期待できない空模様ではありましたが、先週土曜日から今週月曜日にかけ山荘滞在をしてきました
前回訪問の際、山荘入り口に植えてある12本のコニファの内の5本がどうやら枯れてしまいそうだったので
それが気掛かりでもあり覚悟の上の再訪でしたが、予想通り5本全部が召されてしまっていました
冬場に凍土化する軽井沢、昨シーズンは積雪が少なかったのでその期間が長かったのが原因ではとのこと


管理会社の担当者に歯抜ける部分への代替案の提示をお願いして取り敢えず一件落着です
枯れたと言えば玄関脇ウッドデッキ前の芝生も根付かずダメとなり、こちらはゆっくり考察することに
建築中に業者さんが冗談半分で裏庭に蒔いた洋芝の種が見事に育ち、こちらは青々すくすく育っているので
デッキ前に蒔いてみるのも一案なのか、タンポポ同様に逞しい洋芝の存在がクローズアップ現在です







朝7時頃に自宅を出発して驚くほど空いていた首都高を経由し、10時には山荘に到着していました
土曜日の朝はどうやら穴らしく、翌月曜日に休みが取れるなら今後はこのパターンも悪くはありません
夜から雨の現地予報でしたから昼食を兼ね以前から気になっていた新しい施設を訪ねることにしました
18号バイパスの鳥井原交差点を少し東側へ入った所に今年3月オープンしたスポットです


CCCが運営するKaruizawa Commongrounds という森の中の複合施設
蔦屋中軽井沢店を中心にインターナショナルスクールまで併設されたちょっと玄人向きの場所です
観光気分で立ち寄ってしまうとネガティブな印象を受けてしまいそうなので敢えてこう表現しました
一寸人里離れた場所でリモートワークしたい、とにかく何もしないでボーっと過ごしてみたい
そんな人たちには町の中心から少し離れたこの場所は格好の隠れ蓑になるやもしれません











これまであまり固有名詞を登場させなかった本ブログではありますが、今回は敢えてそうさせていただきます
というのも、行く末を案じての全く余計なお世話心から自然とこうなったようです
今では平日でも満車御礼のあのハルニレテラスでさえ、開業当初は数年集客に苦心していたくらいですから
軽井沢にあってもハード面でかなりハンディを背負ってしまっている現状を見ると応援したくなるのです











我が山荘の設計・建築をお願いした地元建設会社がなんか造ってるぞという事もあってか
何とか頑張っていただきたい地元愛からもう一言付け加えさせていただきますと
メインの書店内にはカフェが併設されていたり、無料でデッキチェアの貸し出しもしていたりと
のんびり読書に勤しむの良し、ボケーっと景色を眺めるのも良し、そしてもちろんテレワークもです







お蕎麦屋さんがあったり、デリカテッセンや有機ワイン屋さんもあったりと
食事目当てなら肩透かしを食らうのでしょうけど、森遊びを楽しむなら決して悪くはないかもしれません
このワイン屋さんでワンコイン500円の泡を試飲し、勝手に「森の立ち飲みワインバー」と名付けてきました
デリカテッセンからのテイクアウトと一緒なら充分贅沢なランチとなることでしょう







店内唯一の500ml瓶だった国産ロゼの微泡を併設するショップで購入して早速晩御飯でいただきました
夕方になっても雨はどうにか持ち堪えていたので、妻運転で軽井沢町ミニ周遊ドライブに出かけます
山荘から国道146号線を草津方面へ上って行き、峰の茶屋がある4差路交差点を白糸の滝方面に入ります
途中には旧草軽鉄道・中軽井沢駅や万山望などがあり、白糸ハイランドウェイ⁽通行料500円)を経由します


道はガタガタですが鳥たちの囀りが鮮明に車内へと入り込み、緑深い酸素充満の美味しい環境です
17時ともなれば白糸の滝の人出も疎らとなり、フォトスポットを独占状態にできてしまいます
既にシャッターが下りた昔ならの土産物屋を後にし、有料道路の終点から旧軽三笠地区の杉並木を通過
旧軽銀座のロータリーをやり過ごし新軽プリンス通りを駅前で18号旧道へと入ってグルっと一周です







軽井沢と取っ掛かり始めて早や四半世紀以上となりますが、本当に久し振りの白糸の滝見物でした
翌日曜日は終日シトシト雨模様、一般開放一番狙いで改装間もないトンボの湯に浸かってきました
綺麗になったサウナ入浴は一回12分のみ、あとは整いたい若者たちに見事占拠されあえなく内湯へ退散
山荘へ戻ってからは夜の居酒屋さんまでカウチと一体化して贅沢な時を過ごすのでした