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やっぱり梅田がイイ [趣の抽斗]



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以前から望遠ズームが欲しいと思っていたところへ
お目当ての新製品が出るという運びとなったので
前回大阪へ帰った際いつもの行事も兼て梅田の量販店を訪ねました

そもそもカメラ本体を含めたすべての関連商品をここで購入している私
もちろん地元でもちゃんとチェックは入れているにもかかわらずです
なぜなら、ここが一番安いと確信しているからなんです
おまけに店員さんが比較的捕まえやすいときてるのでなおさらです


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発売したての商品値引きは本当に微々たるものです
特に人気商品ともなればなおさらなのでしょうか
これ、いくらになりますかと問いかけると少々お待ちをとバックヤードへ
即答されないという事はかなり脈ありと見た暫し待つわ私

ほどなくして再度登場の店員さんが差し出した一枚のメモ用紙に書かれた値段
一瞬我が目を疑いましたがそこに書かれた数字は間違いなく
新横浜-大阪間往復の新幹線代
貯まったポイントを使い10%のポイントも付くから実勢価格はさらに下がります
その結果価格比較で紹介されてる最安値よりもさらに安く手に入りました


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こうして手に入れた新しいレンズ
普通ならさっそく開封して試し撮りに出かけるというのが当たり前
ところがどっこい、先週末まで手付かずの状態で部屋に放置されてたところを
ようやく開封してレンズフィルターを装着後そのまま保管庫へ直行でした
試し撮りはおそらく今週末の山小屋あたりでしょうかね


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何事も過程を存分に楽しむ性格、結果が出てしまえばスゥっと醒めてしまうのです
そしてすぐさま次のターゲットを探しているという私ですが
妻にこの事を告げると、私もそうだと思うのよと同調の返答です
似たもの夫婦といはこういうものなのでしょうか
それにもかかわらず結婚生活は35年を経過してなおも継続中とは
ひょっとしてこれも長い過程の一つなんですかね


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ブラックフライデーだったから [多事の抽斗]



7月に書き始めたシンガポール篇でしたが途中頓挫してしまい
戌年終了間近に迫り紹介し損ねたネタ写真の年末大蔵ざらえ第一弾


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キャプテンウルトラの宿敵バンダル星人襲来かと、一瞬想像させる光景は
8年前には無かった空中散歩ができる巨大な人工植物園群でした
円谷プロが絡んだかどうか定かではありませんが
空白だったマリーナベイサンズの後方開発の目玉なのだと確信しました

MRTベイフロント駅からマリーナベイサンズホテルを抜け徒歩およそ15分
棒状鋼で編み上げられた骨格に種々の植物を繁殖させたバンダル星人たち
そのいくつかをキャットウォークで空中移動できる仕掛けです


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これはほんの序章に過ぎずメインはその奥に建てられた一風変わった植物園
しっかりエアコンが利いた都会のオアシスとでもいうのでしょうか
30mはありそな築山を南洋植物でデコレーションし
エレベーターで頂上まで運ばれた後は徒歩下山しながら鑑賞するという趣向です


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冷え込んでくるとこういう場所が大変懐かしく思われますが
初雪便りがめっぽう遅くなってスキー場関係者をヤキモキさせているようです
富士山にはそれなりの積雪があるように見えるのですがね


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それにしても商魂たくましいというか溺れる者は藁をもつかむというのか
貪欲によそ様の文化・生活習慣を商売に結びつけようとするニッポン
ハロウィンはなんだか変な風に定着した感があって今さらしょうがないか
と、これ以上突っ込む気にはなれませんが、ブラックフライデーはいただけません

先週末から氾濫気味にTVや新聞広告に登場したBlack Fridayの文字
何かわからないけどセールやるみたい、というのが大方の反応でしょう
本当の意味は検索各社に委ねるとしてさてその効果や如何?
どうやら明日までがそのセール期間のようですからお見逃しなく!?


