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Haleiwa Brend [飲の抽斗]



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ワイキキのホテルで飲むモーニングコーヒー

これはこれで立派な贅沢なのだが

やっぱりアレを飲まずに帰るわけにはいかないと

レンタカーを飛ばして小1時間

ノースショアの玄関口とでも言おうか

ハレイヴァ・オールドタウンのコーヒーギャラリーへ



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残念ながらノースは今日も雨だったとばかりのドシャブリ

なのに朝早くから地元のHaole(ハワイ語で白人)たちがもう行列

フリーWifiもあるからなのか、なぜかここには沢山集まる

お目当てのもう一つはやっぱりハレイヴァ・ブレンドだな

うす過ぎないほど好いアメリカンがいいんだよなぁ



土産にと2袋掴んで再び行列に参加していると後ろから

あんた、こっちの方が絶対うめぇよ

コーヒーはカフェインが命だぜ

これ一杯でギンギラギン間違いなしだ



朝っぱらからstoneなおっさんの妙な講釈聴かされたけど

ノースらしくってええじゃないか

全然変わってないよ!



自家製マフィンも平らげたのでモーニング終了

クルマを来た道へと戻してホノルルへ

スコーフィールド基地を通過する頃には晴れ間がのぞきはじめる

晴れ時々へヴィー・シャワー

どうやら今回のハワイの天気予報なのである

ということは......



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濱の隠れ家ワイン試飲会 [飲の抽斗]


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iPadで慣れない撮影=ピンボケ


いつもランチを食べに行くお店のマスター、会計時にちょっと待ってと言いながら奥から何やら紙切れを
持って来て、今度これやるから是非どうぞ、と手渡された「ワイン試飲会」と名打ったイベントへのお誘い。

料理も出るでよ、ということだったので、飲めない家内同伴でほんとに隠れ家のような人通りも疎らな通り
のビル地下にある自称ビストロのお店を訪れます。ここんところ医者通いの身となってから1年以上も夜の
訪問はご無沙汰だったので、なぜかライトの薄暗い店内が懐かしく思えました。

そこで、この日の為に前日アルコールを抜いた私の体調は万全、開演前の泡泡スプマンテから気合が
入って行きます。おつまみの料理は既にカウンター上に並べられて皆さん早速ガッツリといってます。
この夜、店主が準備したワインは白・赤合わせて25種類、テイスティング用グラスに30mlずつらしので
都合ワンボトル、ただし、全て飲み干したらと言う前提ですが...


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準備された席は全て埋まり満員御礼となって会は始まります。周りを見渡すと会社の仲間同士と思われ
る2組以外はやはりカップルで、うちと同じ夫婦らしきはおそらく一組だけか!? あとはご想像にお任せ
するとして、年齢層は結構高めであったようなので家内共々余計気になってゆきます。

そんなスパイスも効いたこの夜の試飲会、一応スタートはスムーズに行ったかに見えましたが、店主の
ワインを解説する声が徐々に高くなるにつれ,各テーブルは自分たちの世界へと入り込んで行ってしまい
ます。

私の立ち位置の傍には座らない方がイイという、入店時に店主の口から出た言葉の意味がここでようやく
理解できました。店主の張り上げる声を素直に聞いていたのはおそらく律儀な私と、お隣のワイン博士
よろしい解説好きな吾人だけではなかったのか!?

肝心のテイスティングですが、ある程度のところまで来るとそれ以上アルコールが体に回らなくなり、肝臓
の調子も絶好調なのか至って素面な状態で飲めるものなんだと実感。能書きはお隣さんの様には語れま
せんが、好きか嫌いかイマイチかが判れば私としてはそれで充分目的達成です。

 

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改めて同じものを手に入れようなんて気は値段を聞いた途端に失せてしまい、普段の我が道を貫ぬくのが
やはりベストなんだと納得です。そして、何万もするお高いワインが必ずしも美味しいとは限らないことも
学習することができたようです。

でも、こんな機会が無いとこうした体験もできませんので、これはこれで授業料と言う事で納めておく事にし
ましょう。 

残ったワインに酔っ払い達の容赦ない触手が伸び始めて店主が戦々恐々としだい、上等な銘柄から厨房の
奥へせっせと運び出す姿が滑稽過ぎて家内と大笑い。そんな彼らをよそに丁度時間となりましたのでこの辺
りで勘定を済ませ退散することにしました。

こんなに飲んだのは本当に久し振り。火照った顔に初冬の濱の夜風が大変心地よかったです。


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大人の仲間入り [飲の抽斗]

