三連休中日は前々から一度走ってみたかった『万座ハイウェー』を通りたい、家内は
少し前にTVで観た日本一高いパン屋さんへ行ってみたい、お互いのニーズが合致した
ところで一路、群馬県との県境にある横手山へ行ってみることにしました。

冬季は積雪の為ほとんどの区間で道路が閉鎖されるんですが、ナビで志賀高原のスキー
場を目的地とすると、通れないにもかかわらずこの万座ハイウェールートを返してきました。
ダメだと分ると逆に覗いてみたくなるのが人間の本能!? 雪の無い時に必ずと、思い
つつここまで来ました。

まずは家を出て5分程すると『日本ロマンティック街道』とナビに表示される146号線へ
出ます。登坂クネクネ道を登り切ると『峰の茶屋』がある交差点にでて、これを直進すれば
『浅間・白根火山ルート』の始まりです。

料金所で終点までの610円を支払い、ほぼ直線のハイウェーを少し行くと、運が良ければ

雲一つかかっていない見事な浅間山の眺望に巡り合えます。早起きは三文の徳、やはり
何事も朝一がよろしい様です。

終点の三原という所まで来ると吾妻川と吾妻線の万座・鹿沢口駅があります。
右へ行けば草津温泉、そのまま直進で万座ハイウェーへと繋がります。料金所で
1,020円を支払いいざ、横手山へ。しかし、なぜに10円、20円とこの半端??

途中にある万座温泉とスキー場が近づくと、やっぱり異様な硫黄の匂いが車内へと入り
込んできます。雪の無いスキー場も乙なものかと、トイレ休憩がてら撮影タイムです。

今でもこのように湯気があちこちから硫黄臭とともに立ち上ります。そしてもちろん温泉も
湧き出ているのですね。

トイレの傍に川が流れていたのでひょっとしたらと思い覗いてみると、やっぱり川が乳白色!
万座温泉独特の温泉水です。ちなみにこの場所はスキー場の駐車場。

これを機に、滑れないオフのスキー場特集でもやってみようかと...。


スッキリしたところで再びハイウェーへと戻り横手山を目指しますが、志賀高原方面からと
万座方面からとでは最寄りの駐車場が違ってきます。志賀側からだと『のぞき』駐車場と
ちょっと変わった名前、万座側は『渋峠』駐車場です。

渋滞こそありませんが、やっぱり各地から大勢の観光客が押し寄せていて、駐車可能な
見晴らし台では皆さん、首からぶら下げた自慢のデジイチで大撮影大会が行なわれて
いました。

そろそろ混雑し出した渋峠スキー場第一ペアリフト乗り場下の特等席に滑り込みます。
早起きの効用はまだ持続しているようです。
しかし、雪の無いスキー場は本当に間が抜けていると言うか、どうもしっくりいきません。
そう思いながらチケットを購入してリフトに乗り込みます。

わ~ぁ、やっぱり変だわ!!
それにしてもまだこんな化石みたいなリフトが運行されてるなんて...しかし、遅い!
これじゃあ吹雪くとたまらんわ。

で、スキー板を履いていない手持無沙汰な足。

15分少々でようやく横手山山頂に到着。
さてさて久し振りの山頂、それもスキー板無し、雪無し。いよいよその絶景パノラマの
登場です。