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そして、あいつもやって来た! [留学生日記]

ルル~、プルル~、プルル~。 [電話]

さあ、夕食の仕度でもしようかと思っていたところへ、一本の電話が入りました。
" Hallow, OX☐△! "
久し振りの英語の電話みたいです。 聞き覚えのある声が受話器を通して耳にやって来ました。
" Tom ? " 確信を持って聞き直します。

以前カリフォルニアの大学の寮に住んでいた時のルームメイトからでした。
そうです。Good-bye Calofornia 篇で懇情の別れをしたバディーのトム君です。
どうやらこの年の冬学期に無事卒業したらしく、9月の新学期からサンディエゴ大学のMBAへ
進学すると言う事でした。

それで、彼まで卒業旅行と洒落込みたくここハワイへやって来ると言うのです。
私が就活でこの夏休みに帰国すると言うと、それなら自分も是非足を伸ばしてついて行きたいと
言い出しました。
ん~ん、ずっと日本に居るわけではないから、就活の邪魔にはならないだろうと思い、引き受ける
ことにしました。
ただし、
この時すでに期末試験を2週間後に控えてましたので、試験中はあまり一緒に遊んで
やれない旨を了承して貰った上ででしたが...。
それより、日本まで足を延ばすのでパスポートは絶対に忘れないようにと、付け加えておく事も
忘れずに。

結局トムはそれから10日後位に、沢山の荷物と共にホノルルへやって来ました。
しかし、アメリカ人てどうして荷物を小分けにして、ああもたくさん持って旅行するのでしょうかね?
ちょうどタイミングよく車を持っている友人が、一足先に試験を終えてネイバーアイランドへ旅行に
出掛けるから車を使っていいと言ってくれましたので、事無きを得ず無事トムを空港でピックアップ
することが出来ました。

サンフランシスコ空港で固いハグを交わしてから約半年...、  しか経っていません。 [ちっ(怒った顔)]
が、満面の笑みと共にバゲージ・クレイムから出てきたトムを見ると、固い握手をしないわけには
いきません。
それに、一応彼もハワイへの観光客ですので、プルメリアのレイもサービスしておきました。[かわいい]

テストが間近で充分なアテンドが出来ない事を今一度謝りつつ、私が相手できない分、暇がある
友人達がガイドお役を買って出てくれました。
持つべきものはやはり友。トムは今でも彼らの事をよく覚えているのには驚かされます。 [わーい(嬉しい顔)] 
そして、殺風景な私の部屋は見る見るトムの荷物で、賑やかになって行くのでいした。

さて次号は、初めてハワイへ来た友人・知人への、私達なりのオアフ島観光ガイドを交えて
お届けします。ただし、30年前の話であることを一言断っておきますよ。


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