本のタイトルも変わったので... [書の抽斗]
毎朝お世話になる日経新聞には実に様々な書籍の広告が掲載されます。
そのタイトルはというと、どれも似たり寄ったりで、最近この手のキャッチーな
文言には少々辟易気味です。
一分間であなたも・・・・・ができる!
〇〇歳から読む本
・・・する人・・・しない人の習慣
例を挙げればキリがありません。
そのうちの何冊かはタイトルに魅かれ、中身もチェックせずつい購入してしまい
ましたが、読み進むうちにある共通点があることに気付きます。それは何か?
凄く当たり前の事が書かれている
ということです。だから読破後の第一声はどうしても、「なぁ~んだ」となって
しまいます。しかし、裏を返せばこの『当たり前』のことを実行することこそが
実はとても難しいということがよく分ります。そして何事も繰返しと継続が
大事な事も...。
めげず、諦めずにコツコツと続けられないから物事うまくいかない。
いわゆる挫折というやつに直面。この世の中、降って湧いたような話は
奇跡でもない限り在り得ないということが、痛いほどいとも簡単に納得できて
しまう瞬間でもあります。
『〇円札は拾うな』と言う本を、拾ったのではなく、自腹の1,200円で購入し
同じ著者の他作品と共に読んだ時期がありました。
著者は当時、中小やベンチャー企業ではなかなかの有名人で、セミナーや
講演は引っ張りだこでした。みんな彼のようになれると錯覚したのです。
その著者が自身代表を勤める会社を潰してしまい、世の中をアッと驚かせた
ものでした(潰した後の後日談も現在出版されています)。
こういう事実を突きつけられると、この人が書いていた事はいったい何
だったんだと、それをまた読んだ私が馬鹿だったのか!? 私がならなくても
いい自暴自棄に陥ってしまいそうでしたが、よくよく彼の作品を顧みてみると、
彼の話していたことは大まか当たり前の事ではなかったのですよ。
それ故に当たり前のことを見失ってしまい、ドツボにはまってしまったという
のが私なりに考えたオチなのですが...。
今話題の大企業の盛衰もこれに当てはめてみると、よ~く見えてくるものが
あるはずです。
それはそうとして、最近道でお金を拾うなんてことありますか?
キャッチコピーに弱いです。
でも、確かにそういう本で何一つ心に響いたものはないかも(@@)
by だいず (2012-06-21 23:01)
キャッシュレスの時代になったのでしょう。頼りにしていた拾うお金も大激減。ラッキーが転がり込むうれしさは、その都度、神様に感謝したものでした。
by tommy88 (2012-06-22 06:52)
ご訪問&コメントありがとうございます^^
こちらこそよろしくお願いします...
そうです..あの..阪急電車の南口駅近くです(^^)/
by alba0101 (2012-06-22 10:44)
だいずさん
そう言うのって、ついつい手が伸びるんですよね。
失敗作がたくさん本棚に並んでいます。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2012-06-22 23:21)
tommy88さん
100円拾って交番に届けようかどうかと
悩んだハナタレ小僧のあの頃が懐かしいです。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2012-06-22 23:25)
alba0101さん
コメント有難うございます。
一度暇を見て乗ってみようかと思っています。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2012-06-22 23:30)