プロ野球ペナントレースも佳境に入って来た9月ですが、横浜DeNAベイスターズは
例年に習い定位置の最下位が決定的。ジャイアンツ戦を除いてはあの阪神戦ですら
入場者は1万人そこそこと、今後の入場料収入は下降線を辿る一方です。

そんな中、ホームゲームのない時の横浜スタジアムは、突如としてコンサート会場へ
早変わりします。横浜スタジアムと言うと、あのマイケルジャクソンのコンサートが
行なわれた現存する唯一のスタジアムなんですよ。

その横浜スタジアムでは真夏恒例のTubeコンサートを始め、結構有名どころがやって
来るんですが、先週末にFunky Monkey Babys で盛り上がったところなのに、なんと
珍しく2週連続で今週末3連休中、あの大物アーティスト、マチャがやって来ます。

マチャと言っても奈良のマチャさんじゃありませんよ。福山のマチャ、福山雅治です。

スタジアムの告知ボードがあまりにも地味だったので、最初誰のコンサートだかわからな
かったので、わざわざ立ち止まりようやく確認できました。ポスターくらい貰って来ればと
思うのですが...。チケットは間違いなくプラチナ化して手に入らないでしょうけど、外に
居るとひょっとして聞こえて来たりするかも知れませんので、ビール片手に夕涼みがてら
来ちゃう人もいるのでしょうね。

福山さんの事はさて置きまして、コンサートが行われる度に私がいつも感心するのが、
その会場の設営と撤収の迅速なことです。

朝、JR関内駅南口スタジアム側出口を出ると、大勢の若いアンチャンたちが何かを待って
います。この光景が目に入りスタジアムへと歩いて行くと、必ずセンター・バックスクリーン
側のゲートが大きく開放されて、ステージが設営されていくのが見えます。この時初めて
誰かのコンサートだと分り、告知ボードの方を見やります。

恐らく夜通し徹夜で、会場設営が行なわれているのでしょう。撤収の場合はまったくその
逆で、朝開いたゲートから覗く光景は、ほぼ元通りとなったフィールドなのです。そこから
大型のトレーラーが忙しくゲートから出て来ては去って行き、後には疲れ果てた若者たち
が地面にへたり込んだまま座っています。はて?時給いくらのバイトだったのでしょうね。

あともう一つ発見したことは、大型の電源車3台が並んで駐車できるスペースがちゃんと
設けられている事です。エンジンから発生する排気ガスをキチンと放出出来るよう、
エグゾーストパイプまで取り付けられていました。以前はなかったような気がするので、新
オーナーのDeNAと横浜スタジアムは、今後どんどんこのようなコンサートを招聘していく
のでしょう。


さて、私もこの三連休というアイドリングブレークを利用して、今晩から秋の気配が漂う
軽井沢へと向かい、猛暑で疲弊した心と身体を癒やしてまいります。この時期の都会との
温度差は10度以上にもなり、本当に戻って来るのが嫌になってしまう、そんな思いにさせら
れる避暑地の本領が発揮されます。9月に避暑と言うのもおかしな話なんですがね。

滞在中は志賀高原方面へも足を延ばしてみようと思いますので、その様子もまたお伝えします。