平日の夜、しかも緊急事態宣言発出中の首都高速道路はガラ空きです
しかし接続して走る関越自動車には大型トラックが我先にとかなりの台数が走行していました
埼玉県から群馬県に入るといきなりのゲリラ豪雨に見舞われすっかり綺麗になってしまった愛車
日付が変わる前に山荘へと辿り着き荷物整理を済ませ冬用羽毛布団に包まって就寝です


久し振りの晴天で迎えた翌秋分の日はデッキ周りに設置する設備の物色で業者さんを訪問
キャンプ人気でかなり増えてきたという屋外調理器具ですが本格仕様は選択肢が限られ難航です
それでもちょっと意匠的に面白い代物を薦められこれならイケそうと即決購入で設置予約しました
夏のイメージが強い外遊びですが私は断然息が白くなる冬派山荘外遊びが好みです





飛び石連休狭間を狙って出かけたいつもの温泉、それでも結構な入り込みで恐るべし人気
ハルニレテラスも満車状態でますます人気の星野エリアにはどうやら平日はなさそうです
中軽井沢駅周辺の散策を目論んで来た今回はデジイチもしっかりと携帯し気合十分の風呂上り
人影まばらの駅前駐車場は12時間止めてもたったの500円と沓掛プライスでいざ昼食へです


車から出た途端ライン入電の着信音、チェックすると大阪の長姉から義兄急逝の訃報でした
急遽今後の段取りを整えるべく取り敢えず近くのレストランで食事をしながら妻と作戦会議です
通夜は翌日夕方、告別式は翌々日午後一ということなので間に合うように大阪入りするということで
残った用事と予定を消化しつつ予約を入れてあった夕食も済ませてから横浜へ戻ることにしました





ノンアルビールで済ませる夕食は途轍もなく寂しいものとなり、その足でノンストップの帰路へ
山荘を出る前に飛行機と宿の予約を入れたのですが減便と機材小型化のせいで大阪便はほぼ満席状態
往復とも残2席を運良くゲットしたものの密は大丈夫なのかと不安が頭の中を過ぎります
しかも感染者数ではまだまだ見劣りする渦中の大阪行きですから自ずとそれは増幅してしまいます


旅の延長だから準備も楽だろうと思いきや1年8ヵ月振りの飛行機の旅、予想以上に手間取り
喪服や数珠・袱紗などプラスアルファを含め準備が整ってようやく夜中の就寝となってしまいました
いつもの時間に目覚めてくれ余裕の身支度と空港到着ではありましたが手順に若干の戸惑いありです
さすがに空港内はガランとしておりいつもならごった返すラウンジも人影は疎らでした


新幹線の7分をはるかに上回る3分程度で機内の空気を清浄化するらしい最近の飛行機だとか
座席が間引かれることは無いにしてもマスク着用で大人しくしてるのなら不安は薄れます
真ん中あたりに大きなフードコートと土産物屋ができていた伊丹空港はおよそ2年振り
間引かれたリムジンバスを沢山の荷物と一緒に待つのもなんなのでここはタクシーの御出ましです





「お帰りなさいませ」の挨拶で迎え入れられたホテル内も人影は疎らでコロナの影響は特大です
チェックインの時間にはまだ早かったのに部屋の準備は既にできておりスムーズな進行
メンバーアップグレードで高層階の部屋へ移動ですがコロナ禍のためスタッフの同行はなしです
もちろん荷物は追っかけスタッフが部屋の中まで運んでセットしてくれるいつもながらのサービス


お通夜までにまだ少し余裕があったので部屋着に着替えて30分程昼寝して体力を回復させます
緊急事態宣言のためホテル内での飲酒は部屋の冷蔵庫のみでレストランも20時で終了です
2日間世話になるので試しに価格表を見てみると目が点、大きな声では言えないのでご想像におまかせ
それよりなんとかお通夜に間に合わせることができ悲しくはあるものの親族とも久し振りの再会でした