時々覗くアクセス解析の中に検索ワードと言うのがありますが、私の場合
いちばん多いのが『JAL』なんです。この一文字でよくぞ私の関連ブログ記事へと
飛んで来ていただけるとは、誠感謝感激雨あられです。

言葉を変えますと、やはりそれだけJALの一文字でJALの事を検索する人が沢山
居ると言う事ですね。

その注目度が何かにつけ高いJALですが、近々の話題はやっぱり9月の株式再上場
です。アナリストの大方の予想では、ブックビルディング(入札)価格は一株¥3,700
前後ではないかと言う事です。購入権利を見事ゲットした投資家は、最低100株から
JAL株を市場に出回る前に購入することが出来ます。儲かるかどうかは神のみぞ知る、
ではありませんが、ちまたの投資家の間では今、この株が買いかどうかが取沙汰されて
います。もし、スムーズに上場が完了すれば、その企業価値は一気にANAを抜き去って
しまうかも知れないのです。

これじゃあANAも憮然とするのは当然とも言え、事有る毎にJALをやり玉に挙げたがる
のも無理はないかも知れません。

そして、ここへ来て小さな記事ではありましたが、JALと同じワンワールド・アライアンス
に属し、連邦破産法を申請して再建中のアメリカンエアラインが、競合であるスターアライ
アンスに属するUSエアウェイズと提携するのではないかと、これも取沙汰されています。
スターアライアンスと言えば宿敵ANAがいます。今北米大陸各地への乗継はアメリカン
エアのルートに頼っているJALです。もし、アメリカンがあっちへいっちゃったら北米内
路線はどうなるのか?この結果次第ではJALの株式上場にも何らかの影響を与える事と
なるでしょう。

もう一つ気になるのがANAがカリフォルニアのサンノゼへ直行便を飛ばすと言う事実です。
サンノゼと言えばあのアメリカンエアのハブ空港の一つです。現在はJAL便も共同運航で
直行できるシリコンバレーへの玄関口です。これはひょっとして何かの試金石なのでしょうか?

異なる提携グループのメンバー同士が『共同運航便』で手を結んだり、今後あの格安航空が
挙って国際線へ参入して来たりと、ほんとうに航空業界は絡まった糸の様な様相を呈して
ますますもってさっぱり分らん状態となってしまいました。



さて、話をJALへ戻しますと、同じように検索ワードで多いのが『生涯マイル』です。
以前記事中で紹介しました通り、登場クラスに関係なく規定の料金で実際に国際線
飛んだ積算マイルの事です。なぜか国内線のマイルは加算されません。JMB
(JALマイレージバンク)のメンバーならば、資格がある限り積算レコードが残り、希望に
応じて事務局から教えて貰えます。また、クォーター、ハーフ、スリークォーター、そして
ワン・ミリオンのマイルに達する毎に記念のタグが贈呈されます。赤道付近の円周が
約25,000マイルですから、ワン・ミリオンを達成すると地球を約40周した計算になります。
ちなみに私は現在24周目ゴールのちょっと手前です。

最後にもう一つ人気の検索ワードをご紹介しておくと、これが『ランドオンリー』でした。
JALパック旅行の中には現地集合が可能なツアーがあります。現地までの往復を自分で
手配するのですが、大方の場合、手持ちのJALマイルを使ってタダやアップグレードして
自由にしかもツアー代金よりも安く済ませることが可能という商品です。勿論他社の
メンバーはそちらのマイルや特典などを使えばいいわけですね。
行き帰りは自由に、現地では自由と言う犠牲を払う代りに荷物の面倒までみて貰える
団体行動のツアーに参加する。歳を重ねるとこの手は侮れません。

時代の移り変わりと共に旅の仕方も変遷していきますが、やはり妥協を許さない部分に
こだわりを持つと、その旅も一層楽しくしかも華やかに、そして記憶の奥深くいつまでも
残ることとなることでしょう。