山荘のシンボルツリーとなるモミジと相方となった利休梅


本降りとなった週末の軽井沢でしたが、朝から最後の家具の搬入がありこれですべて揃いました
間が抜けていた空間に収まるべきものが整うとやはりしっくりと来るもんです
しっくりくると言えば近頃悩みの種になっている酷い肩こりがすっかりどこかへすっ飛びました
4時間近くのロングドライブにも拘らず痛みひとつもなく山荘へやって来れたのが不思議です


梅雨の充分過ぎる水分のためか敷地内の木々や芝と雑草の緑が一段と深くなっていて
朝起きて辺りを見回すと隣近所の山荘はすっかり緑のカーテンでその姿が隠れてしまっています
自然力によるプライバシーの保護作用とでもいうのでしょうか、1か月足らずでの大変化です
外へ出てこの眼で直に確かめることはしませんでしたが間違いなくこの地の夏は直ぐそこです





浅間オブザーバトリィと名付けた上段のデッキからの浅間山展望は残念ながら今回はできません
下段のデッキは部屋からそのまま出入りできるようにしてこの夏は間違いなくBBQ場となるのでしょう
もともと平坦な土地を好まないのでご覧の通り我が山荘は緩傾斜地に建ててあります
よって実際には2階の部屋からもこうしてデッキを介し外へも出入りできるようになっています


接する道路と玄関の高低差が3mあるので建物は下から少し見上げるような感じとなるので
山荘内を外から「覗かれる」という感覚は今回の植栽も加わったことでまったく無くなってしまいました
上段デッキまでのアクセスとして木材を使用した遊歩道を併設し老人運動に一役買って貰います
下段デッキの傍に手作り窯を造ってやろうと意気込みだけはあるのですがいつになることやらです





意気込みといえばリモートワーク推進の急先鋒となるべくこのようなスペースを確保したものの
その実現こそ手作り窯より遥か遠くになってしまった感が否めないのも酷い肩こりの原因のはず
せめて週末だけでもその気分を味わってやれと屋内LANまで配したこのスペースでほんの息抜きです
浅間石でこしらえた石垣と溢れんばかりの緑を眺めながらこうしてブ活に勤しめるだけでも良しとします


敢えて和室にこのスペースを設けたかというと折角の額縁サッシを生かす手はないかという発想から
古傷だらけの身体をなんでまた地べたの環境に晒すのかと妻に問われたもののそこは引き難いものがあり
地べたを快適に過ごせる優れた秘密兵器ははないものかとそこら中を探し回ったところ
今回山荘の家具でお世話になった担当者が見つけてくれたのがこれです





和室用E-Game仕様とは申しませんが、レカロ風リクライニング&首元可変式座椅子
身体のホールド感とお尻の十分なクッション効果で長居しても疲れはさほどありません
カバーの取り外しが簡単にできもちろん洗濯もオーケーなので長期間快適使用が可能です
在宅やテレワーク等の普及で室内用家具のバリエーションがどんどん広がっていくようです


新しいスツールに腰掛けキッチンで簡単に昼食を済ませた後はお楽しみの温泉です
雨中の露天風呂、どうせ濡れているのだから気にしないでゆっくり浸かるのもありです
この天候と普通の週末の午後浅ということもあってか入浴者は疎らでサウナも混雑無し
12分2ラウンドと温冷浴で交感・副交感神経のスイッチングも行いしっかり整って参りました