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やっぱりあった究極のオチ [多事の抽斗]



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サービスエリアで夕食をとることがあまりない週末の山小屋行き
いつもより2時間ほど早く到着し、なんだか得したような気分になって
駐車場の扉開閉リモコンを操作するもウンともスンとも言いません
前々から少々グズってたので何度かやれば動くだろうと挑戦するも反応なし


以前痛い目にあってからこんな時のために窓のカギを開放してたのが幸いし
そこらか侵入し中のスイッチで難なく扉を開けて駐車完了
と、ここまでは想定の範囲内でしたが、この後さらなる悲劇が屋内で待ち受けていたのです


スキーの道具でかなり増えた荷物の第一陣を持って玄関に入ったところ
ん?全然暖かくないんですけど、と反射的に身体が反応するも
とにかく最後の荷物を運び込んですぐさまキッチンにあるスイッチを見て唖然!
なんと、燃焼ランプが消灯してるではありませんか!!


8℃しかない室温を少しでも温めるためとにかく薪ストーブに緊急点火
しかし、部屋にある予備の薪は一晩分にも満たないため
寝床で暖を取るべく妻が掛け布団をミルフィーユにして急場凌ぎ
幸いこの時期の外気温にしてはやや高めのマイナス5℃
2X6工法も奏功して、なんとかこの夜をやりすごせたのでした


温水式床暖房のボイラーが寿命となってしまったのがそもそもの原因で
修復は当然後日となって翌朝は起きるなりスキーの格好に着替え
僅かな余熱の中、朝食と身支度を済ませてから管理人さんに状況報告して
逃げるようにスキー場へと暖かい車で向かう二人でした


管理人さんのチョンボと言えばそれまでなのですが
それよりも風邪をひかず怪我をせず無事帰宅する方が先決と
スキーは午後早々に切上げて帰宅し、ウェアのまま薪割に励み
残り滞在分をしっかり確保してから着替えを持っていつもの温泉へ直行です


露天風呂に浸かり長めのサウナをこなしていると心はもう夕食へとなびき始め
今回の災難事はどうやら頭の片隅へと追いやられているようでした
この夜はストーブフル稼働の中、ほろ酔い加減も味方して余裕綽々
ミルフィーユがクレープ布団となり肉体疲労も手伝って熟睡の一夜となりました


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開花中


嗅いだことのない香りが敏感な嗅覚に反応しだしたので
すわっ、ついに咲いたかと閉じたままの蕾に鼻を近づけるも一向に香らず
ならばこの匂いは一体何なのか


日も暮れその香りは一段ときつくなって独りになった部屋に充満しだしたので
まさかとマッサンのところへいってみると、ご覧のとおり
花は夜開く、見てはいけないものを見てしまったという気持ちと同時に
いやいやこれはやっぱり何かのサインなのかとほのかな期待感


明るいうちは蕾となって匂いすら一切しない不思議な花を咲かせる木
次は一体全体何が起こるのか?
そうこうしているうちに明日から3月決算月の始まりです



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