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引っ越しというものは [独り言の抽斗]



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北の大地で大奮闘中の先生にお先に失礼とばかり
先月最終週末を利用して大阪撤収を完了しました


生活というよりも滞在という形で必要最低限の物資で過ごしていた大阪
たとえ4年強の短い期間であってもそれなりに物は確実に増えていきます
なので、引っ越しという形がちゃんと成り立ってしまうのが恐ろしい


定番であろう不用品の廃棄からスタートし
荷の行き先を現住所、会社の倉庫、そして山小屋へと振り分けるのですが
この移動によって現地で弾き出されてしまう物もあったりして
その嫁ぎ先まで決めながらの遠隔手配となりかなりの工夫を要しました


繁忙期突入前の実行を決断するや否や
TVや新聞で「引っ越し難民発生の危機」みたいなニュースが流れ出したりで
遠隔地引っ越しともなれば一日違いの大違いで大やけどですから
仕事の合間を縫っての日程選択にも慎重にならざるを得ません


そしてもう一つ、至極当然でも大きな問題が待ち受けます
搬出したものは一両日中に搬入されるというのが引っ越しの大前提
週末のこのチャンスを逃すわけにはいかないとばかり
羽田行最終便の搭乗が危ぶまれるほどギリギリまで作業の立会いをして
何とか無事伊丹に辿り着いた時は可なりの憔悴状態でした


会社の倉庫宛荷物は驚くことなかれ前日の担当責任者が自ら一人
翌日昼前にトラックとともに現れ先方の横浜スタッフを交えての搬入作業でした
次の仕事が控えてるという事もあり4人がかりでアッという間に完了したそうです


そして山小屋分はさすがに積み替え作業を伴ったので翌々日の搬入となり
狭間の一日仕事を済ませた後、眠い目を擦りながら夜間のドライブ
翌早朝から搬入物の設置場所決めとついでの大掃除となりました
トラックの到着が18時近くになると拍子抜けの連絡が入ったものですから
気持ちを切り替えて午後は昼食がてらしばし息抜きの外出です


朝晩はまだまだ氷点下10℃近い土地だけに日没後の作業は大変です
おまけに残雪が氷となって搬入路に立ちはだかりますから
ザラメとなった雪を敷き詰めスリップ防止をはかります
案の定、予定時間をオーバーしての作業終了となり
遅くなってしまった夕食はラストオーダーぎりぎりの滑り込みセーフでした


おそらくもう経験する事がないであろう今回の変則引越し
久し振りに迎えた自宅での週末でも抜けきる事がなかった蓄積疲労
明日に控える一日人間ドックに影響しなければと祈るばかりです


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