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240+17マイルの終日ドライブ [旅の抽斗]



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ユニオンスクエアからおよそ2時間の190㎞でまずはモントレーです
頭の中では必死に40年前に見た構図と重ね合わそうと葛藤しましたが
ミニチュア版ピア39と化してすっかり変わってしまった漁港風景
そんな状況下では港内に浮かぶラッコちゃんを探すのはもはや無謀な行為でした


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訪れる観光客の姿も疎らでかえってのんびり見物を楽しめ
全米で一番旨いと豪語するクラムチャウダーの試食にもあやかって
様相はすっかり変わり果てたとはいえ昔と変わらぬ長閑な空気は味わうことができ
次なる17マイル・ドライブへ向け移動開始です


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17マイル・ドライブはモントレー半島の海岸線に沿って走る風光明媚な道路
ゴルフファン垂涎のあのペブルビーチ・ゴルフコースまで続き
何と全て私有地内を巡る自動車有料道路なのです
間もなく始まる2019 US Openの準備が着々と進められていました
タイガーウッズ大復活と相まって今年の大会は大いに盛り上がることでしょう


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ペブルビーチGCのロゴにもなっています

還暦過ぎたら再起動予定だったゴルフには未だ興味が湧かない私ですが
ここをラウンドすると一体いくつ叩くのだろうかと
怖いモノ知らず的感覚がムラムラ湧き出してくるのでした
宿泊すればだれでもプレーできる川奈スタイル、腕試しにはピッタリではないでしょうか


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名物18ホール、今大会最終日にどんなドラマが待ち受けているのか

昼時も深い時間となって車は隣接するオシャレタウンへと入って行きます
Carmel By The Sea は芸術家や作家が集まる町として知られ
低層建築物や道路標識がすべて木製といったような景観条例にしっかりと守られていて
町中には一切信号機が設置されていません


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40年前には存在しなかったショッピングモールでようやくランチにありつけ
「いかにも」というオーガニックフード店でなぜかお勧めのラーメンを試し
カリフォルニアの青い空と空気も味わいながらのひと時でした


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帰り道ではトイレ休憩を兼ねたアウトレット・モール立寄りがありましたが
特段買い物もなく貸切状態を有効利用すべくとっとと帰りましょうということで
再び一路101号線を今度は北上する形で戻ります
ホテル玄関まで送ってくれたので登坂の追い打ちは受けずに済み助かりました


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ホテルによってその質に違いはありますが積極的にクラブラウンジは活用します
営業時間内ならいつ何時訪ねてもアルコールを含む飲み物にありつけ
夕方にはしっかりとおつまみ料理が振舞われアルコールもバラエティーに富みます
よってこの夜は重くなった腰をどっしりとソファに沈め夕食替わりとさせてもらいました


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ここで係りの日本人を祖父に持つというインドネシア人のお兄さんスタッフが
私たちのところへ御用聞きにやってきてすっかり話し込んでいきました
その中かから最終日の夕食にピッタリな店情報を引っ張り出させてもらい
どんどん勧められるワインにちょっと疲れた身体がいつも以上に反応しだしたので
ボチボチ部屋へ戻るよテレマカシー、長い話と一日の終わりです


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ma2ma2

クラムチャウダーはボストンって言うイメージがあります!
240マイルプラスは東京から大阪を超えたぐらいですね。
by ma2ma2 (2019-06-09 22:38) 

あるいる

2時間、190㎞、モントレーとくれば、アメリカは広いなぁと、ちょっとため息です。
大阪↔名古屋間よりもまだちょっと遠い距離です。
方向音痴の僕、Google mapでモントレーを探しながら、あらま、こんなところにと、初めて知りました。
信号機のない街があるとはこれまたなんとも住民の意識が高いのかと、ちょっと羨ましくなりながらも、アメリカの複雑さを想像です。
三枚目の写真に見える風に翻る星条旗、アメリカはどこに行っても星条旗があるような気がします。
日本で日の丸を掲げると、なんだか胡散臭そうで危ないような気がしないでもないですけれど、ね。
これもお国柄なんでしょうか。
最後から二枚目の誰もいないソファとテーブルはラウンジでしょうか。
同じ方向に並ぶ椅子とテーブル。
画面左側から射し込んでいる光。
光の先にはどんな光景が見えるのかと、ちょっと気になった今日の旅日記です。
まったく関係ありませんが、この長い終日ドライブで、尻が痛くなりませんでしたでしょうか。
と、あらぬ方向へちょっと心配でした。


by あるいる (2019-06-10 04:14) 

tommy88

モントレーの水族館に行く前、途中の浜辺で泳ぎました。
まるでバカですが、寒流が流れ込んで来てました。
それでもカッコつけて歯を食いしばって泳ぎましたが寒い。
8月の上旬でしたが、いくら泳いでも水は冷たく体温を失います。
あざ笑うかのようにラッコが水上に寝そべっておりました。
掴まえることなどできませんが、すぐそこを、共に遊泳。
利尻島でアワビとウニ漁をした時は凍え死にそうでしたから、まだマシ。
でも、モントレーの海の冷たさは始めから人を寄せ付けませんでした。
人の泳がない海で泳ぐものではないと知ったのでした。

by tommy88 (2019-06-10 06:13) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

ma2ma2 さん

フィッシャーマンズワーフと名の付く場所には必ずクラムチャウ
ダーが存在するようです。有名観光地のガラス館みたいなものです
ね。アメリカ本土のはちょっと濃厚で私にはしょっぱかったです。
お店はもうありませんがホノルルのワードウェアハウスにあった
チャウダーハウスのクラムチャウダーが一番美味かったです。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2019-06-10 22:08) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

あるいる さん

アメリカ本土の190㎞ドライブは感覚的に梅田・天王寺間という
ところでしょうか。そのせいか昔はよく車で帰阪してましたよ。
もっとも今回はデカバン後部座席で右観たり左観たりと、しょっ
ちゅう移動してましたから、お尻は痛くなりませんでした。
走る車の絶対数が限られているので、歩行者優先ののんびり運転が
この地の生活にすっかり馴染んでいるようでした。ごく稀にやっぱ
りイラチな輩がいるようで、前方のドライバーがグズグズしてると
クラクションを鳴らしていました。恐らくよそ者だったのでしょう
ね。公の建物だけでなくホテルや学校などには必ず星条旗と州旗が
掲揚されているアメリカです。
時間が早かったのでまだ誰も座っていなかったメインラウンジで
す。反対側にバーや食べ物カウンターがあって、スタバのお世話に
ならずともホテルへ戻りさえすればゆっくりと休憩できるスペース
です。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2019-06-10 22:22) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

tommy88 さん

モントレーの水族館はなかなかのものらしいですね。場所柄内容も
濃いみたいで入館が含まれるツアーもあるようです。それにしても
この寒流の中遊泳を楽しまれた?とは、道産子スイマー故の荒業で
したね。かのラッコ君たちは意外にも皮下脂肪がぜんぜんないとい
いう事で、一か所からかなりの量の毛が生えてあのモコモコ縫いぐ
るみ状態となり、毛の中の空気も手伝ってあの寒い海でプカプカ
やってられるそうです。そうそう、絶滅危惧種だそうですよ。
冷たい海に負けずとも劣らない海から吹き付ける名物の強風、今年
の全米オープンもこの風の洗礼を受けるプレーヤーは続出ですよ。
名物と言えば海に向かって打つパー3の7番ホールもありましたっ
け。旅の余韻を引き出すために今年は観戦してみようかと思いま
す。


by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2019-06-10 22:35) 

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