そう言えばブダペストへ向かう機内の前席で、CAさんが窓側の乗客に窓の外を指さしてしきりに
スーパームーンのレクチャーをしていたなと、夢見心地な頭は驚くなかれ、寝不足と時差にも拘ら
ずいつもの時間にもたげてきます。

そして、恐ろしくもシャワー前にはきっちりもよおすモノももよおし、普段のペースで身支度整えて
いざ、朝食へ。なんと素晴らしい対応能力なのか! 我ながら感心の一言。



内陸性気候の地と言えどそこはボヘミアン平原(!?)、思ったよりも気温は下がらず半袖の朝を
迎えます。ツアー本体のメンバーとツアコンらしき方々が既に陣取るレストランは、新鮮生野菜が
豊富で、特に色鮮やかなパプリカとトマトがブッフェに彩を添え、まずまずの初日スタートとなりました。

ドナウ川を挟み王宮の丘があるブダ地区、そして対面の国会議事堂がある平坦なペスト地区と
合わせてブダペストというハンガリーの首都を成しています。

ツアー最初の見物はそのブダ地区にある王宮です。スーパームーンに照らし出された丘の上のあの
豪華な建物です。


 



この白い花の香りは蜂蜜そのもの


 

宮殿の守り神(?)はなんとカラス! それも実物は珍しいツートン!!



王宮から再びドナウを眺めます。満々と水を湛えたこんなに大きな河川は日本では滅多に見れませんね。
しかも、このように『絵になる』ものは数限りがあります。



そして、ブダペストのシンボルのひとつがこの鎖橋(チェーンブリッヂ)です。河岸に見える細長い物体は
全て観光船で、永久停泊しているものはホテルやレストランとして利用されています。



バス以外の王宮へのアクセスとして、この可愛らしい木製のケーブルカーが活躍しています。


次なる見物スポットへ向かう途中、上手い具合に大統領官邸の衛兵交代式に遭遇し暫し見物。
オバ様たちご主人そっちのけでイケメン衛兵さんとのツーショットに夢中でした。






大統領官邸から徒歩移動でマーチャーシュ教会、そして漁夫の砦へと向かいます。



マーチャーシュ教会

 



漁夫の砦 

 
この辺りでけっこうな歩数を消化しており、朝の早い私たち2人のお腹は既にグーの音を上げ始め
ました。お待ちかねツアー最初のランチは対岸のレストランでいただきます。何やら周りから美味し
そうな香りが漂ってきましたので、そちらへクンクン近付いて行き、午前最後のショットを....



やっぱりドナウでした。レストランのテラスからはプライスレスなドナウの眺望が漏れなくサーブされます。
それでは私たちもバスへと乗り込み、いざ!