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ストーブリーグ突入 [隠れ家の抽斗]

ストーブリーグと言っても契約更改だのドラフト入団情報だのと野球の話ではなく、ただ、自分の車の
タイヤをスタッドレスへと交換し、気分をウィンターモードへと切り替えた
日以降を私が勝手にそう
呼んでいるだけなんですが...。[雪]

いよいよ冬らしくなって来ましたが、私が待ち遠しい雪の便りはどうやら暫く先の事になりそうです。
雪の便りが届くのは遥か彼方の『超が付くほどセレブなスキー場』や『ヘブンリーバレー』などからで
昨シーズンに続き、どうやら今シーズンもドカ雪が降ってパフパフ言いそうなんです。残念...。[スキー]

で、雪も無いのになんでスタッドレスなのかと申しますと、冬にはこれが必要となる隠れ家へと足を
伸ばすためです。ストーブリーグに突入すると、この隠れ家周辺からさぁ~っと蜘蛛の子を散らすよう
に人影が何処かしこへと去って行き、初夏から晩秋とは正反対の静寂さと
凛と張りつめた空気が
長く厳しい冬の訪れを告げます。この季節になると人込みも気にすることなく、しかも我が物顔でいる
ことができる、そんな私のストーブリーグの始まりです。 [家]

いつもならこの時期、初滑りも終えて本チャンの1回くらいは終わっているはずなんですが、いよいよ
地球温暖化の影響がシリアスになってきてしまったようです。
地酒を扱う新潟の酒屋さんからのメールにも、南魚沼の下界にはまだ雪は無いと書かれてました。
ちなみに今年の八海山のしぼりたての出来は良いそうです。
ただ、どうやら今週末は降るべき処に降りそうな予報が出ているようですが、果たしてどうでしょうか。
テレビのニュースで流れる雪乞い祈願をするスキー場関係者の姿は何とも痛々しい感じがします。

雪不足の話をするよりも根本的な問題として、スキー人口自体が全盛期の30%まで落ち込んで
しまっているそうで、車同様、若者の興味をそそるような取り組みを行うと共に、第一次・第二次
スキーブームを経験した年齢層の再掘り起しに尽力していただきたいものです。さもないと、板や
ブーツ、ウェアに至るまでのいわゆるギア産業も一緒に衰退してしまい、そのうち国内ではもしかして
手に入れることが出来なくなるのではとさえ思ってしまいます。

スキー市場の『ストーブリーグ入り』の話にすり替わりそうなので軌道修正しますと、我が隠れ家では
本物の薪ストーブを焚きます。もっとも主たる暖は床暖房から取れるのですが、せっせと割った薪を
このストーブで焚くと、何とも言えない雰囲気が漂い心を和ませてくれるので、特に冷え込む夜や
ゲストを迎えた時、特にお子ちゃまがいる時などに登場します。子供たちはまず間違いなく無意識に
ストーブの前へ移動して来て、そしてじぃ~っと飽きもせずにそのゆらゆらと燃える炎を、いつまでも
眺めています。何故か不思議と人を心底癒やす効果があるんだなあと気づかされました。

薪を焚くともう一つ私の好きな現象が起こります。大したことではないのですが、家の外へ出た時に
辺りに漂う焚いた薪のにおいが何とも言えず心を落ち着かせてくれ、もしここで雪でも積もっていよう
ものなら、それはそれは最高です。隠れ家に着いて車から降りた時に、このシチュエイションならば
もう言う事なしです。

もう一つ付け加えると、ストーブリーグ中隠れ家周辺の人気食事処は押し並べて閑散としています。
繁忙期のことを思うと嘘のような光景です。ですからここぞとばかり出動して、充実した「おもてなし」
に与かるのです。こちらはゆっくりじっくり旨いものをいただき、あちらはこんな時期の来店を心から
感謝してくれる、という相互利益享受のWin-Win の関係とでも言うものが成立します。

本日はどうやら履き換えたスタッドが活躍しそうな隠れ家へと行ってみようと思います。
みなさんもどうぞ良い週末をお過ごし下さい。 [わーい(嬉しい顔)]


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