SSブログ

家庭争議 [社っ長ょぉ~の溜息]



P1000589-1.JPG


アベノマスクがまだ届かないよという声はさすがこの期に及んで聞こえてこなくなりましたが
10万円はまだだよという嘆き節はあちこちから聞こえてくるニッポンです
でも、まだだよと言ってる内が花なのかも知れない嵐の前のような静けさ
既に受け取ってしまった家庭では10万円×人数分を巡ってなにやら騒がしくなり
ひいては家庭崩壊を匂わせる物騒な争いへと発展して収拾がつかないケースが多発だとか


とかく金が絡むと人間の一番醜く嫌らしい潜在的一大欠陥がカミングアウトしてきます
赤の他人同士なら百歩譲ってまだしもそれが連れ合いや二人の血を分けた子供まで絡んでくると
これはもはや修復不可能な状況にまで陥ってしまい家族関係が空中分解となってしまいます
家族メンバー各自に与えられたであろう各10万円の最終所有権と使い道を巡る仁義なき戦いです


P1000587-1.JPG


そもそもこの問題の発生源は世帯主の指定口座へ該当金額が降り込まれるというシステムです
昭和な人間的感覚からすれば稼ぎ頭のお父さんの口座ということになるのでしょうが
実際それをコントロールしているのは大蔵大臣のお母さんというところですから
お金の使い道はお母さん主導で波風あまり立たずに決定されて行くはずでした


そんな昭和はとっくの昔の話、時は平成を経て令和となって
家族を取り巻く環境がメンバーそのものと共にすっかり変化してしまったのか
給付金の使い道の話以前に家庭内での分配方法で様々な問題が生じているそうです
中でも夫婦間での認識のズレは大きいらしく一触即発の物騒な状況へも発展してしまうとか


P1000582-1.JPG


そもそもこの10万円が支給される理由がしっかり理解できていれば問題発生はないはずです
こうした家庭争議の実例が紹介されるということは本来あるべき使い道を通るのではなく
大方の家庭ではほとんどすべてが臨時の可処分所得と化すために使いみちが多様化してしまい
そこに同乗の船頭さんたちが挙って自己主張してしまうものですから船は自然と山へ移動です


円満の内に家族全員が納得のゆく使い方ができるようじっくり検討していただきたいものです
かく言う我が家、もう既に妻と二人っきりでしかも妻は早々権利放棄していました
では何でニッポン経済を回そうかなどと思案に暮れる必要もなく右から左の自宅改修工事費に充当予定
家がキレイになって業者さんも一緒にニッコリ、まあ俗にいうウィン-ウィン成立ってやつですかね


nice!(31)  コメント(10) 
共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。