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異色の土地で、ほんまでっか? [旅の抽斗]



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今回の夏休みスペシャルな旅はズバリ、バスクを喰らうです
ピレネー山脈を挟みスペインとフランスにまたがるこの地方は
バスク語というラテン語にまったく属さない独自の言語を操る不思議な土地
ちょっと前までは独立運動が血気盛んで物騒な時期がありましたが
大西洋に面する魅惑的な町々は世界中から多くの観光客を惹きつけています


パリ経由でスペインのビルバオへ入り、ここから車で移動して
今回のメインである食の都、サン・セバスチャンを食い倒す旅
途中、日帰りでG7が開かれるお隣フランス・バスクの町ビアリッツをはじめ
バイヨンヌとサン・ジャンド・リュズもしっかり網羅し楽しんできました


旅の紹介へと入る前に今回の旅を通じてかなりショッキングな事があり
数日前からここ横浜を騒がしくしているニュースとの関連性も無きにしも非ずということで
前節として今号を挟んだ上で進行してまいります


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現地の人や他の観光客と話す機会が増えると必ず聞かれることがあるのが

何処から来たの?

日本だと当たり前に答えると、日本の何処?と必ず帰ってくる次の質問
「横浜」という答えの反応は大概の場合は「オォー」でお終いだったはずですが
なんと今回99%の確率で「それはどこ?」とまったく予期せぬ回答を投げかけられたのでした
横浜をご存じないとは、いったいどういうことなのか?


「それは小っちゃな町なの?」と聞くフィラデルフィアのお姉ちゃんも登場する始末
人気TV番組「テラスハウス」の大ファンだというシカゴの兄ちゃんですら
大阪は知ってるけど横浜は知らなかったと私の心をより複雑にしてくれました
今回出合った人達の共通項である日本未踏破がその原因なのかどうかはわかりませんが
大阪の2倍以上暮らす横浜のここまで低い知名度に開いた口が塞がりませんでした


上に登場したお二人はサン・セバスチャンのバル巡りツアーにご一緒した方々で
他にも見事総スカンを喰らった現地ガイドさんを含めた白人観光女子3名共々これまた日本未踏破組
やっぱりこれがそもそもの原因かと酔いが回り出した頭を取りあえず納得させるのが精一杯
この悲劇が後に訪れるパリへ引きずられて行くとはこの時誰が想像できたのでしょうか


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個人的にカジノを含むIRの横浜誘致に反対ではない私です
JR関内駅前では早速始まった反対派が林市長への抗議演説を聞き流しながら
ラスベガスやマカオ、シンガポールのカジノ有名処へ行ったことないのかなと
勝手な想像をしながら手渡されそうになったビラを丁重にお断りし家路につきました


ギャンブル依存症誘発と治安悪化が主な誘致反対理由だとはメディア談です
公営ギャンブルとパチンコ・スロットルにカジノが加わると最悪の状態になるのかはわかりません
それより私には今のスマホやゲーム依存症の方が今すぐ対処すべき深刻な問題だと思え
近年世間を恐怖に陥れる不可解かつ許し難い事件多発の方がもっと心配でなりません


じゃあ聞くけど、横浜ってどこへ行って何を食べればいい?
確か4件目のバルでフィラデルフィア姉さんから飛んできた超初心者級質問
実はこの手の質問への回答が一番苦手としてきた私は間髪入れず

日本で一番デカい、中華街へいってくださ~ぃ

姉さん、指で掴んだハモン・イベリコを頬張りながらの大爆笑で一同釣られてくれました
オォー、ヨコハマ!日本初のカジノができた港町!!
そんな答えを期待するのは不謹慎なんでしょうか???
なんとかならんのか、横浜


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