再び横浜へと戻りまして、本日のお題は航空機優先搭乗です。私のブログを検索ワード伝いに
訪ねていただく方の多くが、『JGC』・『優先搭乗』・『生涯マイル』といった検索ワードをお使いで、
いつも、いったい何を調べようと検索されてるのか、非常に好奇心をそそられているのです。
『JGC』や『生涯マイル』は、そのもの自体がどんなものかという素朴な疑問からの検索なのだと
想像できますが、『優先搭乗』にいたっては、もっと掘り下げたところにある何かを探しておられる
のだなと、思いっきりこじ付けて本題へ入って行きましょう。
ここは羽田空港JAL国内線大阪行き出発ロビーです。搭乗時刻となり、スタッフのアナウンスが
以下の様な内容で流れます。
まず、2歳以下の子供連れの方や、搭乗に際しサポートが必要な方からどうぞ
小さなお子さま連れや足の不自由な方などは着席するまでに時間を要し、そのため機内の交通
渋滞の原因ともなりうるので、一番先に乗っていただくのは至極当たり前のことです。
さて、次の優先順位が実は私の今回の思うところなんです。
ダイヤモンド会員、JGCプレミア会員、ワンワールド・エメラルド会員の方、どうぞ
さすが、ドル箱路線だけあって、呼ばれる前からすでにこれら会員の長蛇の列ができています。
この行列を見る度、私の中に突如ブラック社長が出現し、そして毒舌づき始めるのです。なぜなら
ば、そこに私がいないから...
おいおいおい、9日に1回のペースで往復してるんかぁ?
仕事やから仕方ないか!?
(会員資格:年80~100回の搭乗、つまり40~50往復)
(敢えて国内線利用のみと仮定)
ええな、ええなぁ、会社の経費やで、ズッコイわ、ほんま
(かなりの確率で当たっているはず)
回数乗ればいいってモンじゃないで、こんな短い距離なのに
30年以上乗り続けて、計算されてない分を入れたら、とっくに100万実マイルは
飛んでる自腹のこの俺が、なんでまだ、ここで待ってんねん。
(正確には途中、経費分も幾らかありました)
だんだんエスカレートしていく、〇ツの◎のちっちゃいブラック社長の口から、放送コードに抵触し
そうな文言が飛び出しそうなので、この辺りでつぶやきは強制終了します。
最後に、やっとこさ自分の番にまわり、一般の乗客と一緒に機内へと歩み入れ、まだ空きの多い
自分の座席周辺へと向かうブラック社長が発した一言で、私の中から彼がスーッと消え去って行
きます。
あれ? さっき、並んどった人の大半、どこへ消えたん?