Bird's eyes

1977年だから今から40年も前のお話
語学学校のとある先生の引率でDiamond Headに登りました
先生は軍にいたから特別許可がもらえ興味津々のハイキングでした
今では$1払えば誰でも登れすっかり人気観光スポットに

朝2番目のフリー・トロリーバスに乗り登山口終点まで連れてってもらいます
窓のない車内で心地よい早朝の偏西風に吹かれながら
ダイアモンドヘッド・ロードをゆっくりと登っていき20分ほどで到着
ご来光見物ツアー御一行と入れ違いでハイク開始です

40分ほどのハイクと心臓破りの階段を克服した褒美は実に気持ちのよいものでした
700フィートちょっとの旧火山火口の天辺でしかないのですが
ホノルルでは何と言ってもここが最高峰ですからそれはそれは鳥になった気分です
しばし頂に佇み360度パノラマ絶景を眺めながら思い出にひたります

こんなにいびつな形だったんだカピオラニ公園
今でもしっかりそそり立つゴールポストにはやっぱりひときわ思い入れが
卒後間近で病院送りとなってしまったあのシーンのフラッシュバックや
五郎丸より遥か昔にクロスバー越えを連発していた伝説?のキッカーの姿

傍らで初登頂を成し遂げ何を思うのか我が奥さん
お魚ではなくお鳥になった気分はいかがなもん？
懐かしい二人の出会いのシーンでも回想していたのかなぁ
どうやら下りのことで頭が一杯だったというのが真実

いやいや、それも無理はなかったのでした
登る前からちょっと不安を抱えてた彼女の足ではなく靴はご覧のとおり

随分前にこの地で買ったモノだけにここでゆっくり眠らせてあげましょう

ダイアモンドヘッドへのハイキングを計画されてるみんなさんへ

出発前に今一度スニーカーの点検をお忘れなく！

コメント 10

ドローンで撮ったのかな？って思っちゃいました！＾＾
すごく良い風景！
しかし、スニーカー、お疲れさまでした。
っていうか・・・奥さま、足・・・大丈夫でしたか？
負担がかかってなければ良いですが・・・
これも、思い出のハイキングになりましたね。＾＾
by hatumi30331 (2017-08-20 23:51) 

山の上から見るとオアフ島はかなりの広さのようで、大阪府よりも少し狭いくらいの島だとGoogleで調べてはじめて知りました。
高いところが苦手な僕、まっすぐ下を眺めることはできませんが、斜め45度まででしたらなんとかこらえられます。
ダイアモンドヘッドへの山登りは途中に崖さえなければ大丈夫かもしれません。
その前に、ハワイへ行くための飛行機に乗られないのがモンダイですけれど。
靴底がカパカパと外れてしまったスニーカー。
ちょっと笑えてしまいます。
made in hawaiiなのか他の国で作られたのか、ちょっと気になるところです。

by あるいる (2017-08-21 04:13) 

良い眺めを得るためにはかなり努力が必要なのですね。
by ハマコウ (2017-08-21 04:33) 

ダイヤモンドヘッドの見学に行ったのですね！
靴が結構ダメージ受けましたね(^^)
by ma2ma2 (2017-08-21 07:05) 

小6の長女と途中の真っ暗闇のトンネルを通過し、懐中電灯は正解だったねという話は、今は昔でしょうか。あそこに見えるのは石原さんちの別荘でとか、適当なことを言っていたのを覚えています。風変わりなバスの自由乗車券を持っていたので、あちこち回って適当に降りましたが、原住民と化して、イログロ2人が、ダイアモンドヘッド裏で地元のハンバーガーを食べました。小学校の卒業試験だから、長女に注文は任せ、私はお金を出すだけの係でした。いわゆる観光客ニポン人の来ていない箇所で、ふつうに、危険を察知しながらも、楽しむことができました。ダイアモンドヘッド登山は、有意義なお楽しみとして記憶しております。あのスニーカーは捨てたのかいとチューリップが「虹とスニーカーの頃」で歌っていました。

by tommy88 (2017-08-21 09:46) 

hatumi30331 さん

200メートルちょっとの火口ですからドローン撮影とさほど遜色はあり
ませんね。360度ホノルルを見渡せ西オアフの山脈もクッキリ見えます
普段履いていなかったので靴底が劣化で剥がれてしまいました。大事に
仕舞い込まずちゃんと使ってやらないと駄目ですね。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2017-08-21 20:08) 

あるいる　さん

南北の移動は3本のフリーウェイ、東西は1本で結ばれているのですが
残念ながらオアフ島をグルリ一周する事はできません。西の外れに
どうやら軍事施設があって一般車両が通行できる道路が通っていない
のです。
散歩道という感じの道は途中から凸凹岩となりますが、腰が引けるような
崖らしいものはなく、強いて言えば頂上付近の真っ暗で狭いトンネルと
99段の鋭角的階段が難所と言えるのかもしれません。
ナイキシューズも経年劣化には勝てなかったみたいです。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2017-08-21 20:16) 

ハマコウ　さん

まさに山登りを愛する人々の心境というのでしょうか、高い所から普段
万民が見ることのできない景色を眺めながらある種の達成感に酔いしれ
るということでしょうね。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2017-08-21 20:19) 

ma2ma2 さん

次回ハワイへ行かれる事がありましたら是非ご来光登山に挑戦して
みてください。季節にもよりますが陽が高くなってくると体の負担も
増えてきますから、涼しい早朝がベストです。
最後まで完全に剥がれず頑張ったので手厚く葬ってあげました。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2017-08-21 20:23) 

tommy88 さん

小学生でも楽に登れるコースですが、真っ暗闇のトンネルは現在でも
ほぼ真っ暗です。トーチカ内へと続く心臓破りの鋭角階段はこれでもか
というちょっとした訓練のようです。目敏い人はまわり道を登って行く
のでしょう。ダイヤモンドヘッド裏側で地元バーガーとはその当時から
KCCのマーケットが開かれていたのですかね。バンズと牛肉パテに
ケチャップとマスタードのシンプル系でした？
財津さんのメロディーは浮かんでこなかったですが、以前通天閣近くで
そこがスッポリと剥がれ焦ってしまった経験を思い出し、二人で大笑い
の記憶に残るハイキングでした。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2017-08-21 20:34)