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街にはそろそろクリスマスツリーが出現しKFCも予約開始となりました
このあたりの流れは昔からのようですからあまり違和感はありませんが
年々この時期増加傾向にある喪中はがきの配送がやけに気になりだしました
年賀状はもうちょっとだけ続けようという気持ちがあるだけに
この年の瀬にまた頭を悩ませねばならないのは正直辛いものがあります


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う・フ・フ [旅の抽斗]



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シンガポールと同じホテルだから朝食ブッフェもなかなか豪華
特に中華セクションは場所柄かなりの充実感で特に麺コーナーはお気に入りです
ただ残念なことに担当のおばちゃんは中国語しかできないので
片言単語に指差しとアイコンタクトのみの苦しいオーダーで乗り切ろうとします
おばちゃんは何か言い訳してるのですが結果オーダーした麺はいただけずギブアップ
最後に果物を取りに行ったとき麺コーナーのカウンターにポツリと佇む雲呑麺
ひょっとして私のですか、そうジェスチャーで伝えると頷くおばちゃんでした


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朝食後地下鉄で最初に向かったのは豫園と老街です
30年近く前初めてここへ朝小籠包を食べに来てその種類の多さに驚き
古い建物と池のコントラストが水墨画のようでちょっと感動した覚えがあります
当時は公園の脇道に早朝から店先で何段にも積み上げられた蒸籠から
白い湯気がもくもくと立ち上がって食欲をそそっていました


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くるっと一周してみるも当時の面影はまったくなく
もちろん脇道も今はなく白い湯気は私の中の水墨画の世界です
すっかり観光地化してしまった豫園周辺での名物小籠包は諦め
すわっ、習さん登場かと中国製高級リムジン近くで大変な人だかりも出来上がり
そろそろお暇の時間となったようで次の目的地へと移動です
途中器用なお兄さんから縁起の良い赤い切り絵を購入し持ち帰りました


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一人焼肉やカラオケはもうすでにお馴染みとなった日本
中華料理は大勢でというここ中国上海でもどうやらおひとり様が浸透してるようです
昼食がてらで向かった静安寺となりにある上海そごう食堂街での一コマは
厳しい寒さのこれからの季節には最適な火鍋屋さんでしかもおひとり様使用です


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手前のポップコーンやスイカそれに青島一本はサービスのお品
好みの具をメニューから選び好みの出汁と薬味たれで食べるというお店は大繁盛
隣で既に姿を消してしまった日本食レストラン跡とは好対照でした
それにしても甘い味のポップコーンにはどんな意味があったのでしょう?

夜の部のスペースをしっかり確保しほどほどで店を引き揚げたあとは
いち早く再開発の手が入ったモダンな南京西路を暫し散策して
8年前に丁度開店セレモニーをやっていたユニクロまでを踏破
途中カフェで一服しながらスマホを一切いじらず最後までケーキを楽しむ
おひとり様上海小姐に何故か関心しながら妻と昔談義に興じました


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広大なフランス租界跡にはプラタナスの並木が沢山あって異国ムードを演出します
次回へ持ち越しの復旦大学がある並木通りは静かな佇まいでお気に入りのスポットです
静かと言えばEV化が進むこの国において特に上海はバイクが電動なのに驚き
むやみやたらなクラクションの嵐もほとんど出現せず本当に静かになった上海です

意外に日暮れの訪れが早い上海、そろそろ今回のメインイベント会場へ移動ですが
最寄り駅から一歩外へ出ると大変なことになっていました
大規模な交通規制が実施され行く手を阻まれた半端な数でない人の波に飲まれます
渋谷のハロウィンどころではありません。中国13億人ですから恐怖の何ものでもありません


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密集戦よりオープン攻撃が得意でしたがここは目の前にある蟹を目指すしかありません
数少ないスペースに妻とふたり一列体系で果敢に挑んでどうにか抜け出せました
この夜の外灘へのアクセスは人民解放軍の人柱まで登場して全てシャットアウトでしたから
割を食らった観光客は泣くに泣けずで可哀そうなものでした。
恐らく想像ですがあの夜景を独り占めしていた吾人がいたのでしょうね。


ようやくたどり着いた蟹のお店はオールド上海スタイルで割と質素な感じ
大テーブルに相席スタイルでしたが袖すりあうもなんとか
研修に来てた日本人スタッフがこれで十分ですよと勧めてくれた下から2番目のコースに
ここは絶対お決まりの10年物紹興酒をぬる燗でお願いします


