前々から一度はきちんと訪ねたいと思っていた『お伊勢さん』。
そうです、今回の旅は三重県にあります伊勢・志摩国立公園、その中でも日本の神々が集う
伊勢神宮参拝をメインテーマに、賢島、鳥羽を巡る総走行距離約1,200kmのドライブです。

ルートは東名高速→第二東名高速→東名高速→東名阪道路→伊勢湾岸道路→伊勢道路
(復路は逆で)を使用し、途中食事と運転交代の休憩を取りながら久し振りのロングドライブと
なりました。

御殿場から三ケ日までの区間第二東名を走りましたが、真新しいこと、そして将来を見据えて
この区間ほぼ3車線仕様となっていることなど、個人的には非常に走り易い道路になっています。


 

最初の休憩地は第二東名高速静岡SAです。全部見たわけではないので偉そうなことは言え
ませんが、東名・第二東名のPA/SAはNEOPASA というロゴの下、このスタイルに統一
されていくみたいですね。

この静岡サービスエリアには地域自慢の一品達が勢揃いし、小腹が空いたので写真のしらす
マヨピザと抹茶クリームあんぱんを家内といただきます。そのほか変り種としては静岡という
こともあってガンダムTシャツの自販機や田宮の模型、お茶は勿論のことちびまるこちゃんまで
総動員です。旅の醍醐味にはこの途中ぶらり下車が欠かせません。

ここで選手交代して私は助手席へと移動。家内の運転で一時間と少々の内に東名・刈谷PAに
到着です。このPAにはなぜか観覧車があったりして一風変わっています。再び選手交代して
伊勢湾岸道路へと入って行きます。途中名古屋港にまたがる三つの吊橋を渡るのですが、
東京のレインボー、横浜のベイブリッジがすっかりかすんでしまう、そんな大パノラマが目に
飛び込んで来る壮大な名古屋港の眺めです。

『すげ~ぇ』とうなっているのも束の間、今度は眼前にアップダウンのグラフのようなスペクタクル
ジェットコースターを要するナガシマ・スパーランドが左手に見えます。ここには日経トレンディ
アウトレット番付で見事西の横綱を獲得した、三井アウトレットモール・ジャズドリーム長島があり
大勢の来場者で賑わっているようです。私の小さい頃は確かグリーンスパ長島と呼ばれてた
ローカルな施設だったんですが...。


四日市ICからシャープの液晶TVでお馴染みの亀山JCTを経由して伊勢道路へと入って
行きます。繁忙期ということもあってか、四日市IC付近で一時間の渋滞に捕まりました。
途中あの松阪牛の松阪を経由するのですが、ここは霜降りの誘惑を振り切って一挙に伊勢市
へと入り、伊勢神宮内宮とニアミスしながらこの日の終着地、賢島を目指します。

結構なワインディングロードを走破して45分、阿児湾を見下ろすロケーションに佇むこと50年、
山崎豊子さん執筆の大作、『華麗なる一族』の舞台ともなった都ホテル&リゾーツの
志摩観光ホテル・クラシックにようやく到着です。


 

私達が宿泊したザ・クラシックとその奥に全室スウィートのベイ・スウィートの2棟からなります。

 

部屋からの阿児湾眺望と現在は展示のみとなった華麗なる旧館。山崎さんが当時執筆で使用
した机などが展示されています。

今回は夕・朝食と近隣提携温泉入浴付き2連泊パッケージを申し込み、一日目は洋食、二日目
は和食というパターンです。朝食は洋・和のチョイス有りです。
夕食前に一っ風呂浴びようと、ホテルの送迎で近くの宝生苑という、今時こんなバカでかい
ボウリング場まである温泉旅館が存在していたのだと、改めてビックリです。阿児湾に沈む夕日
には少し早かったでしたが、ツルツル泉質の温泉は気持ち良かったです。

そして風呂上りの夕食はメインダイニングのラ・メールでフレンチコースです。

                   

いつもの様にメニューだけ載せておきますので、後はご想像で召し上がってください。
ここのギャルソンとソムリエは皆、結構年配の方が多く、大人のサービスが提供されます。
リピーターは皆名前で呼ばれているのでしょうね。
エビの中の伊勢えびと黒アワビ、美味でした。

ワインのまわりがいつもより早く、流石にロングドライブの疲れも出て部屋へ戻ると程なく
お子ちゃま消灯と相成りました。

さあ、明日は早朝から起床して、いよいよ待望のお伊勢詣りです。

つづく