感電してたようです

お盆休みに入った時ぐらいからでしょうか
台所で水仕事をすると時々鈍いピリッと感が指に伝わり始めました
もともと両手指に故障を抱えているのでてっきりそれが少し悪化してきたのだと思い込みました
時を開けずして妻の口からも同じ現象の報告が出始めるのでした


もしかして漏電してるのかも！？


ショックを受けるような衝撃的なものではなかったのですが一応懇意にしている電気屋さんに相談
ブレイカーで漏電テストをやってみてとご指導いただき早速実行するも異常なしでした
それでも鈍いビリビリ伝達は止むことがなかったので嫌疑の矛先を遅ればせながらシンク下へ向けます





いつ取り換えたか記憶にないディスポーザーの下に錆び水が少し溜まっていたのでもしやと
作動させながら観察していると確かに底の方から水滴がポタリポタリと落ちてきます
慌ててコンセントを外し以後使用禁止にするもはて、どうして漏電テストを掻い潜ったのかと大疑問
何のことはありません、アース線が未接続だったため漏電感知はされなかったようです


旧式のコンセントにアース線の接続端子が付いている場合がありますが
近代版は機械側のコンセントが3極になっていてこれに対応できるアース付きコンセントがあります
漏電感知はアースを通った電気が地表に流れて初めて作動するようになってるからねと
先の電気屋さんが電話を置く前に講義してくれました





30年前新築した当時、アメリカでその便利さを充分享受していた私たちのリクエストで設置してもらい
途中一度取り換えたのを最後に今日に至っていましたがその業者さんは既に存在せずでした
ネットのおかげで最寄りの業者さんに出動願い無事取換え終了で一件落着です
後継の発展型機ということで作動時の音が殆どしないかなり静音タイプのディスポーザーです


夫婦共々ついに我が手にも老化現象到来か、はたまた熱中症にでもかかってしまったのかと
鈍いビリビリの原因を漏電以外にまで求め、妻に至ってはそれをネタに笑いを誘っていたとか
それにしても流れる水道水に伝わってくる電気を初めて肌で体感することになってしまったという
今では笑い話で済ませられるおバカなお話でした

コスパ良好な断捨離

お盆休みもまもなく終わろうとしています
区や市をまたぐ越境移動は何度かしたものの至って品行方正だった休暇期間でした
普段の平日にはできない用事の実行と新たな断捨離の挑戦が思わぬ結果を生み出した
そんな話をちょっとしておきましょう


会社をやっているとどうしても避けて通れないのが金融機関とのお付き合いです
お付き合い開始と共にもれなく付いて来る個人取引の通帳とカード
30年以上もの間に初回以降二度と使われることのなかったそんな通帳とカードたちの一斉整理
銀行名が変更になった年代物や扱い支店が変わった縄張り外のものまでその数十数冊です


こんなものたちを残してこの世を去れば大迷惑をこうむるのは残された者たちです
元気な内に分かりやすくしておくのが残す者の使命というものでしょう
実際動かしている口座だけで充分というものの、それでも３行分もあったりするのですから
これにクレジットカードが入ってくるとますますややこしくなってしまうので今回はここまで
このマイナス金利時代でもしっかり利息が付いたりして都合3万円弱の特別収入となりました





お次はにわかに急騰している金相場に便乗してみるかと自分たちの部屋の家捜しです
妻が仕入れた買取情報を試してみるかと抽斗の奥で忘れ去られていたお宝を引っ張り出して
物は試しと買取ショップへ持ち込んでみることにしたのでした


１９８０年代と言えばまさにあのバブル経済が実在していた時代です
金の装飾品が街場に溢れ真夏の照り付ける太陽に腕や胸元からピカピカと反射光を発し
これでもかというくらい怪しげな光景が展開されていたのがこの時代です
ある時期を介し身に着けること自体はばかれる一品となってしまいそれこそお蔵入り状態でした





電池が切れ何時止まってしまったかわからないうら若き頃の妻とのペアウォッチや
当時仕事をしていた金の本場香港で買い求めたり貰ったりした金製品が数点に
妻がもう身に着けることはないだろうと持ち出した変色気味のネックレスなどを携え
猛暑の最中、金と言えばあの会社が営むショップを訪ねてみることにしました


さすが餅は餅屋で金の鑑定分析は迅速かつ明瞭、純度によるその日の買取レートが提示されます
てっきり24Kと信じていた香港の金は実は23Kや22Kだったりちょっとガッカリした半面
相場の高騰で人気がなかった時計も査定がグッと上がり合計買取価格を伝えられてビックリ仰天
こんな断捨離だったら労力は惜しまないと次なる獲物を探し求め家捜し続行中です