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これはお店でさばいてもらった妻の雌蟹で私は雄を注文


幾らの蟹を食べたかで面子を保とうとするのが中国人なんだと
上海在住経験がある友人が言ってたのを思い出しながら
一番高いコースまで一応目を通してみた日本人の私です


甲羅の中身が勝負の上海蟹、身は本当に雀の涙ほどですから
コースで出てくる他の料理で楽しむのがいいようです
もうひとつ、日本では中華街でも滅多にない赤酢がここ中国にはあります
フカひれと蟹のスープには欠かせない隠し味となります
上海近郊には紹興酒や酢の産地そしてお茶など実に様々な産物が揃っています


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話のタネには十分な上海蟹でもやはり越前や松葉に軍配を上げてしまう日本贔屓
でも、本場の雰囲気で楽しむ事が何よりな体験型グルメとしてなら
一度は試してみても損はないないのではないでしょうか

すっかり夜も更け多少の規制は残るもののあの喧騒は何処へいったのやら
落ち着きを取り戻した外灘近辺にちょっと冷たい風が吹いて
そろそろ冬の準備が始まりそうな上海の街にお別れです
昔なら練炭を燃やす匂いが風物詩の一つでしたがさて今はどんな冬の匂いが漂うのでしょう

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レ・レ・レ外灘 [旅の抽斗]



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浦東国際空港辺りでイノシシが走り廻ってたあの頃はズブズブのチャイナ
東海地区にある農場の寄宿舎で寝泊まりし真冬の水シャワー洗礼を受けたなんて
とっくの昔の笑い話にしか思えないほど変貌を遂げた8年前ですら
市内中心部でも路上散髪屋や10元麺屋食堂が繁昌していた上海

国を挙げての行事開催時は街から目障りなものすべてが排除されクリーンになり
タクシーのサービスまで西側並と向上して快適さが格段にアップする上海
前回は万博で今回は栄えある第1回国際輸入博覧会でしかもMr.習のお出まし付き
だから安心安全なんだよ、街のあちこちで見かけるポリスに妻もこれでほっと一息かな


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そして2018年の今、中心部からオールド上海がほぼ抹消されつつあり
数年後には億ション軍団や最先端オフィスビル群へと変貌を遂げているのでしょう
今回滞在した新天地はその名が示す通り再開発で登場した新しい街
上海の青山表参道とでも喩えましょうか、そんなオシャレな観光名所ですが
テナントが8年前とはすっかり入れ替わってそろそろ成熟期も終わりを告げるのか


ホテルへ戻って小休止の後陽が陰り始めたので初級編の王道
これぞ上海と言われる外灘エリアへ地下鉄で向かいます
初乗りたった3元の公共交通機関は運航路線も充実していてとても便利
でも、乗車入場の度に手荷物検査場を通るのがちょっと玉に瑕


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上海大丸の出口から南京東路へ出てみると観光客と警官でごった返してビックリ
それでも人の流れに乗っかれば自然とお目当ての外灘までは流れ着きます
iPhoneからケニーGの曲をBGMに流し熱々デートの地元ってぃー
ライトアップ演出が格段にグレードアップされた文化財建築群と黄浦江の佇まいに
しばし目を閉じ昔の面影を呼び起こそうと抗ってみるものの多勢に無勢


お目当ての蟹屋さん、実は予約を取っていなかったので早めを狙うも敢え無く撃沈
そりゃあ大人気店だもの仕方ないかと翌日の希望時間に席を確保してもらい
はて?どうしたものかと取り敢えずホテルへ戻って仕切り直しということで
フリーのハッピーアワーで一息つきながらの作戦会議開催です


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偵察がてら冷やかしたホテルのレストランは海鮮バイキングということで
他に何処かないものかと入口の支配人らしきスタッフに振ってみたところ
近くにお勧めの店があるから行ってみますかと予想外の返事が返ってきて
OKなら迷うといけないから連れて行ってくれるとかなり親切なお方です
コンシェルジュデスクで席の予約電話をわざわざ入れてくれ
道すがらの会話でビックリ、このお方なんとホテルの総支配人さんでした

彼のお勧めは新天地で大人気のクラブ風ヌーベルカントニーズ店
クラブはもちろん蟹ではなくあのディスコの進化系です
真っ赤な内装は私の還暦祝いなのか、そしてクラブ風BGM
料理はアラカルトで注文しここはやっぱり泡とワインでしょ



