アルカトラス島へ渡る観光船はあっても

市民の日常の足となる海上交通がないサンフランシスコと違って

香港のように発達しているのがシドニーの日常航路

陸上交通の発展途上をしっかりサポートしているようです

難点は券売機が少なすぎて観光客泣かせなところ









湾内観光を兼ね最も短いルートの船に乗船し

目指すはシーフードのメッカ、フィッシュマーケットです

オーストラリアの築地市場には遠近物がどっと集まって取引され

併設された市場には新鮮な魚介類が所狭しと並んで

観光客の旺盛な食欲をそそっています







買い求めた生魚介類はその場で調理してもらうこともできるので

これを目当てに驚くほど大勢の中華系観光客が集まり

そのおこぼれ頂戴とばかりこれまた多くのカモメが寄ってくるのです







高価な大振りアワビやロブスターなどが飛ぶように売れていき

全盛期の香港・鯉魚門を思い起こさずにはいられません

市場内外で飛び交う広東語&普通語、そしてカモメ

ここはいったいどこやねん、そんなシドニー・フィッシュマーケット






外からでは駅舎だとわからない



昼間のアルコールでほろ酔い気分のまま低床トラムにて市場をあとにし

終点のセントラル駅までこれまた短い鉄道の旅

途中停車したチャイナタウン

その規模はどうやらサンフランシスコには及ばないようです







セントラル駅から地下鉄を使うとハイドパークへはセントジェームズ駅が最寄

シドニーの通り名や地名はUKから拝借したものが実に多いのです

シドニーっ子の憩いの場ともいえる公園




ポケットに手を突っ込み足で駒を動かし対局するオッチャンたち





さあ、そろそろ陽も傾いてシドニー最後の夜がやってきます

この日の晩餐はお試しでオージー日本食

帰り便が早朝ということもあって胃に負担がかからないものをと

ほのかな期待を抱いての挑戦でした

今後の発展に期待することとしホテルへ引き上げました