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ニセコがアスペンになる [多事の抽斗]



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なんのこっちゃ?
そんなタイトルのコラムをネットで発見しました


誰もが知るニセコは言わずもがなパウダースノー・スキーリゾート
JALがいち早くアンヌプリというスノーリゾートを開発し
北海道における一大人気スキー場として長く君臨していました
昔正月休みに行ったものの吹雪で一日しか滑れなかったという苦い経験があります


時を経てアンヌプリに隣接していた比羅夫がローカル色から脱皮し
海外資本と殺到するインバウンドによりグランヒラフという
一大マウンテン・リゾートへと変貌を遂げ現在に至ります
毎年発表される倶知安町内の路線価を見ればその発展の凄まじさがよく分かります


米国コロラド州デンバーから飛行機でおよそ1時間の距離にある町アスペン
欧米でその名を轟かせる超セレブなマウンテン・リゾートです
全米の大富豪は勿論のこと欧州の混雑を避けわざわざやって来るセレブ御用達
クリスマス休暇中のアスペンはさながら冬の一大社交界へと変身です


ゲレンデトップからは富豪たちが所有するバカでかい別荘群を眺めるこができ
そう言えばかのジョン・デンバーのもあったはず
町の中心部には名だたる高級ブランド店が所狭しと軒を並べ
スキーウェアではなく毛皮のロングコートをまとったレディー達が集い
シャンパングラス片手にアフタースキー・ショッピングに興じます


果たしてニセコがアスペンに成り得るのか??


いまだに土地バブル的状況は継続して地価が上昇を続けるニセコエリア
シーズンともなれば芋の子を洗うような混雑振りを見せ
町を行き交う人種にもバラエティーさが飛び始めたにもかかわらず
そろりそろりと一抜け二抜け組が出始めているのだそうです


ニセコの元祖狂信的信者であるオージー達がパウダー大国ニッポンの
本州エリアに目を付け拠点を移動し始めているようです
近々高級ホテルが開業決定しているという景気のいいニュースがあるものの
東洋の富豪の集まりとなっては本家欧米から乖離すること甚だしく
今後景気後退局面へと突入していく中、先行き不安要素の多さが気がかりです


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かくいう本場アスペンの現状はどうなのかと言えば
以前のような特別な輝きが失われつつあるのではないかと
予約が取りやすくなっているあの有名ホテルの状況からみて
私なりに勝手な想像をしては昔を懐かしんでいます


スキーに全くご興味のない方々には
最後まで「なんのこっちゃ」な記事となってしまいました


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コメント 4

あるいる

ニセコがアスペンになるのかならないのかはわかりませんが、世界中の金持ちを呼び込むリゾートになるには、ちょっと役不足なのかもしれないなぁとなんとなくそこはかとなく思ったり、です。
雪や温泉や自然環境だけでない付加価値が足りないような、かも、です。
と、よくわからないコトをコメントするのに無理があるようです。
リゾートをよくわからないですし、おまけにセレブとなればもうちんぷんかんぷんですし、ね。
そしてなにより、北海道に行ったコトもありませんし、ね。
今年の冬も、雪を見ないままに終わりそうですよ。

by あるいる (2019-03-11 03:36) 

tommy88

ん? 羊蹄山? 羊蹄山が懐かしいなぁ。
利尻富士に次いで、蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山も好きです。
鹿児島の開聞岳のように回り込んで見る楽しさがあります。
そしてアスペン。
アスペンと言えば御茶ノ水駅から駿河台下まで行き左折。
スキーショップとしか思っていなかった、コロラド州アスペン。
本場には雰囲気でかなわないでしょうがニセコ、雪質はいいですよね。
転んでも、パンパンとはたけば落ちてしまう雪。
函館時代の職場から、何度かニセコの山小屋世界へ侵入しましたよ。
私はほぼ初心者、交通リフト近辺でちょろちょろでしたが。
滑りの上手い人が羨ましい、途中参入の元北海道人でした。

by tommy88 (2019-03-11 09:04) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

あるいる さん

オージー・スキーヤーが最初に目を付けてからというもの、常夏の
国からパウダー目指しこぞってニセコへやって来ていたのです。
その中には現地に留まり自国民目当てのペンションやレストラン
などを営み始め現在に至るです。発展の根っこが全く違うので、
仰るようにニセコはアスペンにはなれません。がしかし、東洋の
お金持ちを相手にするという全く別な方向性が生まれたのは確か
ですから、これからの変化は見てみたいものですね。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2019-03-11 22:23) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

tommy88 さん

5年前の夜明けの蝦夷富士はホテルの部屋からの眺めです。コンパ
クトな富士山というところです。
シャンパンスノーなんて表現もあるようですが、あのキュッキュ
キュッキュという何とも言えない音が楽しめるパウダー。残念なが
ら日本では非圧雪エリアでの滑走が制限されることが多く、唯一
ニセコエリアには比較的多いとされているのが人気の秘訣でもある
そうです。現に毎シーズンコース外滑走をやらかし、遭難騒ぎを
起こす外国人スキーが多いのも、自国と同じだという錯覚を起こし
てしまうのが原因なんでしょうね。リフトの数なら負けていない
ニッポンのスキー場ですが、コースの数と距離では圧倒的ハンディ
をしょっています。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2019-03-11 22:36) 

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