ネイバー・アイランドⅡ‐マウイ島-前篇 [留学生日記]
月初というのは何かと社内行事や仕事が多く、結構忙しいです。
多少はエクスキューズになっているのでしょうか?
少々間が空きましたが、留学生日記を少し前へ進めていきたいと思います。
前出のカマアイナ・レートをふんだんに使い、友人4人と共にいざマウイ島カフルイへ
ここはホノルルからも適当に近く、島全体を割とコンパクトに見て回れるスポット
の、はずだったんですが、一日目からとんでもないチョンボ。
この日の宿泊先は、マウイ通の知人から是非とも泊まりなさいと推薦されたホテル
その名も シルバースウォード・イン
確かハワイの天然記念物にもなっていて、ここマウイのハレアカラ山とハワイ島の
マウナケア山、そしてヒマラヤの一部にしか生息していない貴重な高山植物である
「シルバースウォード(銀剣草)」の名を冠にしたプチホテル
チェックインまでまだたっぷり時間があったので、一同カフルイ空港からレンタカーで
時計回りに得意のゴーアラウンド・ドライブへ
海岸線に沿ってオアフのノースショアをもっとカントリー風にした景色をしばらく
楽しみながらハナに到着し、しばしランチブレイク。結構なワインディング・ロードでした。
-写真はイメージです- でもこれ、オアフのワイケレで食べれます
マウイは花と渓谷の島と称されるように、「色」の変化が楽しめる島で特に
ここマウイ島東部エリアはそれに水の競演を伴った有数の観光スポットです。
時間の都合上割愛しましたが、ワイルアの滝は見逃せないかもしれません。
車内で一同、しばし上下動のジャンピングをした後は一路今宵の宿を目指し
マウントハレアカラへ
場所は中腹辺りと聞いて来たんですが、行けども行けども宿がない!
上がったり下がったり、登ったり降りたりを繰り返すもやっぱり宿がない!
いかな~くっちゃ。 今宵ぃ~の宿へいかなくっちゃ。
ごはん~も食べにいかなくっちゃ。
宿がない~ぃ。(ついでに公衆電話もない~)
ドライバーもかなり疲れてきたので駐車スペースを見つけてしばし休憩することに
辺りは気味の悪いほど漆黒の夜。それにTシャツ一枚ではかなり寒い!
街灯も民家の明かりもない漆黒の闇の真っ只中。
と、だれかれなく申し合わせたかのように天空にその顔を突き向けて
わぁ~~~。
ため息ともとれる感嘆の声を漏らすのでありました。
その天空に広がる光景とは皆さんもよくご存じのあの、あの
あ・ま・の・が・わ それも生、ライブ、生ですよ!
筆舌にも尽くしがたいとはまさにこのことでありまして、それでも、どうしても「おせぇ~て」
と言われたら、私ならこう言います。
「とにかく行って見て来てちょうだいな。」
あっちから、こっちからあんなに流れ星が、しかもジュウ~ともシュ~ともとれる
音までたてて何秒もの間、流れてくシューティングスターたち。
願い事なんて何回もできちゃう天国みたいなところ、ハレアカラ。
でも、なんで誰一人お願いしなかったんだい?
「私たちを無事、ホテルへ連れてってくださいって!」
流れ星、空しく、その晩はとうとうホテルを見つけ出すことが出来なかったのは
言うまでもありません(まったくどんくさい話や)。
そしてその晩の野営地はどこかのビーチパークだったと記憶してます。
ビーチパークでビバークとは何ともシャレにならんですよ。ほんまに。
でも、海岸線のすぐ上にくっきりと光る、これも初めてライブで見ることができた
サザン・クロス(南十字星)も私の中では一生忘れられないものになりました。
本当ならホテルの部屋のベランダか何かから同じ光景を見て、夜中に起床し
ご来光を拝みにハレアカラの山頂へというのがオリジナルプランでした。
ご来光はビーチサイドとなりましたが、二日目の予定は少々早めのスタートで
始めることができました。
明日はいよいよ捕鯨の町として栄えた ラハイナ をご紹介します。
後編へ続きます。
* シルバースウォード・インは残念ながら現在見当たらないようですね。
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