旧山荘でじっくり紅葉を楽しんだ記憶がなかっただけに新山荘での今回の体験はひとしおでした
例年なら10月下旬には寒気が入り込み一日の寒暖差が激しくなって紅葉に至るという経路ですが
今年の10月は思いのほか暖かさが持続して2週間ほどピークを迎えるのを遅らせたようです
今年6月に植えた2本のいろはモミジと20本のドウダンつつじが見事に色付いてくれました


錦秋とはまさにこの事なのかと別荘地内を走行しながら目に焼き付けたこの鮮やかな紅葉シーン
はて、旧山荘のシンボルモミジはどうだったかなと寄り道してみたら銀杏のような黄色でした
20年以上の時を経てすっかり大きくなったモミジをライトアップして楽しまれていることでしょう
次回の訪問時にはすっかり落葉して厳しい冬の序章風景へと変化していくはずです





冬へ向かう前にもうひとイベントということで来週18日木曜日はボジョレーの解禁日です
フランスの産地では霜の被害がかなりあって今年の出来栄えが心配されていますがどうなのでしょうか
今シーズンの長野のシャインマスカットもなんだか小ぶりでしかも色付きが悪く甘さ不足でした
その分値段は昨年の半値近くまで下がり食後のデザート用には手が出しやすいといったところでした


義兄の急逝で慌ただしく山荘を後にした際、またしてもそのシャインマスカットを忘れてしまう失態
1ケ月後の再訪時、新たに購入したものを専用室へ仕舞おうとした妻がアッと驚きの声を出すと
そこには同じく人参とシメジが仲良くバイオフレッシュ・ルームで静かに眠っていたのでした
前回のキャベツ同様、シメジ以外は外見に何ら変化なしということで今度は試しに口に入れてみることに


マスカットの皮が幾分固くなっているようでしたが中身の瑞々しさや味に変化はなく全く問題なし
人参は多少水分が飛んでいるようでしたがこれも問題なく生のスティックで美味しくいただけました
二度もこういう経験をするとなんだか次回はお肉系を試してみたくなってきました
いわゆる熟成っていうことなのでしょうか、一度試してみる価値はありそうと思うのは私だけ?





山荘到着がおもに日付の変わる頃なのでこの時期ともなるといよいよ0℃近くにまで下がっています
事前暖めサービスはまだ頼んでいないので山荘内も10℃を下回っていてブルっと寒いです
急ぎ車から荷物を下ろし所定の位置へ運ぶと床暖房をセットしてそそくさとベッドに潜り込みます
朝の起床時には山荘内ほのかに暖かくここから一挙に本格運転へ切り替え適室温まで上げていきます


勤労感謝の日を境にどうやら朝晩の軽井沢は本格的なマイナスの世界へ突入となりそうなので
恒例の水道管凍結防止対策と山荘内事前暖めサービスを管理会社にお願いすることになります
今の水抜きはコックを閉めるだけで完了と大変便利にはなりましたがその分山荘内を24時間体制で
必要最低限の室温にキープしていくことで給排水管の凍結を防止するという具合です





ガスは一切使用せず、給湯や床暖房の一部を除きすべて屋外に設置してある灯油ボイラーで賄っています
留守中でも契約業者さんがきちんと残量チェックしてくれ必要とあらば給油していってくれます
冬場のガス欠はそのまま命に係わることにもなりかねませんので常に満タンには静かに目を瞑ります
その他別荘管理には実に様々なサービスが提供されておりますが不必要なモノは丁重にお断りしています


11月の〆の行事として敷地内にある大量の落葉処理が待ち受けていますがこれも管理会社任せです
腐葉土になるからそのままにするというのは虫の大量発生に繋がるということでNGらしいです
ガレージや倉庫内には旧山荘時代に購入した様々な道具・器具類が本当に静かに眠っています
常駐した暁には再び陽の目を見ることができるのでしょうけど、このままじゃあさていつになることやら