ポンペイを偲びながらいざ、檸檬島へ [旅の抽斗]
実はナポリではもう一箇所、見学で立ち寄ったところがここです。
ナポリ国立考古学博物館
ここまでやるかと言うくらい細やかな作業で完成された
数々のモザイク作品が展示されています。
そして、圧巻はこの作品、戦うアレクサンダー大王です。
残念ながらベスビオ火山噴火の被害で左側が損失して
修復不可能となりました。
そして、最後の展示スペースにはあのファルネーゼの雄牛が
堂々、展示されています。
ベスビオ山の大噴火は一瞬にして富豪の屋敷を数々の美術コレクションと
ともに覆い隠してしまったのですが、長年の発掘調査と修復作業を
経て、現在この博物館内で展示保管されているわけです。
*
さて、翌3日目のツアーはナポリ湾を渡っていよいよ、
グロッタ・アズーラ(青の洞窟)でお馴染みの
カプリ島へ向かいます。
日曜日と言うこともあってかなかってか、朝から大勢の日帰り観光客で
桟橋はごった返しています。私たちツアー一行は荷物共々乗船する滞在組
ですが、現地のガイド&ヘルパーさんが全て面倒をみてくれるので
各自その所在の確認だけでウキウキ船上観光人となれます。
大型高速船で約一時間、凪の中を快適に航行すると、やがてレモンの島
カプリ島のマリーナ・グランデに到着します。
晴れていても海が荒れることもあり、運が悪いとここまで辿り着く事さえできません。
この日は文字通り快晴の熱い一日、観光客でマリーナは賑わいます。
まずは順調に第一関門を突破です。
島内の道路は非常に狭く、移動は小型乗合バスかタクシーで行ないます。
港から早速小型バスでカプリ島の中心地へ上っていきます。
有名ブランド店も軒を並べるセレブな一面も併せ持つ島、カプリ。
世界各地からまさに老若男女が集います。
カプリのタクシーは全てコンバーチブル、と言うと格好はいいのですが
つまりは幌をかけたゴルフカートのようなものでね。
カプリ島名物といえば真っ先にレモンが挙げられます。
食後のリキュールでお馴染みの『レモン・チェッロ』はここが原産で、
その他カプリ・ウォッチにサンダル、リネンなども有名です。
ローマから同行してくれた現地イタリア人女性ガイドさんがこの散策の間中
どうやら青の洞窟突入機会の調整を行なっていたらしく
暫し土産物を物色していた時、ついにその時がやって来たのでした。
みなさん、Go サインがでましたよ!
一発必中で射止めたこのチャンスを逃すまい、
誰もがそう思いながらいそいそと、再びバスへと乗り込むのでありました。
ナポリタンは食べられました?
日本以外でナポリタンを食べられたら凄いですよね!
なんってたってナポリタンは日本しか流通しないたべものですが、ナポリで在ったら得した気分ですね!
by ma2ma2 (2013-07-24 22:22)
こうして続けてイタリア旅行記を拝見していると、
イタリアは火山国であり、海洋国でもあるんだなあとつくづくです。
青の洞窟は、世界遺産だったような。
僕の中では某・食品メーカーのレトルト食品名がスッと出てくるところが、
ちょっと哀しいですよ。
by あるいる (2013-07-25 03:53)
ななかなか入るの難し~ですよね。(^.^)
かぷり島の靴やさん♪好きです\(^_^)/
by 空の Ray (2013-07-25 04:21)
この街並みを見て映画「タンタンの冒険」を思い出しました。
原題は「The Adventures of Tintin」で、タンタン?
走り回って逃げたくなる街並みです。
もうン十年若かったら、疾走したけれど。
青の洞窟かぁー、早く見せて。
by tommy88 (2013-07-25 05:20)
日本にはない風景〜
きれいですね。
by pandan (2013-07-25 06:44)
日ごろの奥様の行いでしょうか。
ついてましたね∼( *´艸`)
街並みがステキー♪
by だいず (2013-07-26 19:11)
ma2ma2 さん
ナポリもカプリも意外にトマトベースのパスタって
出てこなかったんですよ。
ナポリタンってオーダーしたらどういう反応したか、
試してみる価値はあったかも。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2013-07-26 22:07)
あるいる さん
そうですね、カプリ島の近くには温泉島なるものもある
くらいですからね。同じ海洋国でもスペインやオランダのように
世界中でイタリアが暴れなかったのが不思議ですが、どうやら
陸路と短水路の征服劇が代々お好みだったのかもしれません。
青の洞窟ブランド、CMやってました!
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2013-07-26 22:11)
空の Ray さん
初トライはどうやら私たち夫婦だけだったようで、みなさん
一度は試されてたようです。中には三度目の正直でようやく
というご夫婦が4回目に挑戦されました。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2013-07-26 22:14)
tommy88 さん
そうですね、かくれんぼにはうってつけかもしれません。
鬼が探しているうちに民家の軒先でついウトウトしてしまい、
スフォリアテッラの焼き上がりの香ばしい香りで目が醒める、
なんてね。
先生だったらやっぱり、かま栄の焼き上がり?
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2013-07-26 22:20)
pandan さん
pandanさんがこの間宿泊したホテルもけっこう
似た感じでしたよ!
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2013-07-26 22:22)
だいず さん
どうして私の行いだと、素直に言ってくれないかなぁ。
ほんと、私って究極の晴れ男なんですから!私のいる
半径500メートルだけ雨が上がってしまうんだから。
カプリらしい町並みですね。時期的にリゾートムード
ムンムンってとこでした。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2013-07-26 22:27)