“ Go West "

西部開拓時代の最中、東部でプロパガンダよろしく
声高に叫ばれていたフレーズ
幌馬車と共に民族大移動の始まり

マイケル・ランドンのお父さんは逞しく
メアリー・スー・アンダーソンのお姉ちゃんは
可愛かったなぁ


そして、20世紀初頭
イリノイ州シカゴから
カリフォルニア州サンタモニカまで
一本の道がついに誕生したのである



“ Go West, young man !
Take the Route 66 "





1985年、インターステート40号線の開通は
数々のドラマと名曲を誕生させてきた
国道66号線の終わりを告げるものでもあった



「だめだ、全てが消えてしまう」
セリグマンの男は果敢に立ち上がり
ルート66の保存を州政府に懇願したのであった

そして、このお方も...



"don't forget me, baby"


当時のままの町セリグマンは
辛うじてその面影を残しつつ
細々と観光スポットとして
現在に至っています


行き交う車はもはや皆無で
時折こうしてアジア人を乗せた
観光バスがやってくるらしいのです



ちょうどC国からの先客が
元バーバーショップだった土産物屋で
出発時間を過ぎても買い物の手を
緩めることはありません

ブッ、ブ~~!

ここはアメリカ
“沈黙は貧なり”

ドライバーも黙っちゃいませんよ



これを人造的だと言う人もいるのでしょう

しかし

This is the Route 66, now
American nostalgy

iPhoneから軽快に流れる
Eaglesがドンピシャとはまる

♪ Take it easy, ♪♪