Coral Sea Resort [旅の抽斗]
出発は成田でしたが午後7時過ぎの便ですから
午後イチまで仕事ができますし
シドニー到着が翌朝6時過ぎなのでいつもの生活リズムが保て
ストレスを溜めることなく往路の旅ができました
いきなり冬へ飛び込むのもなんなので
乗り継ぎでケアンズへ戻り身体慣らしをすることにしました
ちょうど東京・石垣島間の距離がありますので
もったいない話ですが3時間ほど赤道方向へ後戻りとなります
なんといっても日本の約20倍、どデカいオーストラリアです
赤道を挟んで大体ハワイと同じくらいの緯度になるのでしょうか
冬といえども半袖で過ごせる陽気のオーストラリア屈指のマリンリゾート
バブル期は日本企業の肝いりで開発されたケアンズは
年月が経った現在はホテルも少々古びてローカル色たっぷりです。
シドニー出発後約2時間、飛行経路を海上へ移してしばらくすると
雄大なグレートバリアリーフが眼下に広がっていきます
ケアンズからは多彩なボートツアーが企画されていますが
今回は時間の都合上機上からの見物のみとなります
町の中心部から15分ほどの近距離にある空港へ着陸する際見えた風景
少し薄茶に濁った海とやたら木々が生い茂った小高い山々ですが
どこかアンバランスな感じが否めません
翌朝から参加したとあるツアーでその謎が解き明かされます
ラウンドアバウトをいくつかやり過ごしタクシーはほどなくマリーナのホテルへ到着
ちなみに左側通行の右ハンドルですからレンタカーも心配なし!?
広大なこの土地を毎年走り回りに来ていた知人がいました
部屋へ案内されるそのあまりにも長い道のりに妻共々びっくりポン
あの3冠達成ボルトでも12秒はかかるであろうその廊下です
夕食までまだたっぷり時間があったのでまずは町内散策です
ケアンズの人口はおよそ16万人とまあまあなサイズ
それでも中心部を徒歩で回り切るにはさほど時間はかかりません
町中の日本人観光客の多さには少々驚きです
夕暮れ時ともなるとマリンリゾート特有の空気が流れ
火照った心身をともにクールダウンさせてくれます
海沿いを散歩しているとどこからか香ばしい磯の香りがしてきて
誘われるがままにマリーナの海鮮レストランにて着席
長旅で白ワインの回りががぜん速く眠気を誘います
翌日はケアンズの世界自然遺産西の横綱へ一日ツアーです
帰りのホテルの廊下でドッと酔いが回りました
世界遺産や観光地を紹介するテレビ番組のおかげもあって、行ったことのない海外の街も地名だけはなんとなく聞き覚えていたり、綺麗な景色の断片が目に浮かんだりします。
シドニーもケアンズもグレートバリアリーフもそんな風に憶えている地名ですが、残念なことに位置関係がさっぱりわかりません。
こんなときはブログを拝読しながらGoogle Earthの登場となり、今朝もお世話になりました。
さすがに、130mの長い直線廊下の位置はわかりませんでしたが。
日本の20倍の国土を持つ国、作る建物も日本の感覚からはケタ外れなのかもしれません。
酔っ払って部屋へ戻る観光客が部屋へ辿り着くまでに廊下で居眠りするかもしれないなぁといらぬ心配です。
まったく関係ありませんが、映画の中で世界中のあちらこちらを眺めたことがありますが、オーストラリアは観たことがあるのだろうかと思い出していたら「マッドマックス」が浮かんで来ました。
荒れ果てた砂漠しか登場しなかったような記憶です。
オーストラリアが舞台になった映画、ありそうでなさそうで、です。
もっと沢山あるはずなんですけれどね。
by あるいる (2016-08-24 03:23)
オーストラリアは広いので移動も殆ど飛行機ですね!
