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もしも、生まれ変われるのなら [ちょっとブレイク]

カリフォルニア篇を書きながら常に頭の中に思い描いていたことがこのタイトル。

一にも二にも私は現代で留学している大学生になりたいです。
時代はあの頃とはすっかり変わりました。
私たちの時代では、留学生はある種異端児扱いされていた感は否めません。
(私だけだったかもしれませんが...)

こんなに世間が英語英語と騒ぎ立てるとは、あの頃では想像すらつかなかったことなのです。
会社の公用語は英語、TOEICは800点以上、留学経験者大歓迎、おまけに小学校で英語の
授業を開始。と思いつくまま挙げていくと、今までこんなに英語や留学が「チヤホヤ」される時代は
無かったんじゃあないですか!?

反面、海外へ出ていく若者がかなり減ってきている事への危惧があります。
企業は海外滞在経験者や英語が最低限話せる人材を探し、その情報をこうした若者達が
スマホを屈指して必死に読み(或いは読まされている?)、収集し、わずかな空き椅子へ何千人もの
学生が殺到する。結果、就職浪人が増加する。
何がどこでどうなって、こういう結果へと結びついているのか?

私の持論を展開させていただくと、インターネットと携帯電話の普及がある意味、その原因と
なっているのではないかと思います。

机の前に居ながら、電車やバスに乗りながら瞬時に世界の事が手に取るように解ってしまう。
もう「百聞は一見にしかず」なんて諺が通用していない、そんな気がします。
一例をご紹介すると、私の知り合いの娘さんは年頃だと言うのに、いっこうに海外旅行へ
行きたがらないので理由を尋ねたところ、インターネットで行ってるからその必要はないと返事が
帰って来たそうです。

これが極論だとしても、多かれ少なかれ今の若者達はきっと、彼女と同じようにインターネットで
色んな物事を食べ過ぎて、
お腹が膨れているのだと思います。
本当に食べ過ぎてお腹が一杯になると、動きたくなくなるのと同じように...。

自分の目で見て、手で触れて、耳で聞いて、足で歩きまわって、口で多くの外国人としゃべって。

留学ともなると結構な出費になってとてもじゃあないけど、うちには高嶺の花だわ。
果たしてそうでしょうか?
国公立大では歯が立たないのでしょうが、私立だとその授業料はそんなに変わるもんでしょうか?
ましてやこの超が付くほどの円高の時代(実際に私がアメリカに居た最後の頃の1/3ですよ!)
生活費を入れても日本で私学へ行くのとそう大差がないのでは?。

せっせと円を売ってドルを買い、かわいい子には旅をさせて、しっかりと付加価値を身につけて貰い
来る就活戦線で堂々と立ち振る舞える、そんなたくましい子供を育成していただきたいものです。
或いは当事者の本人から親御さんにおねだりしてみたらどうでしょうか。

最後に、野田首相、これって円高抑制対策にならんですかぁ?

 


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