一年振りのナイター観戦、私が行けば今まで負けたことのなかったG戦士が負けてしまいました。
土を着けたDeNA戦士、若手の台頭と共になんだか勢いが増してきたようです。それにしてもGの
投手の不甲斐無さときたら...まこと、トホホの世界であります。

昨夜の憂さを晴らすべく、ではないのですが、休みへ突入する前に少々ボヤイておこうかと思い、
最近の話題を二つ三つ。

実感はそれほどでもないのに、知らぬ間にスパイラルで無くなった感のあるデフレ。その最中でも
独自のビジネスモデルで躍進して来たいわゆるデフレ外食産業にも、景気の回復とは裏腹に暗い
影が忍び寄って来たようです。

何を隠そうデフレ外食産業の低単価実現は紛れもなく今回のような人的犠牲と、C国をはじめと
する海外低価格加工食材の輸入に支えられて来たわけです。 

今回のすき家の一件はほんの氷山の一角なはずで、デフレ・ビジネスモデルはもはや終息の時を
迎えたといってもいいのではないでょうか。サービス残業から生まれる売上の限界利益率の高さは
言うに及びません。

サービス残業以前の問題として、低賃金で働かされていた従業員のモラルの低さが生み出した今回
のチキンナゲット騒動ですが、これもまた氷山の一角の出来事で、我が国で消費されている輸入食材
の安全なんてあって無いようなものです。

儲けた張本人は今後莫大な損害賠償対策で大変な目に遭うのでしょうが、とばっちりを受けた当の
日本マックはなんと17%以上の減収となったそうです。かたや騒動渦中の中国ではこれまた皮肉な
ことに、なんと行列ができるほどの活況振りで、中国マックによる今回の騒動の対処が高評価を受け、
信頼に値する企業であると人民が認めたためだとか。もう訳が分かりません。

マックに対する信頼度は増しても、自国の食の安全なんて一切信用しないC国人民がそっぽを向き
始め、行き場を失ったかに見えた食材の引き受け手がどうやら降って湧いて出て来たようです。

欧米日から経済制裁を受けているロシアのプーチンさんは、この度その報復措置として今後一年間
これらの国々からの食品農産物輸入を一切禁止するというのです。日本の場合は高級食材が殆んど
のようで影響は軽微だそうですが、制裁参加の欧米諸国、特に欧州企業への ダメージは大きくなる
だろうと思われます。

ロシアとしては、大嫌いだけれど喧嘩はしたくない中国にある大量の食品が見え隠れしているので、
こうも強気に出れたのでしょう。煮え湯を飲まされずに済みそうなプーチンさんですが、訳の分らない
不衛生なモノを食べさせられないように要注意です。

いずれにせよ、独裁者が蔓延る会社や国にロクなものはありません。我が国の宰相も最近そう囁かれ
ておりますが、人のふり見て我がふり直せを肝に銘じ、自己愛に溺れることなくしっかりとお役目を全う
していただきたいものです。