  正直申しまして、ウィスキーをオンザロックで飲めるようになったのは
ごく最近の事です。きっかけは以前『洋酒ってやっぱり飾っておくもんじゃあない』
でご紹介しましたとおり、サイドボードの洋酒を片っ端から開け始めたことでした。

苦労の末にゲットした一杯ずつを味わう内に、すっかり飲めるようになりました。
今でもそうなのでしょうか?バブルの頃は銀座のお姉さまのところで封を切ると、
帯で束ねられた諭吉さんが軽く一束は飛んで行ったと伝えられていた、
ルイ十三世一本を残すのみとなった後、たまたまイギリスのヒースロー空港で
買ったシングルモルトのタリスカを飲んで、たちまち虜となってしまったのです。

そして現在、私の食後の友はこの二本。
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輸入関税値下げで、以前に比べるとディスカウントストアでほぼ同じか、逆に
安く求めることが出来るようになって、ジョニグロやロイヤルサルートなどは
ほぼ死語となった感があります。しかし、種類によっては輸入されていない物も
数多くあって、日本では珍しいかな!?という代物を集めるようにしています。
ただし、集め置くということはもうしなくなり、右から左へと喉と胃袋経由で
上手く流れているようです。

ブログを始めるようになってからは、時々これをチビチビやりながらの制作活動
となって、時折調子に乗って二杯目なんかやった日にゃぁ、記事未完成の
まま爆睡していることがあります。まったくしょうがない事で...。

ひとたびこういう物に凝りだすと、器までこだわるようになるのは料理とまったく
同じ原理なんでしょうか。近頃じゃあ『旨そうな』ロックグラスにどうもこの目が
行ってしまうんですよ。何でも形から入ろうとする私の悪い癖なのかな!?
味の方もどうやら少しは解る様になって、次のターゲットをどれにするか、
ただいま物色中でありますので、これを読んでいただいた方の中で、我こそは
シングルモルト・番長だという方、是非お薦めの一本をレコメンドしていただき
たいものです。

さて、本日はT・G・I・F (Thank God、 It's Friday )であります。
オリンピック生中継の種目もだんだんとバラエティーに富んでまいります。
大手を振って夜更かしも出来ます。熱い週末となりそうですね...。

私は一足先に横浜スタジアムで盛り上がっております。
従いまして、プレイボールと同時に今宵の記事をアップしてみました。
2回のGiantsの攻撃から観戦してみたいと思います。こういう時、会社から
スタジアムが近いと便利です。


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洋酒ってやっぱり飾っておくもんじゃあない [飲の抽斗]

  まだ海外旅行の際、免税店での購入アイテムトップ3に『洋酒』がノミネートされていた頃、珍し
そうなブランデーだのウィスキーだのを買い溜めては家でストックしていた時期がありました。

いつの間にか酒税法が変わり、海外の免税店よりも量販店の方が安くなって、過去の銘酒と人気の
有ったブランドは洋酒離れのトレンドの下、たちどころにその存在自体がフェードアウトしてしまった
ようです。

私のコレクション?の大半はコニャックとブランデーでして、このどれをとっても容器の瓶の栓は申し
合わせたように全てコルク製なんです。

二年くらい前のある日、戸棚に陣取っていたこのコレクションをサイドボードへ引っ越しさせていた時、
ふと、『誰のためにいつまでこんな事してるのかな・・・・・。』というフレーズが頭を過ぎった瞬間、
『これはもう、飲むっきゃないでしょ!』とばかり、吹っ切れたというかなんと言うか?

それで、片っ端から飲んで行くことにしてまず、手を付けやすい『XOシリーズ』から始めたのでした。
購入時期は有に20年くらい前まで遡るのでしょうか、例のワインと同じ柔らかめの金口をナイフで
外し、いざコルクの本栓をスポッと上方へと心地よい音と共に抜き上げたつもりでした。

『んっ??』

音どころかわずかな抵抗だけを残し、無残にもそのコルク栓はほぼ中央付近からグチャッという感じ
で壊れていしまい、瓶の口にはもう半分がいやらしいポジションでしっかりと残っていました。

要するに経年劣化というのでしょうか、コルク栓は既に朽ち果てていたんですね。

意気揚々と口金を切ったナイフの部分とは反対の、スクリューの方で抜こうとしたのですが敢え無く
撃沈。人差し指で便の中へと落とすことしかできませんでした。
ソムリエだと大落第点を付けられるところです。

こうして二年もの間、開けて行くコレクションは全て期待通りに、コルクがボトルの中でプカプカと気持
ち良さそうに泳いでいるのでした。

茶こしは最後のボトルが空くまで私の大切な友となったのでした。


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