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40年目のおさらい旅行-平成・令和の旅篇 [旅の抽斗]



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10連休の一週間を利用してアメリカ西海岸を訪ねてきました
シアトル直行便開設記念と称したフライトマイル2倍キャンペーンを逃すものかと
これまた最近始まったアラスカ航空との提携も手伝って
懐かしい想い出の地サンフランシスコまで足を延ばしてみることにしました


時の怪物GAFA探訪の旅と噓吹いた方が分かりやすいルートの旅
もちろんシアトルはかのマイクロソフトやボーイングで名を馳せる街でもあります
そんな『熱い街』をいつもの現地バスツアーに参加して巡りました
サンフランシスコ3泊とシアトル2泊の時短・凝縮の旅です


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生まれて初めてサンフランシスコを訪れたのが今からおよそ40年前
留学先の大学へ向かうための乗継中継地として2日程滞在し
米本土初上陸地としては申し分のない一大観光都市であるのは言うまでもなく
勉学に勤しむ前のほんの短い間を、時を同じくしてこの地へ留学してきた現在の妻と二人
御上りさん気分で闊歩し、暫しの別れを惜しんだのは今はもう昔ばなし

最初の学期が無事終了して夏休みとなり寮を追い出されるや否や
サンフランシスコで降ろしてやるよという里帰りの仲間のおんぼろ車に便乗し
ナパやソノマのワイナリーで道草を食いながらチンタラ101号線を南下
再びあの金門橋が眼前に広がった時の感動は今でも忘れることはありません


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$7.5にまで値上がった名物ケーブルカーは今もこの街の看板として健在
と言いたいところですが、5月2日から10日までメンテナンスで運休とは
世界中から集まった観光客はとても残念がっておりました
かくいう私たちも当日朝の外出時に停留所の張り紙で初めて知ったのでした


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二度目の平成最終日の晩餐は懐かしのチャイナタウンのあの店でということで
ノブヒルのホテルから徒歩で繰り出したまではよかったのですが
本通りがあまりにも殺風景過ぎ、お目当ての店も定休日でがっかり
仕方なく辛うじて営業していた店で間に合わせることになってしまいました
それにしてもサンフランシスコのチャイナタウンはいったいどうなってしまったのやら


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気を取り直して16時間遅れの令和元年初日は早朝より1日バスツアーに参加
集合場所のユニオンスクエア前のホテルロビーへ少し早めに出向くと
いきなり日本語で名前を呼ばれる出欠確認でした
と言っても参加者は我々夫婦だけのラッキーなプライベート・ツアーとなったのでした

日本人観光客の大半はどうやらヨセミテ国立公園へ行ったのだとかで
101号線を南下する物好きは私たちだけのようです
LAやサンディエゴまで永遠と続く101号線、途中に登場してくる懐かしの地名
時折り場違いな出口渋滞が行く手を阻んできてこれは大不思議です


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運転手兼ガイドさんはこれを「シリコンバレー渋滞」だと説明してくれ
Appleを筆頭に今を時めくジャイアント企業への出勤風景なのだそうです
毎日ご苦労さんでございますと、同じ痛勤族としての同情も入ります
それにしてもこの40年でこのベイエリアがこんな変貌を遂げるとは
予兆の欠片でも感じていれば絶対に留まっていたに違いない私です


なんてことをあれこれ思い出して昔話を妻にしながらの道中車内
目指すは大学生活最初の夏休みに二人で訪ねた小さな漁村とお洒落な町
ラッコの食事風景が当たり前のようにライブ鑑賞できたモントレー漁港と
クリント・イーストウッドが市長を務めたこともあるカーメルです


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ma2ma2

サンフランシスコって言ったらケーブルカーですね!
僕は湯田中でのんびりして来ました(^^)
by ma2ma2 (2019-06-06 21:56) 

あるいる

空港にアマゾンやマイクロソフト従業員優先の入り口があるとは、ちょっと驚きです。
壁にDELTAの文字がありますから、空港だろうと勝手に想像です。
こどもの頃にJALのポスターで知ったサンフランシスコやシアトルの光景、ちょっと驚いたものでした。
シアトルのてっぺんにまあるい展望台を載せたコンクリートのタワーは未来の街のように見えたものでした。
大人になってスペースニードルという名前を知り、やっぱり未来の街だったんだと、妙に納得でした。
そして大人になって知ったのがスターバックスやシアトルズ・ベスト・コーヒーでした。
と、なぜかサンフランシスコよりもシアトルについて書いてしまいました。
アメリカ映画でサンフランシスコの街は沢山見ていますが、シアトルはほとんど見た記憶がないものですから、でした。
と、書きながらも101号線は知りませんでした。
あとで、Google mapで調べてみるといたしましょう。

by あるいる (2019-06-07 04:03) 

tommy88

前回の最後にあった写真、金門橋。
あの左の方に死体が埋まっていたのは、映画。
ブリットだったかな。
気になったので、水上艇に乗って遊覧飛行をしました。
三女が2歳未満で無料でしたが、彼女の記憶にはありません。
社長の写真よりは圧倒的に高度は低かったですが。
義兄がシリコンバレーで働いていたので、案内はしてもらいました。
家族5人でまたサンフランシスコへ行こう、という願望があります。
娘たちは3人ともポートランドのホストマザー宅に勝手に遠征していました。
シアトルはカナダのホストマザー宅からちょこっと遊びに行ったらしいです。
あいつら、世界中に「親」を持つ身分、ちょっと羨ましいです。



by tommy88 (2019-06-07 07:43) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

ma2ma2 さん

その名物には結局乗ることはありませんでしたが、代わりに徒歩で
久し振りにこの街を歩くことができました。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2019-06-09 18:13) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

あるいる さん

シアトルの空港らしい演出でした。シリコンバレーがどうやら飽和
状態となりつつあるということで、シアトルへ進出してくる大企業
が増加中です。特にアマゾンの勢力は衰えることを知らないようで
す。いまや全米一物価の高い街となってしまったのではないかと思
わせるサンフランシスコ、家賃やマンションの高騰は青天井らしい
です。その割に街の活気はどこか感じにくく、どこが好景気なのか
ちょっと理解に苦しむ場面も多々ありました。


by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2019-06-09 18:23) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

tommy88 さん

先生、何はともあれお帰りなさい。

全くもってバッチリいつも絵になる金門橋ですが、物語になること
も忘れてはいけませんね。青春時代の節目に必ず登場してくれた金
門橋はその姿を見るたび、特別な思いが胸中にこみ上げてくるので
す。歌の題名ではありませんが、確実にI left my heartです。
今回シアトルとサンフランシスコを空から眺めながら、あそこもこ
こも行った行ったよと子供のように、しかし心の中ではしゃぐ私で
した。もちろん、ポートランドーオレゴンも入ってますよ。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2019-06-09 18:42) 

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