福を招きに

一番機に乗るための3時半起きはやっぱり辛いのですが
週末遠出旅を満喫するするためにはどうしても通らなきゃいけない道

そんな寝ぼけ旅人も羽田空港南ウィング出発ロビーの光景を一目見れば
上には上がもっと沢山いる、あんたはまだまだ甘いのだと思い知らされます
春休み最初の週末だったのか既に大勢の人出でごった返す空港出発ロビー
いつも利用する北ウィングとは全く違うファミリー香が充満していました

2018年第一弾は北九州・小倉に門司、そして山口・下関を巡る旅です
少しコックリやったかなと窓の外を覗いてビックリ
既に大阪平野上空を通過中だと分かり改めて日本のちっこさを実感です
およそ１時間と15分でものの見事に北九州空港までやってこれるのですから

時計の針はまだ8時を少し回ったところ
北九州と言えば小倉、まずは空港バスで小倉駅へと向かいます
九州でも使えるsuicaで乗車は大変便利
40分ほどでJR小倉駅バスターミナルに到着します

梅は咲いたか桜はまだかいな
ほのかな期待を抱いて目指すは街のシンボル小倉城
駅からおよそ800mの商店街経由朝の散歩コースです
道を隔ててお城と近代ファッションビルが対峙する光景がなんとも面白い

残念ながら蕾を膨らませるほど小倉の空気は緩んでおらず
暖を取るため大人350円で城内へ侵入です
細川忠興公築城のこのお城は400歳超
ガラシャさんの旦那さんと言った方が分かりやすいのかな

お堀の水ぜんぶ抜いたら、なんて番組が始まったのかと思いきや
石垣の学術調査だということで何やらやっておりました
朝が早かった分お腹の空き具合も早めとなりましたので
昼食休憩地候補の下関・唐戸市場目指し出発進行です

国内旅行の場合大まかな計画で出発することが多く
特に今回は殆ど下調べもせず出てきたものですから
空港バスの車中で妻とパンフレットを交互に睨みながらの即席プランです
市場の二階にある食堂が二人の眼に留まり決定となりました

小倉から下関までは鈍行でたったの18分、さらに路線バスに乗り換え7分で到着
関門海峡すぐ脇にある唐戸市場ではふくの競りをはじめ
新鮮ネタの寿司や汁物を販売して大勢の観光客を惹きつけていました
ネタが豊富だという事実の裏付けは後ほど登場する水族館で取ることになります

関門海峡を眺めながら各々テイクアウトしてきた品を芝生の上で
所狭しに頬張る観光客の多くはお隣韓国や台湾からお越しです
フェリーやLCC代を払ってもここへ来る価値は大いにありとばかり
海鮮天国での休暇を存分に楽しんでいるようでした

夜まで待てなかった私は生中を海鮮ミックスフライをあてに飲み干し
開き海老フライを妻の海鮮丼の白身とトレードして
階下の大きなフグのモニュメントと水槽を眺めながら
早くもこの夜のメインイベントに心を躍らせるのでありました

コメント 8

鉄骨コンクリート造りで屋根の銅瓦が錆びて緑色になっている大阪城を見慣れていると、瓦屋根&純木造の城はこれこそがホンモノの城なんだと感動してしまいます。
水を抜いた空堀はちょっと間抜けのように見えるのがご愛嬌です。
それにしても人間の食欲には恐ろしいものがあるのだと、写真の混雑ぶりに驚きです。
人混みが苦手な僕、生存競争にも負けてしまいそうです。
静かな部屋でゆっくりと味わうメインイベントのほうが落ち着けますよ。
コストがかかるのがタマに傷ですが、最近流行りのコスト・パフォーマンスという言葉を蹴散らすほどの圧倒的実力、ゆっくりと味わいたいものです。
まったく関係ありませんが、福を招く。
今日のタイトルから滋賀・東近江にある招福楼と勘違いしてしまいました。
招福楼も美味い日本料理を食べさせてくれます。
フクも福もたっぷりと食いたいものです。

by あるいる (2018-03-24 03:38) 

あるいる　さん

築城主はここで最後を迎えることなく早々と去っていったということで
なにやら哀愁すら漂う雰囲気もあった小倉城内でした。堀の水を全部
抜いたら凄い物が出てきたとか。やっぱり一度は抜いてみるものかと
肯定派にまわりそうです。
回っているのと比べるとシャリのでかさは同様でも乗っかってるネタの
新鮮さと種類の違いは一目瞭然なので、どうしてもあれこれと手を伸ばし
てしまうんでしょうね。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2018-03-25 17:05) 

朝１の飛行機の時は羽田のエクセル東急に宿泊することがあります！
夜だと羽田のパーキングが空いています(^^)
by ma2ma2 (2018-03-25 17:40) 

こういう瀬戸を通過する船は怖いと思います。
でも船旅は好きで、こういう所を通過する時、航海士はエライと思います。
若かった頃、試合で寄った下関で、たらふく、ふくを喰いました。
ごっつあんですの、ふくの神、美味かったです。
LCCはたびたび旅に使いますが、今後は、北海道遠征が入ります。
ちょっと食べに行きます、という旅は後半から企画予定です。
もう引っ越し疲れが取れそうになく、遠征は上半期無理でしょうし。
先月からの2ヶ月で、諭吉クン大軍団が腰巻き付けて35師団出兵です。
金の感覚が麻痺し、しんどさを加速しています。
だから旅に出るのも後半にしないと、生活の危機でしょうから。

by tommy88 (2018-03-25 21:32) 

ma2ma2 さん

自車運転かタクシー以外リムジンでは間に合いませんから仕方が
ないですね。年末年始お盆の繁忙期および三連休などは争奪戦が
熾烈です。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2018-03-25 21:46) 

tommy88 さん

引越しお疲れ様です。無事引渡しも終了されたようでひとまず片側の
肩の荷は下りたのではないでしょうか。現なま取引ではなかったので
銀行振り込み着金確認など、ＩＴの威力を存分に発揮し実感したもの
でした。よって特製腹巻の着用は出番なしでした。
今度は北海道へ帰るではなく、遊びに行くという感覚になりますから
今まで当たり前だった事やモノがかえって新鮮に写るかもしれませんね
まずは新しい生活のリズム作りからスタートでしょうから、身の回りが
完全に落ち着いてから次のステップですね。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2018-03-25 21:56) 

九州のにぎやかさを感じ取りました。
外国から来る方も多いのですね。
by ハマコウ (2018-03-26 00:04) 

ハマコウ　さん

関釜フェリーやLCCの威力でしょうか、大半はお隣韓国からの観光客で
台湾がそれに続くという事でした。海鮮の種類の豊富さと観光地にして
は未だ手頃な値段が惹きつけるのでしょうね。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2018-03-27 22:45)