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少しだけお眠モードへ入りかけた脳はしっかりと覚醒してしまい
上海ネーゼのお気に入りの変貌をとくと肌で感じて初日はそろそろ閉店です
2日目に延びたお目当ての蟹を前に上海初級編第2弾はあの名所園と
上海銀座へ繰り出してみることにしましょう


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ラ・ラ・ラ上海 [旅の抽斗]



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立冬を過ぎたというのにブルっと来る日はまだ到来せず
最低気温が8℃を下回らないと色づきがいまいちと言う紅葉
便りは北の方から徐々にではありますが降りてきています

秋から冬の風物詩越前蟹漁が解禁となり高値の初セリ
蟹の世界でも少子化が進行して漁獲量はこの先細ぼるとの事
手が届かぬところへ行ってしまわぬ前にご当地で頂きたいものです
ということで、蟹は蟹でもこちらは小っちゃいのを食べがてら
2010年以来久し振りで上海の街を歩いてきました


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旅の発端は妻がTVで観た上海蟹の店に行ってみたいと言い出したことからで
本体ではなく解した身がたっぷり入った名物担担麺がお目当だったようです
10月から11月いっぱいがどうやら上海蟹のシーズンらしく
それでは参りましょうと羽田から僅か2時間と半分の旅です


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市中心部から程近い虹橋空港発着便はとても便利です
今回滞在した新天地までタクシーでおよそ25分で50元(約900円)
住所くらいなら普通語で伝えられまっせとばかりお初の妻にドヤ顔を見せつけ
懐かしい車窓風景にあの時の記憶を蘇らせようと奮闘します


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降機のドア開き待ちの際担当CAさんから上海で何をするのかと聞かれました
ご本人は未だ上海をご存じないとういうこれは驚きの証言付き
苦境に立った時期以来JALは近距離線全て滞在なしのイッテコイだからです
蟹を食べに来ました、嘘も隠しもない事実をお伝えしてラ・ラ・ラ上海
記憶を辿って存分楽しむことにいたしましょう


タグ:上海蟹
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ライン参加 [社っ長ょぉ~の溜息]



高校の同期同窓会実行計画の流れに沿って
避けて通って来たLINEというモノへついに足を突っ込む羽目となりました
これまで大学時代の仲間や姉たちそして家族に至るまで勧誘すら退けてきた私
そもそもセンターのライン参加なんて聞いたことがないよと
皮の楕円球でラグビーに勤しんだ者にしか理解不能なジョークはやっぱり通じず
スマホの画面が日夜休みなく活動を始めることになってしまったのでした


私のLINEが開通した瞬間に起こった出来事は生涯忘れることのないものとなりました
同窓会を主管する友人の誘いに乗っかったとほぼ同時に
おびただしい数の連鎖化学反応が起きて次から次へメッセージが飛び込んでくるのです
参加したグループのメンバーならまだしも別のグループの友人たちからも
何故だか分からないが祝福の嵐を浴びせられるのでありました

事態の展開にようやく追いつくことができた私は返信もそこそこに
ピコピコと鳴り止まないスマホを黙らせるべく
大元の設定とやらに着手してなんとか元の静寂を取り戻すことができました

冷静になって中身に触れていくとなんともはや漫画チックな物体が
ひっきりなしに登場して画面を飾り始め、あれよあれよという間に
どんどんスレッド?が下がって行ってついにはスタートラインが
遙か彼方の上部へと消え去って行くではありませんか

ああ、これがあのスタンプなるものの正体だったかとおっさんは納得するも
何かにつけコメントとセットで現れるパターンを掴んだ日には
どっちか一個にせんかい!とその非生産的行為に突っ込む私です
それにしても還暦のおっちゃん、おばちゃんがスタンプを操る姿を想像すると
よーやるな、とつくづく感心するばかりの私です

その張本人たちの現況をどれどれ確かめてやろうとするものの
各人アカウントのイメージはペットかお孫ちゃんまたはその他別物で
度重なる移動によってついに卒業アルバムを紛失してしまった現在は
あの時の彼・彼女らを確認する術がまったく無くなってしまいました

もっとも、中には現在の本人が登場するものの全くの別人化となって確認不可
お楽しみは本番まで取っておけという神様の思し召しなのか
四十数年の月日はこうも重くのしかかって来るのかとつくづく感じるところであります


ということで、前代未聞、センターのライン参加はやはり別物だったようでした


タグ:LINE参加
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