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ところ変われば [多事の抽斗]



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決戦を待つ横浜スタジアム


未だに優先接種者しかログインできない横浜市のワクチン接種予約HP
友人・知人には既に2回の接種を終えた人もいて、いったいこの差はなんなんだとボヤキ
家族性高尿酸・高コレステロール血症は基礎疾患には該当しないという厚労省の見解だとか
こうなったらドッシリ構えて開き直りこれまで同様の日常生活を送るしかありません


職域接種の恩恵に預かれたもののモデルナだったのでパスした経緯がありますが、さて吉と出るか
40歳以上推奨のアストラゼネガがどうやら登場するらしいけどそれまでに何とかしてほしいという本音
1回以上の接種者がようやく人口の4割を超えたとかで、集団免疫への扉付近に立てたといいますがさて
接種の優先順位を間違えたのではと今更ながらの問題提起もあるようですが時既に遅しです


異変種が全世界レベルで猛威を振るい始めワクチン接種先進国でも再びパンデミックとなっています
接種率が頭打ちとなっている米国も多分に漏れずNY州では接種を義務付けるとか言い始めています
しかし、感染者が日本の数十倍の米国から医療崩壊という言葉が漏れ伝わってくることはありません
重症者以外は自宅や施設で待機治療となった日本の大騒ぎとのこの大きな違いは果たして何なのか


あくまでも私がある米国の医療関係者の知人から聞いた話だとお断りした上で申し上げますと
そもそも一般的に各種疾病で重篤な状態に陥った患者の延命措置に双方で大きな違いがあるというのです
特に高齢者の場合は顕著にこの傾向が現れるそうで、かかる医療費負担の大きな違いが一因であることです
食生活の違いは別としても日本と米国の男女平均寿命の違いを説明するには十分な気がします


それともう一つ大きな要因として考えられるのは日米での死生観に大きな違いがあるということです
これはひとえに死に対する概念と信仰心の強弱(或いは有無)によるものだと考えられます
「神に召される」という死との向き合い方に今まで接したことのない私にとってはなおさらです
フロリダ州でのマンション崩壊事故の救出活動を例に日米の対処の違いもこれで説明が付きそうです


世界でも有数の病床数を誇る日本でコロナ重症者の受入れがこれほど大問題になるとは想定外でした
コロナ感染で入院治療がままならなくなった今、国民を見殺しにするのかと目くじらを立ててる方多数です
再び米国と比較して圧倒的に死者数の少ない国民皆保険の国ニッポンに居て良かったのかも知れません
これで先進国中最低平均賃金のレッテルが剝がれればなお良しなのですがこの件についてはまた後ほどです


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