中欧の旅 黄金色のドナウ [旅の抽斗]
一行を乗せたバスはドナウをしばらく併走したあと、数ある船着場の一角に停車します。ブダペストを
訪れた誰もがその眼前に拡がる世界遺産の光景を見逃す事はないでしょう。
お待ちかね(!?)、遊覧ボート一隻をツアーで貸し切ったドナウ・ナイトクルーズの始まり始まりです。
中欧の夏は8時を過ぎてもこの明るさです。ここからドップリと陽が落ちるまでの約1時間のクルーズは
お一人様ワンドリンク付きのサービスです。この雰囲気だともちろん、有無を言わずに泡ですよね。
飲めない家内の分もしっかりいただいてこれで完璧、さあ、出港です!
スーパームーンの助けもあってか、今宵のドナウはひと際夜の訪れが遅いようです。
船室から2階デッキへ上がると、操舵室前に船首へ向け観賞用の椅子が並べられています。ただし、
ちょっとでも立ち上がって船長の視界を遮ろうものならば、遠慮なくデカイ汽笛の警告が発せられます。
写す方向で刻一刻と光度が変化していき、やがてドナウが黄金色に染まるまことに幻想的な一時間、
アッという間に過ぎ去ってしまいました。船上をカメラ片手に行ったり来たりしたものですから、シャンパン
の酔いも事の他回りが速く、かくしてほんとうに長い長~い一日が暮れて行くのでした。
翌日は早朝このブダペストを後にして、郊外の景勝地を観光しながら次の目的地へと向かいます。
タグ:黄金色に染まるドナウ
美しいですね。
気合いの入ったライトアップも効果的で、実に美しい。
栄耀栄華の遺産を眺める船旅は充実の1時間でしょう。
搾取や増税に呆然とする庶民感覚には、口を開けて見上げるばかりです。
ただ、単純に、すげぇ~、です。
ゆめまぼろしの如くなり、です。
by tommy88 (2014-08-27 04:55)
ヨーロッパの歴史的建造物、とくに王宮や宮殿、寺院を写真や映像で見ると、その豪華絢爛さに唖然とします。
ヨーロッパの帝国や王族はどれだけ金持ちだったのだろうと、ただただ驚きです。
フランス革命が起こるのも必然だったのかもしれませんね。
それにしても、日本では見ることのできない光景。
一度は行ってみたいものです。
by あるいる (2014-08-27 15:09)
tommy88 さん
土台其のものが既に値打ちものですから、単純なライトアップでも
これだけの迫力と魅力です。
日本も川の魅力をもっともっと上手く演出して、観光資源にしてほしい
ですね。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2014-08-27 21:40)
あるいる さん
こういう建造物を見るたび、どうやって造ったのかと、足を止めて
見入ってしまいます。ハプスブルグ家をみても、その勢力をヨーロッパ
全域に拡大させるための政略結婚の繰り返しだったそうです。
王国から共産・社会主義へはヨーロッパの代名詞みたいなものです。
鰻の力を借りなくても大丈夫な今が行き時だと思います。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2014-08-27 21:51)
こうやって見ると歌の碧きドナウって感じですね!
ライトアップも控えめで歴史を感じます(^^)
by ma2ma2 (2014-08-27 21:57)
ma2ma2 さん
空が一瞬ブルーに染まる瞬間のライトアップが一番素敵だった
ですね。建物自体既に雰囲気を持っていますから、スポットライトを
浴びたらなおさらです。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2014-08-27 22:10)
ドナウの真珠の呼び名に相応しい風景ですね。
これは"白馬の王子様”がお姫様をエスコートして^^船旅を楽しむのにピッタリな月夜ですね。
そろそろ中欧各地では夜には暖房のスイッチが入る季節がやってきました。
古城のホテル。私は泊まったことはありませんが、一部で一般客も受け入れているところがありますね。ドイツよりもフランスの方が多いと思います。
by orange (2014-08-27 23:57)
orange さん
この景色をバックにもしもプロポーズしたとしたら、まず、OKゲットは
間違いないのでしょうが、ここまでのセッティングをするためには
給料の3か月分では全然足りませんね。
古城ホテル、私は絶対に「持って帰って来てしまうから」と、頑なに
固辞し続けています。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2014-08-28 21:19)