屋根のない病院

再入院を２週間後に控え体調がすこぶる良好な内にと３か月振りで山荘にやって来ています
本日日曜日の最高気温は２０℃と軽井沢にも確実に春はやって来ています
元々桜の木が少ない土地柄ではありますが開花宣言はまだのようで目にすることはありません
この時期こんなに白い浅間山は珍しいですが町や別荘地内の雪はとっくに地下浸透したようです


タイトルにあるフレーズはここ軽井沢の別名、今の私には持って来いのロケーションです
無理をしないなら普段通りの生活はOKということで努めてそのようにする毎日
若干抗がん剤の副作用の影響があった両目も元通りになって車の運転も再開しました
関越道に乗るまでと横川SAからを担当しあとは妻にハンドルを委ね普段より楽ちんのドライブです


春休みが終わり束の間の静けさを取り戻した町内の移動は至極スムーズでストレスフリー
親しくさせて貰ってる人たちに出来るだけ会って現状報告させてもらおうとあっちこっちを走り
申し訳ないとは思いつつも皆を驚かせては妻と二人いつものように振舞い元気を貰って暫しのお別れ
次回再会する時はこちらもジメジメの梅雨時になるのかなと指折り数えてみたりして


明るい内の山荘にもう暖房は必要なく木々の芽吹きはまだですがしっかり春を感じるイイ季節です
いつものようにキジ君やリスくんの来訪もあったり小鳥が北側に残った僅かな雪を突きにやって来たり
デッキでコーヒーをすすりながら楽しく観察させて貰えば屋根のない病院は本領発揮となります
すっかり夏仕様に変身した山荘で今宵はノンアルコール日本酒とやらで一杯やって明日の早朝帰宅となります

コメント 8

あちらこちらと忙しく動いておられる御様子、春ですね。
by ハマコウ (2022-04-10 21:17) 

軽井沢の別名が「屋根のない病院」とは初めて知りました。
となると、そこにいる多くのお方は患者さんになるのかと、小学生でも云わないような屁理屈が浮かんで来るのですが、病気の種類は種々様々、避暑地にいればちょっとした憂鬱気分もさらりと流してくれるのかもしれません。
昔の人は云いました。
病は気から。
ほんとに厄介な病は医者に頼らざるを得ませんが、最後は自身の治癒力かもしれません。
治癒力アップのためにも、屋根のない病院でゆったりとお過ごしください。

by あるいる (2022-04-11 04:24) 

いかにも空気が澄んでいると、屋根のない病院が教えてくれます。
屋根がなくとも、江戸むらさき ごはんですよ。
葉物野菜にチーズ、塩レモンのドレッシングが似合う風景です。
滋養強壮、元気と健康をため込んで、いざ出陣でしょうか。
武運長久、寛解を待ちます。
市川から伊東、高速での難解個所は2つ。
首都高地下トンネル内での分岐、右か左か間違ったらオシマイ。
車線変更の難しさは海老名近辺でも、トラック群団、プシュッー。
車間を最短にして、自動運転モードで追従走行ですが。
カピバラ並みに温泉好きで、あちこち浸かり回っております。
これが自分なりの滋養強壮、お楽しみはこれからです。


by tommy88 (2022-04-11 07:23) 

軽井沢の風景で免疫力も上がりそうですね。
再入院に向けて気分転換ですね。
by ma2ma2 (2022-04-11 10:44) 

ハマコウ　さん

山荘の冬仕様から通常仕様へ変更の時期となり、再入院前にこの眼と手で確認および実施しておことうと行って参りました。GWを控え一時の静けさが味わえるベストなタイミングでもあります。傍目ではおよそ癌患者には見えていないのでしょうね。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2022-04-11 17:23) 

あるいる　さん

長野県と言えばリンゴ、千曲川沿いには沢山のリンゴ農園があります。リンゴの別名は「医者いらず」、つまりリンゴに守られてるジモティさんたちが患者ではなく、我々県外人がこの屋根のない病院で心を癒されて帰るのですね。宣教師のショーさんに見出されてからサナトリュウムがあちこちに造られ、多くの患者さんが長期療養されてました。その名残の建築物は今でも健在です。避暑地のイメージが強かった軽井沢ですが、近年では極寒の真冬でも多くの観光客が訪れるようになりました。今まであまり目にしなかった観光客が町内を歩く姿や、別荘民が別荘地内を闊歩する姿をよく見かけます。
病は気からと今回しみじみ実感する体験をしております。自分の口でしっかり食べることの大切さは、癌治療には欠かすことのできない事です。とにかく平常心とポジティブに保てることが、唯一最善の治療を受け入れることができる必須条件だと確信しました。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2022-04-11 17:41) 

tommy88 さん

おかずの量が１８０gのお米を平らげるにはあまりにも少なすぎる病院食。今回はツルヤオリジナルのふりかけをしっかり仕入れてまいりましたから、もう１８０gに閉口することは無くなるはずです。手術まで５日間あの病院食を完璧に平らげる事ができます。その後は一体どうなるのか、全く未知の世界であります。
三日にあげず血を抜き取られていた入院時、退院して外来でも週一で抜かれていますから、造血には肉食しかないのでしょう。前歯で噛み切り舌で健常の右サイドへオープンに展開していく術はしっかり身についております。私がいったい何を食べているのか、大阪の姉たちの大きな？マークだったらしいので、事実を知っておったまげているようです。癌が蔓延る同一口腔内で展開される事実は、想像を絶しているようです。
繁忙期の観光地の道路事情は何処も同じでしょうけど、東名はあの大和トンネルの日常茶飯事がネックとなります。もっとも、好きな時に移動可能な先生でしたら、4126のお題目を唱えながらのオートパイロットで快適ドライブですね。私も今回月曜日の早朝出発の味を覚えてしまいましたから、今後の山荘生活をポジティブ癌患者モードへ切り替えて、さらに楽しいものに変えていきます。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2022-04-11 18:05) 

ma2ma2 さん

固有の空気と雰囲気だけでなく、美味しい食べ物と旨い酒が自然と集う土地柄ですから、人を惹きつけて止まないのも無理はありません。最近かしまし娘さんの姿があちこちで見られ、タクシーとしなの鉄道を屈指して軽井沢を満喫されてる様子です。コロナどこ吹く風、風前の灯火だった軽井沢のタクシー業界は飛ぶ鳥落とす勢いのはずです。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2022-04-11 18:14)