赤浅間


本当に久しぶりで飛行機に乗らない年末年始を、しかも山荘でゆったりと過ごしました
年末大寒波を回避すべく出発を一日早めたのは大正解で、翌日はまったり雪見を家の中から満喫
都会では低すぎる室温18℃もマイナス12℃の外気のせいで大変暖かく感じられ
横浜の家で感じるところの寒さは一切ないというちょっと不思議な体験もできます


美ヶ原から飛んできているはずの地デジ電波にスルーされるスポットに位置する我が山荘
頼りはケーブルかスマートTVになり、コスパを考慮するならやはり後者だと
数局だけクリアに受信できるFMラジオ頼みの完全TVなしで過ごした休暇でした
もっともここ数年スルーとなっている紅白を見逃したからと言って大勢に影響はなしです


今週末にはついに光回線が繋がり、山荘のDX化が一挙に前進することになります
最近のオーディオの進化も目覚ましく、この恩恵で未知の世界を楽しむことも出来そうです
そもそも元からリビングにTVが鎮座するスペースを設けず、ダイニングの壁飾りとして
こじんまりと設置した48型を自身の定位置から眺めながら「テレワークに最適だ」と妻がご満悦です
ということで2F書斎構想はこの場で吹き飛んで、私の仕事場が決定した瞬間でもありました





とにかく持ち込んだすべての荷物をきちんと年内で片付け終わるのが今回のミッション
スタートダッシュが奏功したのか30日中にすべて終了してトンボの湯のおまけ付きです
開放感抜群の露天風呂をいつもの三倍満喫し、5人のみ使用可の間仕切り付きサウナで整います
完璧に整うには氷点下の外気の中でしっかり水風呂浴びた後、湯船であのヒリヒリ感を楽しむのです
香港で教えを請うたサウナから速攻水風呂ジャブンはNGよを未だ遵守しています


喪中のお節はだめらしいといつものお店で予約しておいたオードブル盛り合わせを受け取り
軽井沢で一番旨い蕎麦屋さんだと信じて疑わないお店から年越し蕎麦をテイクアウト
別荘地入り口の酒屋さんからはこれまた一番お気に入りの超辛口地酒を調達して完璧です
雪化粧を眺めながらのヒッソリ年越し、夜更かし材料は無しということで早寝早起きでした


理由ははっきり分からずともこれまであまり好きではなかった年末年始の独特な時の流れ
国内外を問わず家とは別の場所で違った流れを感じていることで紛らわせていたのは確かです
今回も家とは別の空間ではありましたが気持ちはまったく違う方を向いているのに気付きました
どうやらこの節目の新たな楽しみ方を心身共に習得できた瞬間だったようです