SSブログ

中欧の旅 余韻に浸りながら [エピローグ]


P1020166 (550x296).jpg
Czech Airlines


JALパックの旅程では最後のホテルはどうやらいつも追加料金でアップグレードが可能という設定に
なっているようで、旅の疲れを少しでも癒せてかつ、ゆったりとくつろぎながらその余韻に浸り、帰国
準備をしようと、今回プラハのホテルもそうする事にしました。

アップグレードの副産物のひとつとして、ホテル内の飲食代一日につき約¥5,000分がサービスで付
いてきました。かなりお得なサービスで、初日は家内と二人でラウンジバーで過ごし、二日目はツアー
で知り合ったご夫婦と、昨晩からのキャリーオーバー分も使ってフェアウェル・ドリンクを楽むことに。


明けて翌最終日はこのホテルにて本隊とお別れです。現地集合の我々はここから自分で帰国します
ので、出発が我々より早い本隊を乗せたバスをホテル玄関前で見送ることにしました。観光旅館の
旦那と女将のような感じでバスに向かって両手を振りまくります。

2時間ほど遅れてとうとう我々の番がやって来ました。あらかじめホテルにお願いしておいたリムジン
サービスで空港へと向かうのですが、やってきたのは提携会社のアウディA6、ドライバーの雰囲気から
して、なにやら映画さながらの様相となって来ました。

Wifi完備でミネラル・ウォーター付きマニュアル・シフトの運転は、トランスポーターとまでは派手にいき
ませんが、途中の渋滞を避けてドライバーが選んだ山越え道は、ほんの少しだけスリリングだったよう
な気がします。


P1020164 (400x300).jpg
イギリスのLCC


P1020167 (400x285).jpg
渦中のウクライナの航空会社


到着したプラハ国際空港はこじんまりとして垢抜け、新しさをまだ残すゆったりとした雰囲気の空港です。
ダメ元でトライした免税手続きもすんなりスムーズに終了し、人気の疎らなターミナル内を暫し散策。免
税店よりデリカテッセンの方が安かった土産のチョコレートを買い込み、女性には喜ばれそうなスワロフ
スキーの装飾付ネール・ポリッシャーも家内が買い足していました。


P1020165 (400x300).jpg
ロシアのウラル航空


欧州域内を飛ぶ旅客機は全て小型。エアバス320だったらそれこそ御の字で、ビジネスクラスはあっても
3席のエコノミーの真ん中をテーブルにしただけの急ごしらえです。そして、なぜかいつも一列目が全て
空席状態にしてあります。

2時間もあればヨーロッパの殆んどの国同士を行き来する事ができる羨ましい地理的環境ですが、陸続き
であるがための侵略・戦争の繰り返しという悲しい歴史も背景にあります。

チョイスできる食事とシャンパン・ワインもしっかりと用意されている、そんな2時間あまりのフライトで
最終乗り継ぎ地のロンドン・ヒースロー空港へと戻ってきました。


674 (400x266).jpg


日本帰国便出発までおよそ4時間という長丁場をラウンジで過ごすことになりましたが、その間窓の外
に現れた飛行機の航空会社に目新しいものが無かったので、私の『なんだぁ[バッド(下向き矢印)]エアポート』はここま
でです。ヒースロー空港ターミナル3はワン・ワールドアライアンスの溜まり場なので仕方ありません。

今回の旅は前回とは違い、乗継便の遅延で帰国便を逃してしまうような劇終トラブルもなく、殆んど
全ての行程が順調に進行してくれましたし、夫婦共々体調もすこぶる良かったので、久し振りにもう
一度訪ねてみたいと、最後の地プラハでそう感じることも出来ました。

三年連続のツアー参加なので、ここはひとつ、来年の旅はちょっと趣向を変えたモノにしてみようかな
なんて考えてみたりして。さすが鬼に笑われてしまうのでしょうかね。


nice!(18)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 18

コメント 6

ma2ma2

LCCはどこの国でもAirbus A320かBoeing737のどちらかですね!
EasyJetは日本まで飛んで来ていますが、その距離LCCは結構辛いですね(笑)
なんだ~エアポート、空港のレストラン施設やチェックインカウンタも紹介するとそれなりになります(^^)
by ma2ma2 (2014-09-25 22:02) 

あるいる

もう一度訪れてみたいと思えるほどに、その土地も旅も素晴らしいものだったようですね。
今からじっくりと、来年の旅を計画する。
もう、次の楽しみが始まっているようですよ。
飛行場へ足を踏み入れなくなってどれくらいになるのでしょうか。
イギリスの航空機の模様?マーク?が変っていることに気がつきました。
無関心にもほどがあるようですね。

by あるいる (2014-09-26 04:02) 

tommy88

飛行場で似たような飛行機だけだった光景が、最近は激変。
機体の装飾が色とりどりで、どこの会社かはもう分かりません。
20年近く前までは、デルタ航空の軍用機めいた装飾が好きでした。
最近ではジェットスターの、むきだし色のボディー。
あとは、ANAのポケモンジェットが好きですね。
シンプルか、派手か、極端なのが好きですねって、写真を見ながら思いました。


by tommy88 (2014-09-26 05:10) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

ma2ma2 さん

ヴァージンの日本撤退にも少なからず影響を与えたのでしょうか。
確かにロンドン-日本をLCCはきつ過ぎます。
なんだぁの後ろに右下がりの矢印がついている所以です。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2014-09-26 22:18) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

あるいる さん

言葉で言い表すのが難しいのですが、隙の無い360度全方位楽しめ
そうな所なんですね。中世の町並みがしっかりと保存されているから
だと思います。
何年か前に各社挙ってボディペイントを変更しましたね。私の机の
前の棚にあるミニチュア達にノスタルジーを感じてしまいます。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2014-09-26 22:38) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

tommy88 さん

ラッピング広告という手法が取り入れられるようになってからというもの、
機体のボディペイントは個性豊かになっていきました。一昔前なら真っ白
ボディーとトレードマークの入った垂直尾翼のコンビネーションだけでし
た。剥き出しボディはフライングタイガーの十八番だったですね。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2014-09-26 22:44) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。