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肩肘張らずに [旅の抽斗]



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クルーズ船の旅と聞くと真っ先にドレスコードが頭に浮かび
堅苦しさや持ち込む荷物の心配やらでちょっと気後れしてしまうのも事実です
Hurtigrutenの船旅はカジュアルそのものでドレスコードは存在しません
アラカルト・レストランやバーもあるのでオシャレしている人はボチボチ見かけました


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客室が船尾に近い分エンジンが全開されるとそれなりの音と振動が伝わります
最初は何事かとベッドから飛び起きたものでしたが慣れとは恐ろしいもの
それと悪天候にも拘らず旅の大半をフィヨルド内航行する船の揺れはあまり感じません
時折外海に出たときは船が小さい分、部屋でピンボール状態となりましたがこれもいとおかし


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現地時間に合わせていつもの生活パターンで行動する二人はお楽しみの最初の食事へ
日常より1.5時間ほど遅い7時始まりの朝食ではありますが店内はまだガラガラです
でも東洋人はどこへ行ってもやっぱり早起きでした
日本人のツアーが乗船しており熟年夫婦やファミリーが船内で散見されましたが
ここはまだC国観光客の間では知れ渡っていないのかほぼゼロ状態でした


ノルウェイと言えばやっぱりサーモンなんですね
軽くスモークしたものを筆頭にソテーやムニエルなど数種類が並びます
サラダコーナーではあまり葉物を見かけることはありませんでしたが
ポテトを使った料理はこれでもかというくらい登場していましたので
さすがメジャー客に的を絞っているわと勝手な解釈もしてみます


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前号の地図にあるようにかなりの寄り道をしながらのクルーズでしたが
メイン処を除くとその他の港での停泊時間はたった10~15分というところです
接岸されるのは船の左側ですから右側の部屋に滞在した私たちには何をやっているかは不明
ちなみに飛行機も左側から乗降りするのは船に習っているからなのですよね


メイン処での停泊時間は2~3時間という設定でこの間エクスカーションと呼ばれる
引率者同行の様々なオプショナルツアーが用意されています
事前にネット予約しなかった場合は船のインフォメーション・センターで
専門スタッフの説明を聞きながら空きがあればその場でも申し込むことができます


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身体への負担でランク分けされたツアーには簡単な徒歩での町散策から
スノーモービルでオーロラ鑑賞や犬ぞり体験など割とハードなものまで揃っています
土地柄人気があるのはバイキングの生活体験や欧州最北端のノールカップ上陸などです
妻と私は運動不足解消に徒歩での個人探索に専念し冬の北極圏を楽しんでいました


一夜明けた乗船2日目最初の停泊地はアールヌーボーの町オーレスン(Alesund)
ここで下船し暫しの町探索を楽しもうと計画していたものの
激しい雨が降り続く天候のためあえなくギブアップで船内滞在でした
それでもポンチョを羽織って事前予約のグループは町へと消えていったのでした


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