家内がある夕方のニュース&情報番組で観たという、とある東京のデパ地下でのGW物産展にできた行列。
その発信源を明かすと、なんとあの551の豚マンだったとか。いまだ人気衰えずなんですね。

ネットでも簡単に購入できるようになった551ですが、やっぱり作りたて蒸したての一品をウスターソース
と付属の特製カラシでいただくのが一番です。徐々に小さくなりつつはあるものの、そのコスパはしっかり
キープしているのも人気の秘訣なんでしょう。

そして、もう一つ出来た行列の先に何があったかというと、これが昔ながらのイカ焼で、大阪通の方でない
とちょっと馴染み薄いイカとメリケン粉のコラボで仕上がったアナザー粉もんです。卵が入ると高級の称号
が付くとか付かないとか...

おそらく只今大改装中の阪神百貨店から出稼ぎでやってきたのではないかと思われますが、できることなら
一緒にキャベツ焼も持って来てくれればよかったのにと悔やまれます。

お好み焼きのプロトタイプとも称される?このキャベツ焼、幼少の頃の買い食い対象品の急先鋒であり、近所
の駄菓子屋さんの店先へ10円玉握り締めて足しげく通った記憶があります。店内にあるカラフルなチュル
チュルストローゼリーや、チューブ入りチョコの激しい誘惑にも負けず、頑なに鉄板上の今まさに出来上がら
んとしているキャベツ焼き一点を見つめ続けるのでした。

チクロや不可解な合成着色料がオンパレードだった当時の駄菓子の中において、正に安心・安全なおやつでも
あった大阪の粉モンの存在は偉大なり、ですね。

それにしても、あれだけ怪しげなものを毎日口に入れながらもよくぞここまで生き延びれたのは、単に医学の
進歩だけでは説明はつきません。おそらく土やホコリと戯れるうちに、自然界より様々な抗体を授かっていた
に違いありません。

困ったときは北海道物産展がやって来る百貨店の催時場ですが、果たしてコテコテ大阪粉モンはそれに取って
代われるか、GW明けのレポート(もしあれば)が楽しみです。