもなる寒いお国には住めませんが、意愛しの君に一度は逢ってみたいものですよ。
日本からず~っとこの地まで船で行けるようになるでしょうか、ね。
コロナ騒動が収まりお金と時間に余裕ができれば考えてみるといたしましょう。
それにしても大自然が相手の愛しの君、最後の最後にご登場となるのでしょうか。
夢は夜開く、ですよ。
by あるいる (2020-03-14 04:30)
あるいる さん
無事、復活されたご様子、なによりです。状況が状況だけにさぞ
やご苦労なされたのでしょうね。普通の風邪やインフルとは別物
といっても、初期の症状が酷似しているだけに厄介です。
サッシはおそらく冷気を溜め、凍結を引き起こしてしまうので、枠
は全て木製のようです。特に日本ではあまり採用されない白枠には
ちょっと興味をそそられてしまいます。除雪した雪が道路際に積み
上げられていましたが、察するところそんなに積雪はなく、雪質が
乾雪なので、こうしてソリが活躍できるのでしょう。籐の籠を付け
たソリは銀行へ来たお婆さんの自家用です。
クルーズの乗り継ぎならば作戦実行できそうです。暫くは無理で
しょうけど、世界一周を使えば一回だけの乗り換えで済みそうで
す。ただし、時間はたっぷりととっておいてくださいよ。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2020-03-14 10:31)
Z旗を掲げましたか。皇国の興廃この一戰にありと、各員一層奮励努力してデッキにて戦われたのですね。滑りそうで怖いですが。水が高価格なことに我々日本人は驚きます。が、ひとたび外に出ると、中東でも500円を下らない価格だったと思います。安く衛生的な水を蛇口をひねるだけで日々受けている日本、それでも文句ばかりを言い反対ばかりの方とは一線を画して、正しく背筋を伸ばして生きております。が、大暴落にはまあ、ポジションを失い、それでも保険代わりのVIX短期が、ささやかながらチャンスを生み出しております。さて、武者震いの出航、結果をごろうじろう、というところですね。
by tommy88 (2020-03-14 18:20)
tommy88 さん
船上での食事の際出てきたのは間違いなく水道水だったはずで、最
初は警戒してしまいましたが、カルキ臭もなく身体への影響も皆無
でした。日頃ペットボトルのみの水分補給に慣れてしまって、旅行
の際もまずは水確保から入ってしまいます。
それにしても上がったり下がったり、未知のウィルス相手だけに、
世界の株式市場も前代未聞の動きです。
最終日を残して冬季にオーロラが出現できない状況が続くのは、か
なり珍しいようなことも聞かれたクルーズでした。乗船客のストレ
スと過剰な期待感の錯綜、最終日夜のデッキはある意味愉快なもの
となりましたよ。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2020-03-15 22:00)