朝一番の便で羽田を飛びさえすれば

最短手段で8時半には家に到着できるとういう

伊丹空港の利便性に毎回感嘆の独り言が漏れます



普段から満席状態のドル箱路線ですから

大晦日だといって乗客の特性以外別段気に留めるものはなく

午後になってうめ地下へ繰り出すまでそこに特別な空気はありません



しかし、いったん地下へ足を踏み入れたなら突如として空気が変わり

アメ横に負けず劣らずの光景が眼前に広がってくるのです

凄まじい購買力を見せつけられ流れに身を任せながら歩を進め

注文しておいたおせちを最後に受け取れば即離脱に入りまます



翻って元旦早朝、大晦日のあの騒ぎが嘘のような静けさ

がしかし、それもまたまた束の間で

墓参りで乗った電車内には破魔矢を片手の乗客たち

名の知れた神社への初詣前後ということになるのでしょう

それにしても大阪人がこれほど破魔矢を好まれるとは



お墓の近くに地元では名の通った神社があるので

普段ならあまりすれ違わない「人」に大勢出会い

ならばついでに我々もとばかり、その人の流れに乗って行きます

数十年振りで参拝したこの神社のローカル色を楽しみながら

ちゃっかり前小厄払いも完了で佐野へ行く手間が省けました



早起きは三文の徳とはこの事か、それとも移動が便利なちっちゃい大阪のおかげかと

お昼に家へ戻って密度の濃い内容をこなしても

まだ午前の部がようやく終了しただけなのだと実感です

午後の部、今度は少し腰を落ち着けて母親の見舞いに北東へ移動し

牧歌的というか田園的というのか、母親がいる環境に触れ一安心です

肝心の本人との会話は思ったようには成立しませんでしたが

心配のない落ち着いた状態で過ごしているのは何よりでした



翌2日は午前中に再び母を見舞った後、ドM的大阪繁華街散策です

私にとって恒例のあのお店へ顔を出さずに正月は始まりません

次号も大阪小ネタで引っ張ります