カンガルーのしっぽはワンワールドなので、JAL使いでも問題ありませんね(^^)
by ma2ma2 (2016-08-24 07:26)
あとから思い出しました。
スタンリー・クレイマー監督の静かな反戦映画の名作「渚にて」にオーストラリアのメルボルンが登場していました。
ラストシーン、ワイティング・マチルダが流れる中、どこかの岬の上から北半球へ向かう潜水艦を見送るシーンでしたが、どこの岬だかはまったくわかりません。
ちなみに、出演俳優は全てアメリカ人だったと記憶しています。
と、どうでもいい追記でした。
by あるいる (2016-08-24 16:07)
あるいる さん
BS放送でやっていたシドニー市内散策で観た場面の数箇所をたまたま
発見しなんだか得をしたような不思議な感じに捕らわれました。情報量が
格段に増えたのはウェルカムなのですが、その分選択肢も広がって思案
橋ブルースが流れる頻度も増加しました。
会社の自席窓際に地球儀を置いています。時々こいつをくるくるやりなが
ら次の旅先を模索するのも楽しみの一つです。立体的観察ですから地球
における日本との位置関係や訪れた場所を再確認できたりと、けっこう
飽きずに楽しめますよ。
メルボルンは確かオーストラリア第二の都市でありながら、開拓時代の
面影が多く残り歴史を感じさせてくれる街のようです。機会があれば訪ね
てみたい場所のひとつです。たぶんその潜水艦はフィリップ湾から外海
へ出て行く時に通る狭い出入り口で見送られたのでしょうね。映画にまで
話を展開していただいてありがとうございました。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2016-08-24 21:28)
ma2ma2 さん
カンタス、ヴァージン・オーストラリア、ジェットスターが国内を飛びまわっ
ていて、その殆どがB737-800でした。ワンワールドメンバーのカンタスですが、地元ではコンテスと発音されていて、なかなかいいサービスを
提供してくれました。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2016-08-24 21:32)
「地球の歩き方」ビデオ版がむかしの勤務校にありました。長女がまだ小学3年生か4年生の頃、学校のビデオを借りてきました。家で何度も上映会をしました。アメリカ編、ヨーロッパ編、オーストラリア編。何度も上映会をし、長女の脳裏には刷り込まれたかも知れません。その中のオーストラリア編で、私にも記憶はあります。次女は、グレートバリアリーフを記憶したマーメイドです。私にはケアンズの記憶が濃厚です。そして豪州ワインの旅番組では、白の魅力が濃厚でした。実践編が伴っていないのは私だけですが、ここで、また知識と光景を注入しております。そして、きっとデイブの家に遊びに行くのでしょうが、すでに、ワインを飲む以外に欲はなくなってきています。◆ちなみにあるいるさん、最後の出発地は「Barwon heads」だそうですよ。
by tommy88 (2016-08-25 05:42)
廊下長いっ!
小走りしたくなるかも(笑
並木道の写真がとても素敵です★
by ちぃ★ (2016-08-25 19:40)
tommy88 さん
若くて元気なうちは一つでも多くの場所を尋ねてみようと張り切る元気が
ありました。経年劣化と共に限られた場所をできるだけ楽にそしてゆっく
り見物することに注力するようになりました。要は長旅は元気なうちに
というのが我が家のモットーとなってしまいました。
エアーズロック以外どうしても海へ視線が集まってしまうオーストラリア
ですが、今回、お肌が気になる私たちは敢えて山を攻めてみることにしま
した。もちろん、美味しいオーストラリアやニュージーランドのワインは
シーフードと合わせて見逃せませんね。デーブさんがどこにお住まいか
は存じ上げませんが、是非とも一度パワーが残っているうちに訪ねて
あげてはいかがでしょうか。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2016-08-26 08:14)
ちい さん
男所帯へようこそおいでくださいました。
これに懲りずときどき覗いてみてくださいね。
そして僕は途方に暮れた、ちいさんはご存じないかと思いますが、大沢
君のあの歌が廊下の出発点に立った時脳裏を横切りました。滞在は2泊
でしたが、何往復したかは記憶にありません。
日本ではお目にかかれない木々動物が豊富なオーストラリアです。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2016-08-26 08:20)