Saori, Again [多事の抽斗]
ルー、ル‐ル、ル、ルゥ~。 ルー、ル‐ル、ル、ルゥ~。・・・・・・
えっ?、どうして君が登場してくるわけ?
だって、いま僕を呼んだじゃないかぁ!
『ル・ル』違いだろうに!!!
と、まあキタキツネ君と漫才やってる場合ではないのですが、これ、何だか分りましたか?
それにしてもこのスキャット人気、突然としか言いようがない現象のようですね。
そうです。由紀さおり大ブレイクの話なんです。
毎朝出勤前に時報代わりに点けているテレビから流れてくるこの話題、なんで今更なのか?
それになんで海外で?
と、ダブルクエスチョンが頭の中から離れないでいます。
テレビの解説では彼女の歌声と歌唱力が受け入れられ、視聴者を癒し、魅了して止まないとか。
果たして本当にそれだけなんだろうかとは私の素朴な疑問。
確かに歌はうまい!
英訳されず、ベタな日本語で歌われているにもかかわらず、アメリカやイギリスで大絶賛。
歌詞の意味も解らないのになんで? と、なるとメロディーと彼女の声?
だとすると、これは大変なことだと思うのですが......。
『夜明けのスキャット』のジャケット写真の彼女にも人気が集中とか。
確かに十二単でも来たら似合いそうな平安美人顔してますよね。
レディ・ガガとは好対照。
だからホッとなんかしちゃうんでしょうか!?
一番上の姉がよくこのレコードを聴いてたので、今でも少し歌詞を覚えています。
デビューして暫くは鳴かず飛ばずだったようでしたが、『夜明けのスキャット』でミリオンを軽く
かっ飛ばして一躍大スターになったんでしたよね。
その後も幾つかのヒット曲に恵まれ、そうそう、吉田拓郎も『ルーム・ライト』書いてましたっけ!?
暫くは第一線に君臨してましたね。
そのうちドリフターズとも共演したりして、コミカルな一面も見せてました。
何処へ行ってしまったのかなあと思いきや、テレビショッピングなんかには出演せずに、お姉さんと
一緒に童謡なんかを歌いだして、全国を地味なコンサートで回り回ってました。
近年じゃあ二人のものまねをする芸人さんも登場したりして。
人間、いったい何処でどうなるか、本当に分らないもんですね。
1969年以来、実に42年振りの再ブレイク。
それも逆輸入ですよ!
AKBやらK‐POPやらの中で、かなり新鮮感があるような??
アラ60には大変懐かしいアルバムなんでしょうね。『1969』は。
あのクスリ屋の角を、左に曲がると・・・・・・・
薬屋なんて、本当に時代を反映しています。
今の若年層には『あのコンビニの角を......』と歌った方がピンと来るかな?
女心を歌い込んだ、中々良い曲だと思います。
誰が悪いのか? 今もわからない。 誰のせいなのか? ・・・・・・・
個人的にはこの『手紙』と言う曲が好きです。
彼女の齢まではまだあるから、やっぱり、腐らず地道にコツコツ、やりますかな
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