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二泊三日濃厚的好香港滞在 第一話 [旅の抽斗]

  日付が変わる前に就寝できた昨晩、慌ただしくも内容の濃かった香港から戻って来ました。

取りあえず初日の模様をアップしようと、4月2日(日)は早朝よりso-netへのアクセスを試みるも
繋がらず、悪戦苦闘してる内に約束の時間が来てしまい、ギブアップして友人と合流することに。
最初で最後の記事を書く段になって、またもやオーバーフローでダウンしていたことを知りました。

さて、結婚式に招待されたからと言っても旅費・滞在費はこっち持ちでありますから、旅費はセーブと
昨年末にJALの特典チケットをゲットしようと何度もトライしましたが、結局ダメでした。空席待ちにして
もしもの事があってはと、同じOne-Worldアライアンスのキャセイ・パシフィック航空で行くことに
決定しました。ただし、サーチャージは別途かかります。

交換マイルは1000マイル手数料的なエキストラが掛かりますが、すんなりと予約できたので、
混雑してる時はこの手も有るなと改めて勉強になり、しかもたまにはJAL以外にも乗ってみることが
意外な発見をするもんだと、これも自己満足的ではありますが再認識となったのでした。

CXマルコポーロ.jpg
     非常に旧式ではありますが、貴重なジャンボでのマルコポーロクラスです。Naviもちょっと変?

一列が斜めに6席の4列配置で計24席、生まれて初めて斜めの体制でGを受けました。なんか変な
感じです。この日は朝からの強風で、出発前から駐機してる機体がユラユラとて、船に乗ったような
気分になりました。
4時間ちょっとの愉しみはと言うと、やっぱり機内食ですか。
作業の効率化でかなり地味になってしまったJALとは裏腹に、キャセイはいまだCAさんをフルに
働かせて乗客を過保護状態としていました。

              機内食①.jpg

機内食②.jpg 機内食③.jpg

機内食④.jpg 機内食⑤.jpg

この通り最低5回、プラス飲み物やパンのお代りetc.と休む暇なし。
昔のようにジャケットの色ではなく、チャイナ風ブラウスの色でCAさんのステータスが分類されて
いるようですね。黒→ベージュ→赤のように・・・・・・。あと、スカートの丈が違ってた訳は不明です。
それと以前のようにネームタグに出身国の国旗はもう付いていませんでした。


キャセイは勿論香港のフラッグシップキャリヤーですから、到着ゲートはほぼ空港の中央で、降りて
から入国審査場までの移動距離が非常に短くて済みます。JALの場合は場内電車移動が必要でし
たので、この差は大きいですね。
エアポートエクスプレスへと乗換えていざ目指すは九龍のチムサーチョイ。

地下道網がさらに広く拡張され、これから夏にかけて突然襲ってくるスコールゲリラ雨や、通常の
雨天でも、チムサーチョイ・イーストやオーシャンセンター周辺へ濡れずに移動できてしまうホテル、
Hyatt Regency をよく使います。


結婚式への参加は半ば諦めかけていたのですが、とにかくダメ元で行ってみようとトランスポーター
に運んで貰い途中参加できたシーンがこれです。

  香港的結婚式.jpg

カメラマンがちょっと邪魔ですが、旧カイタック空港とチムサーチョイ方面をバックにちょうど神父さんの
お説教を聞くシーンでした。
ホテルで挙げる式以外は日本で言うところの『結婚式場』のような、ビル全体がウェディング関連の
施設やショップとなっていました。ちょうどこの日は日本の『大安』にあたる日で、おまけに土曜日だっ
たこともあって、友人は一年半前から予約していたそうです。

参列者の服装は実にさまざまで、私たちのような正装組からTシャツ・ジーンズ組まで何でもありな
のが香港スタイルです。勿論そのまま披露宴へと流れて行きますので、会場ではもっといろんな
スタイルを見ることが出来ます。ちなみに式の後披露宴まで3時間程も間が空いていたのも、香港
ならではなんでしょうね。
そうそう、このインターバルで、デカ牌マージャン大会が行われるのも香港スタイルです。

    香港的結婚披露宴.jpg

1200人まで収容できる披露宴パーティー会場で、入口からスペースがありますがこれで軽く500
人近い招待客が集まりました。ひとテーブルに12人着席して全部で39テーブルだったそうです。
とにかく『面子』のお国柄です。こういう祝い事は特に派手でお金を掛けますね。

日本のように時間通りきちっと式が始まるのではなく、大体揃ったかなと思われたところで30分以上
遅れてスタート。いきなり新郎新婦の入場があって、しかも新郎がなんとラブソングを歌いながら新婦
を携えて入場して来たのにはたまげました。
テーブルに着くなり係りが飲み物を聞きに来て、それぞれ式も始まらない内に飲んでしまうところは
沖縄の結婚式にそっくりです。乾杯が無いのですね。おそらく香港を含め広東省から多くの行事や
風習が沖縄へと伝播したのは間違いないはずです。先祖の墓参りをする『清明節』はその代表格だ
と思います。

たまげたのは一度や二度ではありませんでしたが、これだけはお伝えしなければと言うネタは避けて
通るわけには行きません。

私の友人の連合い、つまり花婿の母親の事ですが、花嫁に負けじと式を含めるナント3回もお色直し
をしてるんです! これは本当に生まれて初めての経験でした。おまけに寡黙な友人に取って代わり
マイクを巧みに操って、スピーチまでやってしまう隠れエンターテイナーでした。
普段はしっかり者ではありましたが地味な身なりと立ち居振る舞いでしたので、家内と二人思わず
のけ反って笑い転げていました。オモロ過ぎですよ、ほんとに。

始まったのが8時をとっくに過ぎていた披露宴、お開きも自然解散となっていて適当に会場を出て
行っていいのです。タクシーでホテルへと戻った時はすっかり11時も回っていました。

長い長い第一日目はこうして暮れて行きました。


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コメント 4

だいず

キャセイ・パシフィックの機内、興味津々です(^^)
斜めに?
面白い造りですね。
新郎の母も3回のお着替えも、ビックリ(笑)!
by だいず (2012-04-03 17:09) 

ハマコウ

にぎやかな結婚式ですね
新郎のお母さんの3回の色直しには驚きます
ところ変われば…ですね

飛行機には疎いのですが 機内の様子もよく分かりました
by ハマコウ (2012-04-03 18:44) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

だいずさん 

日本の生活リズムには戻れましたか?
この配列、一人旅にはもって来いなのですが
二人だと会話するのが大変でした。
彼女、かのイメルダ夫人を彷彿させる貫禄でしたよ。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2012-04-03 22:20) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

ハマコウさん

コメントいただき有難うございます。
新郎はピアノの弾き語りができる腕前で、彼の友人達が
バンドを組んで演奏していました。
新婚さんは新郎の両親と同居だそうで、次回この母に会う
時の服装がどうなっているのか今から楽しみです。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2012-04-03 22:29) 

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